【トランプ関税】日本に24%の関税で株価急落!関税で世界経済はどうなっていくのか!

2025年4月2日(米ニューヨーク時間16時)、アメリカのトランプ大統領は「相互関税」政策の導入を発表しました。この発表を受けて、株式市場は急落。世界経済の先行きに不透明感が強まり、市場は神経質な展開を見せています。


目次

■ 今回の「相互関税」の内容と具体的な税率

トランプ大統領が発表した新関税政策の主な内容は以下の通りです:

対象国・地域これまでの関税今回の新関税(最大)
日本3%24%
中国20%54%
EU(欧州連合)4%20%
その他すべての国なし〜既存関税一律10%

これにより、日本からアメリカに輸出されるすべての製品に最大24%の関税が課せられる可能性があります。


■ 市場の反応:株価急落・金利低下

この発表を受けた直後のマーケットでは以下のような反応が出ました:

  • 米国株:時間外取引で急落
  • アメリカ長期金利:急低下
  • 日経平均株価:日本時間の朝に1,600円以上の下落

これは、関税によって輸出企業の利益が圧迫され、企業収益全体に対する懸念が強まったことが背景にあります。


■ GDPへの影響予測:日本は最大▲0.8%

今回の関税がそのまま実施された場合、各国のGDP成長率に与える影響は以下のように予測されています(市場関係者の推計値):

国・地域GDPの下押し効果(予測)
中国▲1.0%前後
日本▲0.6%〜0.8%
EU▲0.2%〜0.4%
アメリカ▲0.3%〜0.5%

つまり、中国・日本は特に影響が大きく、輸出依存の高い日本企業にとっては経済成長率以上に株価へのインパクトが大きいという構図です。


■ 株価急落の“昨年8月との違い”とは?

今回の株価急落は、2024年8月の急落時とは原因がまったく異なると指摘されています。

時期主因解説
2024年8月米失業率上昇懸念(予測による悲観サームルールなどの経済モデルから「労働市場悪化が今後進む」との見方が強まったことが原因。しかし実際には失業率は悪化しなかった
2025年4月(今回)政治決定による関税引き上げ(=確定事項実際に課税されると、物価上昇→消費減退→企業収益悪化といった明確な経済悪化の連鎖が予測されるため、リスクが現実的かつ重い。

つまり、今回は「予想」ではなく「政策による事実」に基づく急落であるため、株式市場の下落圧力はより強く、長期化する可能性があるとされています。


■ 今後の展開:交渉次第では関税緩和も?

ただし、これまでのトランプ政権の経緯から、土壇場で方針を変更するケースも多々あります。

  • トランプ政権は「やる」と言って実施しない政策も多くあった
  • 日本政府は、今後この関税政策に対して緩和・撤廃交渉を進めていく見込み
  • 交渉の結果次第では、経済影響が緩和される可能性もある

そのため、マーケットとしては、不透明感が続き、神経質な値動きが継続すると考えられます。


■ 日銀・FRBなど金融政策への影響

日銀についても、今回のような「不確実性」が強まる状況では、利上げの時期がさらに後ずれする可能性が高くなります。

  • 経済が悪化するリスクがあるため、金融引き締めは難しくなる
  • 長期金利には引き続き低下圧力がかかる
  • 同様にFRB(米連邦準備制度)も、慎重な金融運営を求められる可能性がある

■ EUは報復関税を示唆。米欧関係の悪化も懸念

EU(欧州連合)は、アメリカの関税政策に対して報復措置を示唆しており、以下のような展開も懸念されています:

  • アメリカとEUの関係悪化
  • 報復合戦による「貿易戦争」への発展
  • それに伴うグローバルな景気減速リスク

トランプ政権は「今回の関税が上限」と言っていますが、状況次第ではさらにエスカレートする可能性も否定できません


■ 長期的なシナリオ:トランプ政権の“狙い”とは?

動画の最後では、今回の動きが「トランプ政権の長期戦略の一部」である可能性にも触れられています。

「まず痛みを伴う政策(関税・歳出削減)を実施し、財政的余裕を作ってから、後で減税などの好景気政策を打つ」

つまり、4年間という任期を見越した段階的な経済運営を意図しているのではないか、という見方です。

これは「レーガン政権」時代の政策スタイルとも似ており、一時的な苦しみの後に成長が戻ってくるシナリオを想定している可能性があります。


■ まとめ:今回の関税ショックは“短期では不安定、長期では調整の一部”

✅短期的なリスク:

  • 日本製品への最大24%の関税
  • 株価の急落(日経平均一時▲1,600円)
  • 輸出企業・グローバル企業への業績悪化懸念
  • 不確実性からくる金融政策の先送り

✅中長期的な見通し:

  • 今後の米・日・EUの交渉次第で状況は変化
  • トランプ政権の政策は「先に悪く、後で良くなる」設計
  • 今回の関税も「戦略の一部」として見るべき

📝補足:今後の注目ポイント

  • 日本政府の対応(交渉の進展)
  • トランプ政権のさらなる発表内容
  • FRB・日銀などの金融政策の方向性
  • EUとの貿易摩擦のエスカレート有無

今回の動きは、世界経済全体に影響を与える可能性があり、日本にとっても他人事ではありません。投資家や経済に関心のある方は、短期の動きに一喜一憂するのではなく、中長期の視点から慎重に今後の展開を見守ることが重要です。

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