結論:新NISAでの一括投資は「リスク許容度」がカギ!初心者は積立投資が無難
2025年4月現在、「トランプショック」により株価は世界的に急落し、為替市場も円高に大きく振れています。そんな中、「今こそ新NISAで一括投資をすべきか?」という声が増えています。
このブログでは、人気YouTuberバンクアカデミーさんの解説をもとに、一括投資のメリット・デメリット、積立投資の魅力、タイミング投資のやり方について初心者向けにわかりやすくまとめていきます。
トランプショックとは?今の相場が「異常事態」である理由
トランプ関税で世界市場が混乱
2025年3月末、トランプ前大統領が発表した相互関税政策により、以下のような混乱が発生しています:
- S&P500:年初来で約−10%
- NASDAQ100:コロナショック以来の下落幅
- ドル円:150円付近から一時的に円高へ(1円以上の変動)
加えて、米国は年内に複数回の利下げ観測があり、金利差縮小の流れから円高が進むリスクも高まっています。
では今、新NISAで一括投資するのはアリ?
結論:人によるが「リスク許容度」がすべて
一括投資が向いているのは、
- 株価が下がっても冷静でいられる人
- 追加で投資できる余剰資金がある人
- 長期視点で運用できる経験者
逆に、以下のような方には不向きです:
- 相場の下落で不安になりやすい初心者
- 資産を一気に失うことに耐えられない人
- 「底値で買う」ことにこだわってしまう人
なぜ初心者には積立投資がオススメか
心の余裕が何より大事
初心者にとって一括投資の大きなリスクは、「一気に資金を入れてしまった後に相場がさらに下がることへの不安」です。
例として、
- 積立投資で50円のときに100円分買えば2口
- 25円に下がったときも積立で100円なら4口買える
このように、価格が下がった時ほど多くの口数を買えるのが積立投資の魅力です。時間をかけて「安くたくさん買う」ことが、将来的な利益につながるというわけです。
それでも一括投資したいなら?タイミング投資のマイルールを作ろう
動画投稿者さんが紹介していたのは、「下落率に応じて段階的に投資する戦略」です。
例えばこんなマイルール
S&P500の下落率 | 投資額 |
---|---|
−10% | 資金の25% |
−20% | 資金の25% |
−30% | 資金の25% |
−40% | 残りの25% |
このように「下がったら買う金額をあらかじめ決めておく」ことで、感情に振り回されずに冷静に判断できるようになります。
積立と一括投資の実績比較
- 積立:月30万円 × 16ヶ月 = 総投資額480万円 → 含み益:約11万円(+2.3%)
- 2024年に一括投資していた場合 → 含み益:約48万円(+6.7%)
ただし、2024年は株価が右肩上がりの年だったため、一括投資の方が成績が良かっただけで、2025年のような下落相場では積立の方が有利になる可能性が高いということを強調していました。
まとめ:初心者は「余裕第一」で、積立投資をコツコツと続けよう
トランプショックによって市場が大きく動く中、「今が買い時では?」という気持ちになるのは自然なことです。
ですが、どんなに割安に見えても、重要なのは以下の3点です。
投資判断の3つの鉄則
- リスク許容度を超える金額を一気に投じない
- 感情で投資判断をしない(ルールを決める)
- 焦らず長期視点でコツコツ続ける
おまけ:もっと詳しく学びたい人におすすめの書籍
バンクアカデミーさんが執筆した『世界一やさしい新NISAのはじめ方』は、すでに3万部突破のベストセラー。
- 質問例:Q. 暴落時に狙いたいハイリスク銘柄は?
- 年齢別の戦略や、成長投資枠の活用法も収録
Amazon・楽天のURLは動画概要欄にあります。初心者にもイラスト豊富で読みやすいので、これから新NISAを始める方にはとてもオススメです。
最後に:今は「どっしり構える」タイミング
「急いで儲けようとしない」これが下落相場で勝ち残る最大のポイントです。
- 新NISAの魅力は非課税で長期運用ができること
- 短期的な利益に一喜一憂せず、自分に合った投資スタイルを続けましょう
長期目線でコツコツ積み立てれば、今の下落相場も「絶好の買い時」だったと笑って言える日が来るかもしれません。
コメント