※本記事はYouTube動画「【衝撃】元FX業者が暴露!一般投資家の“ポジション監視”から導き出した『大衆の逆を突く』戦略|理想の建玉と実際の建玉の違いとは?」をもとに構成しています。
結論:勝つトレーダーは「大衆の逆」を突いている。一般投資家の建玉(ポジション)から逆の動きを探れ
この動画では、元FX業者でディーラー出身の「香港のK」氏が、なぜ個人投資家の逆を突くトレードが有効なのかをデータと経験に基づいて暴露しています。
彼は実際に業者内部で一般投資家の口座動向を見続けた経験を持ち、「多くの個人は“理想とは真逆”の建玉を取っている」と断言します。
一般投資家の“負けパターン”は想像以上に典型的だった
建玉の実例:理想 vs 実際
動画で紹介された「建玉(ポジション)の比較グラフ」によると、
相場状況 | 理想の建玉 | 実際の建玉 |
---|---|---|
上昇トレンド | ロング(買い)で引っ張る | 少ししか買えていない or 逆に売っている |
下落トレンド | ショート(売り)で狙う | 買い下がりして損失拡大 |
レンジ相場 | 一定の方向性を持って立ち回る | 感情に流されて売買を繰り返す |
つまり、多くの一般投資家は下がったら買い、上がったら売るという逆張り的行動を取りがちです。
元FX業者だから知っている「個人投資家のリアルな行動データ」
「香港のK」氏は、FX業者の内部で以下のような業務に関わっていました。
- システム開発・管理
- リスクマネジメント
- ディーリング部門の統括
- 個人投資家のポジション状況(口座の推移)を日々分析
その結果、彼が気づいたことは次の通りです。
- 多くの口座は継続的に資産を減らしていく
- FX業者全体では口座数は増えても資金量は増えていない
- 勝ち続けているのは全体の1〜2%程度で、多くは“ちょい勝ち〜大負け”
つまり、「大衆がやっていることと逆のことをやる」ことこそが勝つための第一歩であると結論づけています。
実践戦略:「売買動向の可視化」と「逆張りの逆張り」
「香港のK」氏は、実際に自ら独自のネットワークで複数のFX業者から実需ベースの売買データを集めて可視化しています。
その手法のポイント
- 一般投資家の買い・売りの割合を定点観測
- 売りが増えていれば買いを検討、買いが増えていれば売りを検討
- トレンドに逆らわない「逆張りの逆張り」を狙う
- 理想的な建玉と現在の大衆の建玉を比較し、自分の行動を修正
彼はこれを「理想の建玉に近づけるための“監視手法”」と呼び、実際のトレードに活用しています。
トレード実例:ゴールド(XAUUSD)ショートの考え方
「香港のK」氏は、直近ではゴールドのショートポジションを取っていました。
その理由は以下の通り:
- 雇用統計のドル安によりゴールド急騰 → 一般投資家がショート(逆張り)を始めた
- “大衆が売った”=上昇する可能性がある → いったんロングでエントリー
- しかしその後、買いが増えず売りも減らない → 上昇鈍化 → ショートへ切り替え
加えて、月足チャートで上髭が4カ月連続で出ているという「天井圏サイン」も参考に。
また、CFTC(全米先物取引委員会)の投機筋のネットポジションがロング減少傾向であることも、売り判断を後押ししていました。
データ例:ポジション変動とチャートの比較
一般投資家の売買動向の傾向(ドル円)
- 147円台~150円台:個人が買い増し → 価格下落
- 145円台~147円台:個人が売り増し → 価格上昇
この“逆ポジション効果”を活用することで、高勝率のエントリーポイントが絞れるとのこと。
「理想の建玉」に近づくための心得
- トレンド方向にポジションを取ること
- 逆張りの誘惑に打ち勝つこと
- 大衆が“買いあがる・売りさがる”傾向を理解し、それを逆に利用すること
- 売買動向を“数値・グラフで可視化”する習慣を持つこと
まとめ:プロトレーダーの視点に学ぶ「反対売買戦略」の本質
「香港のK」氏が繰り返し強調しているのは、
「大衆と同じ目線でエントリーすれば負ける確率が高まる」
「だからこそ、常に大衆の逆を意識する必要がある」
というシンプルながら本質的な考え方です。
特にFXは市場参加者の多くが個人投資家で構成されているため、この「大衆監視」は非常に有効な戦略と言えるでしょう。
コメント