この記事は「【保存版】2025年後半に投資でやる事10選をまとめて解説!」という動画をもとに作成しています。2025年も後半に入り、株式市場や為替は大きく動いています。特にトランプ関税やFRBの利下げ、日銀の利上げなど、投資家にとって判断が難しい局面が続いています。
そんな中で、2025年後半に「必ずやっておきたい10の行動」と、2026年の新NISAに向けた準備について整理しました。初心者から中級者まで実践できる内容です。
結論:2025年後半にやるべき投資アクション10選
- 不正アクセス対策の確認
- 相場急落時の心構えを準備
- 新NISAの仕組みを正しく理解
- 余裕資金があれば非課税枠を活用
- 暴落時の「タイミング投資」を検討
- 2026年の新NISA投資戦略を考える
- 金融機関の変更手続き(9月末が期限)
- iDeCo掛金上限アップを知っておく
- 将来の出口戦略をイメージ
- ほったらかし投資を再確認
以下、それぞれ詳しく解説していきます。
1. 不正アクセス対策を徹底する
2025年春にはネット証券を狙った不正アクセスが急増し、数百億円規模の被害が発生しました。
- 楽天証券:絵文字認証を導入中。2025年秋からは「パスキー認証(指紋・顔認証など)」が開始予定。
- SBI証券:既に生体認証を導入、秋からさらに強固な多要素認証を追加予定。
投資資産を守るためにも、証券会社の最新セキュリティ設定を確認しておきましょう。
2. 相場急落時の心構えを準備する
2025年前半は「円高・株安のダブルパンチ」でEマクシス・スリム米国株式が**▲20%以上下落**。その後、回復し8月には過去最高値を更新しました。
今後も
- 米雇用悪化
- トランプ関税によるインフレ再燃
などで暴落の可能性があります。パニック売りではなく「チャンス」と捉える心構えが必要です。
3. 新NISAの仕組みを正しく理解する
新NISAは2つの枠を組み合わせて利用します。
- 積立投資枠:年120万円
- 成長投資枠:年240万円
- 合計:年360万円、生涯投資枠は1800万円
重要ポイントは「売却したら翌年に枠が復活するが、復活額は購入時の価格基準」。
例:100万円で買った株を150万円で売っても、翌年復活する枠は100万円のみ。
4. 余裕資金があれば非課税枠を活用
2025年中に非課税枠を使い切れていない人は、残り枠の活用を検討しましょう。
ただし無理な満額投資は危険。生活防衛資金を確保した上で投資しましょう。
5. 暴落時の「タイミング投資」を検討
暴落局面でのスポット投資は、新NISAの成長投資枠で行うのが有効です。
例:Eマクシス・スリム米国株式(直近ピーク34,806円)
- ▲10%:30,325円
- ▲20%:27,845円
- ▲30%:24,364円
- ▲40%:20,884円
資金を1/4ずつ投入するルールを決めておけば、感情に流されずに買えます。
6. 2026年の新NISA投資戦略を考える
- 金融機関は今のままで良いか
- 積立額を増やすか減らすか
- 投資銘柄を変えるかどうか
- 家族で運用実績をシェアしているか
年に一度、戦略を点検しましょう。
7. 金融機関変更は9月末までに
新NISA口座を別の証券会社に移したい場合、9月30日までに手続き必須。
期限を過ぎると翌年からの変更になります。
8. iDeCo掛金の上限アップを知る
2026年1月からiDeCo掛金の上限が拡大予定。
- 自営業:月68,000円 → 75,000円
- 会社員・公務員:月23,000円 → 62,000円(大幅アップ)
新NISAとiDeCoをどう使い分けるか、今のうちに考えておきましょう。
9. 出口戦略を考える
投資は積み立てだけでなく「どこで売るか」も重要です。
例:
- 50歳から月3万円積立(年利5%) → 65歳で802万円
- 65歳から毎月5万円を取り崩し
- 運用せず:78歳で資金枯渇
- 年利5%で運用継続:86歳まで資金持続
老後の生活費、子供の教育費、住宅リフォームなど「どの時点で資産を使うか」をシミュレーションしましょう。
10. ほったらかし投資を再確認
初心者におすすめなのが「気絶投資」。
- 毎月の積立設定をしたら放置
- ログインを頻繁にせず、長期運用に徹する
- 余計な売買を避けることで投資成果が安定
まとめ
2025年後半に投資家がやるべきことは以下の通りです。
- 不正アクセス対策の強化
- 暴落に備えた心構え
- 新NISAの仕組み理解
- 非課税枠を有効活用
- 暴落時のスポット投資準備
- 2026年の戦略を今から考える
- 金融機関変更は9月末までに
- iDeCo改正を把握
- 出口戦略をイメージ
- ほったらかし投資を徹底
投資は「準備をした人」だけが恩恵を受けられます。2025年後半は、2026年に向けて仕込みの時期。今できることを一つずつ進めていきましょう。
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