※この記事は、YouTube動画「【これ見ておけばOK!】増配ラッシュ継続!あの超大企業がまさかの…【厳選10社】」の内容をもとに作成しています。
結論:2025年も高配当株は“買い”が続くか注目!特に決算好調×増配×還元強化の企業をチェック
2025年の決算シーズンも中盤に差し掛かり、多くの有名高配当企業が増配を発表。
中には減益でも増配を継続する企業や、自己株式取得を併用した株主還元強化を行う企業も目立ちました。この記事では、今週発表された中でも注目すべき10社をピックアップし、決算内容・増配幅・利回り・投資ポイントをわかりやすく整理しています。
目次
注目の高配当銘柄10社の要点まとめ
1. NTT(9432)
- 決算内容:売上は過去最高、利益は2桁の減益(計画通り)
- 増配:0.1円増配で15期連続増配(年間配当:5.3円)
- 株主還元:自己株式取得2000億円規模を発表
- トピック:NTTデータを2兆円超で完全子会社化、社名も正式に「NTT」へ変更
- 配当利回り:3.38%
2. 安田倉庫(9324)
- 増配幅:35円→58円へと大幅増配(1.5倍)
- 中期計画:配当成功30%以上+総還元成功45%目安
- 業績見通し:営業利益3年で28%増を目指す
- PBR:0.57倍と割安
- 配当利回り:3%台に上昇
3. トヨタ自動車(7203)
- 決算内容:利益は前年比35%減、営業利益は3.8兆円に
- 増配:5円増配(減益でも増配)
- 懸念材料:トランプ関税、為替、資材高
- 販売台数:米国含め全地域で増加予想(例:北米108%)
- 配当利回り:3.49%
4. 全国保証(7164)
- 配当:115円(予定121.5円より減少)
- 増配実績:2022年以降、66.5円→115円まで増加
- 自己株式取得:70億円
- 総還元成功:70%超、配当成功:50%
- 配当利回り:3.65%(過去7年で最高水準)
5. 武田薬品工業(4502)
- 増益:最終利益2.1倍
- 配当:200円(3期連続で8円ずつ増配)
- 懸念材料:特許切れ、トランプ関税(医薬品への影響)
- 利回り:4.72%(目安の5.5%に届かず)
6. トーカロ(3433)
- 事業内容:半導体・データセンター関連の表面処理
- 配当:前期+3円、今期+2円でダブル増配
- 業績:2期連続最高益、受注は継続増加中
- 利回り:4.2%
7. 稲畑産業(8098)
- 業績:わずかに減益(売上は増加)
- 増配:3円増(現役増配)
- 自己株式取得:40億円
- 配当利回り:4.02%
8. エクシオグループ(1951)
- 業績:売上・営業利益ともに中期目標達成見込み
- 好調分野:データセンター向け工事
- 配当:1円+3円のダブル増配
- 配当方針:DOE4%以上、14期連続増配へ
- 利回り:3.83%
9. ADソル日進(3837)
- 利益:3期連続最高益、営業利益率も10%超
- 配当:5年間で18円→37円(2倍超)
- 配当成功:今期から50%以上へ
- 利回り:3.42%
10. 不要総合リース(8424)
- 業績:9期連続最高益
- 配当:前期+5円、今期も増配でダブル増配
- 配当成功:32%以上を目標に徐々に引き上げ中
- 利回り:3.89%
投資家が注目すべきポイント
- 増配率だけでなく連続性に注目:安定した連続増配企業は下落相場にも強い
- 配当利回り3.5%超を目安にする投資家が多い
- 自己株式取得も株主還元の一環として評価
- 配当成功・還元成功の引き上げは今後の株主重視姿勢の表れ
まとめ:2025年の高配当株戦略は“業績×還元”に注目
本記事で紹介した10社は、いずれも配当利回りが3%以上で、連続増配や自己株式取得を積極的に行っている企業ばかりです。高配当株投資においては、一時的な業績悪化ではなく「株主還元の姿勢」「中期的な収益成長性」を見極めることが重要です。
今後の決算発表でも、同様に配当政策の継続性と株主重視の姿勢を確認することが、安定した配当収入を得るための鍵となります。
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