※この記事は【前代未聞】「2段階逆張り」で攻略しろ!直近のトランプ相場に必須な「2段階逆張り」について解説します【月末フロー・日銀会合・米雇用統計】の動画を基に作成しています。
【結論】トランプ相場では「2段階逆張り」が必須
通常なら反発するはずの重要ラインでも止まらず、その次の節目でようやく反発する。
これが「トランプ相場」の最大の特徴であり、それに対応するためには、「普段なら止まるラインではまだ逆張りせず、次の節目で逆張りする」という「2段階逆張り」戦略が必須です。
特に米ドルインデックス(DXY)、ドル円(USD/JPY)、ユーロドル(EUR/USD)など主要通貨ペアではこの動きが顕著に見られました。
トランプ相場とは?通常と何が違うのか
通常の相場では、強力なサポート・レジスタンスライン(例えばドルインデックス100ポイントなど)に到達すると、多くの場合反発します。
しかし、トランプ相場ではそうした「普通なら止まる場所」を勢いよく突破してしまいます。
例えば、
- ドルインデックス(DXY)100ポイントを突破して98ポイント付近まで急落
- ドル円142円を下抜け、さらに140.5円も突破
- ユーロドル1.12の霧番も一気に突破
こうした動きが連続して発生しました。
【図】トランプ相場の流れ
通常の流れ | トランプ相場 |
---|---|
節目ラインで反発 | 節目ラインを突破し次のラインまで直進 |
反発で逆張り有効 | 逆張りは焼かれるリスクが高い |
「2段階逆張り」とは?具体的な使い方
「2段階逆張り」とは、
1回目の強いライン(節目)では逆張りをせず、2回目のライン(次の節目)で逆張りを狙う手法です。
具体的な流れは以下の通り。
- 強い節目に到達してもすぐ逆張りしない
- その節目を抜け、次の節目近くまで到達する
- そこで初めて逆張りを狙う
- 当然、損切り(ストップロス)もセット
【例】ドルインデックスの場合
- 100ポイント到達 → 逆張りせず
- 98ポイント近辺まで落下 → ここで逆張り検討
この「ワンクッション置く」ことで、トランプ相場特有の突き抜けリスクを回避できます。
なぜトランプ相場では2段階逆張りが有効か
トランプ大統領は常識を超える発言や政策を突然行うため、市場参加者が恐怖心から取引を急ぎすぎる傾向にあります。
その結果、
- 本来なら止まるはずの節目を一気に突破
- 市場がパニック売り状態に
- 株式・国債・ドルが同時に売られる「トリプル安」が発生
という異常な動きになりやすいのです。
【参考】トリプル安とは?
- 株安(アメリカ株下落)
- 国債安(金利上昇)
- ドル安(基軸通貨の売り)
これが起きたときは、国家の信用不安レベルだと考えられます。
実際、2022年のイギリスのトラス政権でも似た現象が発生しました。
トランプ政権の「モード」に注意せよ
重要なのは、トランプ大統領が今「どのモード」にいるかです。
モード | 相場の特徴 |
---|---|
ご乱心モード(攻撃的) | トリプル安(株安・金利上昇・ドル安)、急落相場 |
制御モード(冷静) | 株高・金利低下・ドル高、レンジ相場 |
直近(2025年4月22日)はトランプ大統領が発言を撤回し、「制御モード」に入ったため、ドル安は一服し、市場も安定しています。
しかし、再び「ご乱心モード」に戻れば、また荒れる展開になります。
今後の重要イベント3つ
直近では以下の3つのイベントに注目する必要があります。
- 月末フロー(4月末)
→ テクニカル無視の大口ポジション調整による乱高下に注意 - 日銀会合(5月1日)
→ 利上げは据え置き濃厚だが、今後の利上げ路線が継続されるかに注目 - 米雇用統計(5月3日)
→ 雇用統計が悪化すれば利下げ期待でドル安が進む可能性(ただし今のところ雇用は堅調)
まとめ:トランプ相場は「2段階逆張り」で攻略せよ
まとめると、
- トランプ相場では普通の節目では逆張りせず、次の節目で逆張りする
- 現在は「制御モード」でドル安一服中
- しかし今後もトランプ発言による急変リスクは続く
- 月末フロー、日銀会合、米雇用統計に注目
これらを押さえた上で、「2段階逆張り」を徹底することが、5月以降のトランプ相場を乗りこなすカギになります。
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