本記事は、YouTube動画「【桐谷さんの注目株3選】EXIT・りんたろー。もマネできる!優待×配当の合計利回り4%以上株を狙え/野村證券とSUBARUを推す理由/日本最大級のお金イベント『資産運用EXPO』」をもとに、内容をできるだけ詳しくまとめたものです。
投資初心者でも理解しやすいよう、具体例や数値を交えて解説します。
目次
結論:2025年下半期は「優待+配当」の合計利回り4%以上の割安株が狙い目
将棋の元プロ棋士であり、株主優待生活で有名な桐谷広人さんは、2025年後半の投資戦略として以下のポイントを提案しています。
- 株主優待と高配当の両方を兼ね備えた銘柄
- 合計利回りが4%以上
- 株価が割安圏にある企業
- 長期的に成長が期待できる業種(証券、自動車、リースなど)
桐谷さんが特に注目する3銘柄は
- 野村ホールディングス(8604)
- スバル(7270)
- リコーリース(8566)
桐谷さんの投資スタイルと背景
- 株式投資歴は41年超
- 株主優待銘柄を約900社保有
- 配当・優待だけで生活する“優待生活”を実践
- リーマンショック時には資産3億円が5000万円以下まで減少したが、株主優待によって生活を維持した経験あり
特に、優待を期限までに使うために外出することが健康維持にもつながり、75歳の現在も元気に活動しています。
注目銘柄① 野村ホールディングス(8604)
- 株価水準:バブル期の高値5,990円 → 現在は約1,000円
- 配当利回り:4%以上
- 優待:なし(優待を求めるなら大和証券グループ本社も候補)
桐谷さんは「資産運用立国」を掲げる政府方針と新NISA拡充を背景に、証券業界全体の成長を期待。
特に野村は日本最大級の証券会社で、株価が割安水準にある点を評価しています。
注目銘柄② スバル(7270)
- 株価水準:数年前は100株=50万円超 → 現在は約28万円
- 配当利回り:4%以上
- 優待:なし
日本で4番目に大きな自動車メーカー。過去には米国トランプ政権の関税発表時に株価が急落し、その局面が買い場となった例があります。
現在の株価水準は割安で、配当利回りも魅力的。
注目銘柄③ リコーリース(8566)
- 株価水準:約53〜54万円(100株)
- 配当利回り:3%以上
- 優待:クオカード
- 1年未満:2,000円
- 1年以上:4,000円
- 3年以上:5,000円
連続増配企業であり、長期保有で優待額が増える点が特徴。金利上昇局面ではリース業界が恩恵を受けやすく、今後の成長性も期待できます。
桐谷流「失敗しない銘柄選び」3つの掟
- 高値圏ではなく、割安圏の株を狙う
- ネット証券や雑誌の「理論株価」を活用
- PBR(株価純資産倍率)が低い企業は割安な可能性
- 優待は最小単位で保有
- 優待は多く保有しても増えないケースが大半
- 余った資金は別の優待銘柄購入に回す
- 配当+優待の“合計利回り”で判断
- 単に配当が高いだけでなく、優待価値も含めて計算
- 年間合計で4%以上を目安に選定
桐谷さんおすすめの優待ジャンル
- 映画系(東宝、東京テアトルなど)
優待券で映画鑑賞費を節約でき、趣味としても楽しめる - 飲食系(銀座スカイラウンジ、居酒屋チェーンなど)
普段は食べない高級メニューも優待で楽しめる
まとめ
2025年下半期、桐谷さんは「優待+配当の合計利回り4%以上」で、かつ割安水準にある銘柄を狙うべきとしています。
証券、自動車、リース業界の中から、野村HD、スバル、リコーリースの3銘柄を具体的に推奨。
また、優待は最小単位保有・理論株価での割安判断・配当と優待を合算した利回り計算という3つの掟を守ることで、長期的に安定した株式投資生活が可能になると強調しています。
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