以下は、YouTube動画「【一気にわかる】スキマ時間にお得なインプット『儲かる小ネタ』5連発!(No 11〜15)【リベ大公式切り抜き】」の内容をもとに作成したブログ記事です。
結論:小さな知識が資産形成の大きな武器になる
この動画では、以下の5つのテーマを扱っています:
- 米国株 vs 全世界株のリターンの違いと国際分散投資の重要性
- 「必要」と「欲しい」を見分ける力が家計を救う
- 急増する証券口座の不正アクセスへの対策
- 投資タイミングの神様は存在しない?タイミングよりも継続が大事
- 国際分散投資は最も信頼できる「成長産業」である
それぞれの内容を、わかりやすく具体例を交えて詳しく見ていきましょう。
1. 米国株と全世界株、どちらが有利?数字で見るリターンの違い
2025年現在、米国株(S&P500)のリターンは年初来で−13.6%、一方で全世界株は−10.03%と、意外にも全世界株の方が健闘しています。
また、1979年〜2021年までの10年移動平均リターンを比較すると、
- 米国株は一貫して強い時期もあるが、
- 2006〜2012年のように他地域に劣後する時期もある
というように、どの地域が勝ち続けるかは「時期による」という結論になります。
重要な視点:
全世界株(通称「オルカン」)に投資していれば、「どの国が勝つか」を予想する必要がありません。これは長期投資において非常にストレスが少なく、合理的な選択といえるでしょう。
2. 必要なものと欲しいもの、あなたは区別できている?
「必要だから買ったつもりが、実は広告に洗脳されていた」──そんな話がよくあります。
広告業界のレジェンドスタンリー・バーネット・リーザー氏はこう言いました:
「2台目の車を消費者が必要だと感じていなくても、我々が“必要だ”と感じさせればいい。」
つまり、広告とは「欲望を掘り起こす手段」であり、私たちが“必要”だと思っているものの多くは「作られた必要」である可能性があるのです。
行動のヒント:
- 自分が「本当に必要」だと思っているものを見直す
- その商品がないと生活が成り立たないか?と問い直す
3. 証券口座が危ない!不正アクセス被害が社会問題に
最近、証券口座の不正取引が急増しています。
- 不正取引件数:1,454件(直近3ヶ月)
- 勝手に売買された金額:約954億円
- 被害事例:1,800万円の損失を被った個人投資家も
しかも、証券会社は補償してくれない場合が多いという現実…。
今すぐできる5つのセキュリティ対策:
- メール・SMSのリンクを不用意に開かない
- 公式サイトをブックマークし、そこからのみログイン
- 二段階認証と通知サービスの活用
- パスワードの使い回しを避け、安全性の高いパスワードを設定
- OSやアプリを常に最新の状態に保つ
「お金を失わないことは、もうけることと同じ」。守る力も立派な投資です。
4. 投資のタイミングは重要?実例から分かる衝撃の真実
4人の投資家が、毎年2,000ドル(約30万円)を20年間投資した場合のシミュレーション結果がこちら:
投資家 | 投資タイミング | 最終資産額 |
---|---|---|
Aさん | 毎年の最安値で購入 | 約2,600万円 |
Bさん | 毎年最初に定期購入 | 約2,400万円 |
Cさん | 毎年の最高値で購入 | 約2,100万円 |
Dさん | 債券のみ購入 | 1,000万円未満 |
最安値で買えたAさんと、ただ積立したBさんとの差はわずか。
そして、最悪のタイミングで買ったCさんですら2,000万円を超えており、株を買わなかったDさんが唯一の「負け組」という結果です。
学びのポイント:
- 最良のタイミングを狙うのは現実的ではない
- 継続こそが力
- 市場に居続けることで結果がついてくる
5. 今最も信頼できる成長産業は「国際分散投資」だ
将来性のある産業に投資したいと考える人は多いですが、「これから何が伸びるか」は誰にも分かりません。
しかし、経済全体は長期的に成長し続けているというデータがあります。そうした前提のもとで生まれたのが「国際分散投資」という概念です。
ジョン・テンプルトンの言葉:
「世界規模で投資すること自体が、1つの成長産業である。」
これは1984年の発言ですが、今も本質は変わっていません。
まとめ:小さな知識が未来を変える
今回紹介された5つのテーマはすべて、日常生活や投資判断に直結するものばかりでした。
- どの資産に投資すべきか?
- どんな心構えで投資を続けるべきか?
- どこにリスクが潜んでいるか?
こうした知識は、一見「小ネタ」でも、積み重ねることで大きな資産形成の礎になります。
次のスキマ時間にも、ぜひもう1つ新しいインプットを。
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