本記事は、YouTube動画「【緊急】日本株 ぶっ壊れた」を基に内容を整理・解説しています。
2025年10月20日、日経平均株価がついに4万9,000円台に突入。
5万円の大台を目前に控えた日本株市場では、まさに「バブル再来か?」とも言える熱気が広がっています。
なぜここまで上昇しているのか?どんな銘柄が買われているのか?
そして今後、5万円を突破できるのか――その背景と今後の見通しを初心者でもわかりやすく解説します。
日経平均4万9,185円、5万円が射程圏に!
2025年10月20日、日経平均株価は終値で4万9,185円を記録しました。

前日比で大幅上昇し、わずか1.6%の上昇で5万円に到達する水準まで迫っています。
これはまさに日本市場の歴史を塗り替える動き。
投資家たちは「明日にも5万円タッチがあるかもしれない」と期待を高めています。
なぜここまで上がっているのか?「高市トレード」の爆発
最大の要因は、自民党と維新の連立政権合意です。
これにより政局の不透明感が和らぎ、「高市内閣誕生」への期待感が一気に高まりました。
市場ではすでに「高市銘柄」が爆騰しています。
- スカイ電気:2日連続ストップ高、株価は+99%上昇
- FFRIセキュリティ:+21%上昇
この2銘柄が“高市関連銘柄”として注目を集め、市場全体の上昇ムードを牽引しています。
テクニカル分析:まだ加熱していない?冷静なチャートの形
一般的に株価が急上昇すると「過熱感」が心配されますが、今回は意外にもそうではありません。
動画内で示された主なテクニカル指標を整理すると以下の通りです。
指標 | 状況 | 解説 |
---|---|---|
25日移動平均乖離率 | 大きく乖離していない | かつてBNF氏が重視していた指標で、まだ健全範囲 |
RSI(相対力指数) | 80未満 | 一般的に80超で過熱だが、今回はまだ上昇余地あり |
ボリンジャーバンド | 3σにタッチしていない | バンドウォークしながら穏やかに上昇中 |
つまり、「見た目ほど加熱していない」上昇相場であることがわかります。
急騰というよりは「調整を挟みながらゆるやかに上がる」形で、テクニカル的には非常に綺麗なチャートです。
明日の焦点:高市総理誕生と「5万円の壁」
高市氏の首相指名選挙は14〜15時頃に行われる予定。
正式決定を受けて、夜間の先物市場は大きく動く可能性があります。
ただし注意したいのは、「出尽くし下げ」。
期待で買われた分、決定直後に利益確定売りが出るリスクも高いといえます。
5万円という節目には達成感が伴うため、一時的な反落も想定しておく必要があります。
全面高の一日:値上がり3,441銘柄 vs 値下がり691銘柄
この日の東京市場は、まさに全面高の様相でした。
- 値上がり銘柄数:3,441社
- 値下がり銘柄数:691社
特に際立ったのが、ソフトバンクグループ(SBG)の上昇です。
終値ベースで+8.49%上昇、時価総額36兆円。
取引代金はなんと5,870億円と、2位の日経レバレッジETF(2,700億円)を大きく上回りました。
SBGと日経レバで市場全体の売買代金約8,600億円を占めており、
まさに“日本株ラリーの象徴”と言える存在です。
海外投資家も本格参戦
10月第2週のデータによると、海外投資家は現物で1兆円の買い越し。
さらに先物でも1,291億円の買い越しを記録。
合わせて1.1兆円の買い越しとなっており、海外マネーが日本株に本格的に戻ってきている様子がうかがえます。
この動きは、円安・企業収益拡大・政局安定という3要素が重なった結果とも言えます。
今後の注目スケジュール
今後は決算シーズンを迎え、個別銘柄にも注目が集まります。
日付 | 主な決算企業 |
---|---|
10月24日 | 新越化学、中外製薬、アドバンテスト |
10月29日 | ディスコ |
10月30日 | 日立製作所、富士電機、JT、オリエンタルランド、東京電力 |
特に半導体関連のアドバンテストやディスコは、日経平均を左右する重要企業。
好決算ならさらなる上昇トリガーとなる可能性があります。
投資家心理は強気一色
動画制作者が実施したライブ配信アンケートでは、「まだ上がる」と回答した人が全体の75%(約5,300票)。
市場心理は依然として強気で、5万円突破を期待する声が圧倒的です。
ただし、楽観ムードが広がるときほど注意も必要。
動画でも「5万円タッチ後の反落リスク」に言及しており、短期トレードでは利益確定のタイミングを丁寧に見極めることが重要と強調されています。
まとめ:5万円到達は通過点か、それとも転換点か?
現在の日本株市場は、「高市トレード」と海外マネーの流入が重なり、過去にない勢いを見せています。
ただし、5万円という節目を前に、投資家の心理は微妙な均衡状態。
- 5万円突破=新しい上昇相場の始まり
- 5万円達成=利益確定ラッシュの始まり
どちらに転ぶかは、明日の首相指名選挙後の市場反応次第です。
一つ確かなのは、「明日の夜の先物市場は荒れる」ということ。
ボラティリティの高い展開を想定しておきましょう。
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