※本記事は、YouTube動画「決算で暴落すかさず購入!ヤバめ増配も」の内容をもとに作成しています。決算発表を受けて株価が大きく動いた注目銘柄や、実質利回り10%超えの増配株について、初心者にもわかりやすく解説します。
結論:高配当株は暴落時に狙え!「減配なし」「増配連発」の優良銘柄に注目
株式市場では、決算発表後の株価急落がしばしば起こりますが、実は配当重視の長期投資家にとっては絶好の買いチャンスです。今回紹介された銘柄の中には、過去40年以上減配していない企業や、実質利回りが10%を超える増配発表を行った企業もありました。
1. 日本化薬(4272):減配ゼロの安心感と高配当利回り
- 決算内容:今期12%の減益予想で株価約8%下落
- 購入価格:1,262円で購入
- 配当利回り:4.7%
- 減配履歴:40年以上なし
- 自己資本比率:70%以上
- 時価総額:2,000億円超
業績はやや鈍化傾向にあるものの、安定した配当と高い自己資本比率から、長期保有には非常に向いている銘柄です。
2. KDDI(9433):10.3%の実質利回り、2期連続最高益で増配
- 決算内容:2期連続最高益、今期も増配予定
- 配当利回り:実質10.3%
- 直近の株式分割:2分割済み
- 長期保有者の実質利回り:買値ベースで10%以上
KDDIは着実に増配を重ねており、安定成長かつ配当にも積極的な銘柄として評価が高いです。特に、数年前に購入していた投資家の配当利回りは10%超に達しているとのこと。
3. 三井住友フィナンシャルグループ(8316):実質利回り11.5%
- 決算内容:前期比2円増配、今期さらに増配予定
- 配当利回り:11.5%
- 長期保有者の利回り:13~14%以上
大手メガバンクの中でも、増配ペースが早く、株価3倍+配当倍増というまさに“配当成長株”の典型例です。過去に安値で購入できた人はまさに大勝利。
4. 三井住友トラスト(8309):2期連続最高益、着実な増配継続
- 決算内容:今期最終9%増益予想、5円増配
- 特徴:配当利回りが高く、メガバンクよりも注目度上昇
昨年の「令和のブラックマンデー」時に安値で購入していた投資家には、大きな恩恵となる結果となりました。
5. 三井松島HD(1518):30%の自社株買い+大幅増配
- 決算内容:自社株買い+大幅増配(配当+株主還元政策)
- 株価反応:ストップ高
- PBR対策としての自社株買いも評価ポイント
PBR1倍割れへの対応として、大胆な株主還元を打ち出す姿勢が投資家から高く評価されています。
6. 住友化学(4005):過去の減配から回復しつつある兆し
- 決算内容:今期4%の増益見込み、3円の増配
- 配当水準:徐々に回復中
減配歴のある企業ながらも、業績回復に伴って配当も戻しており、“見直し買い”の候補として注目です。
7. スバル(7270)・イスズ(7202):業績悪化も配当は維持
- スバル:前期12%減益、今期業績予想なしだが配当維持
- イスズ:株価6%下落、今期も配当維持
- 課題:業績と配当のバランスに注意
自動車セクター全体にやや厳しい風が吹く中、配当は維持方針という姿勢は評価されるものの、今後の業績回復に不安が残ります。
8. 協和キリン(4151):営業利益2倍予想、自社株買いも実施
- 決算内容:2026年3月期営業利益2倍、自社株買いあり
- 株価:一時1,400円まで落ちたが回復中
- EPSと配当:50円・50円と利益に対しての配当が高め
業績が回復すれば大きなリターンを期待できる銘柄。過去に大きく下落した分、今後の反発にも注目。
9. 中京銀行(8530):地銀でも強い決算・12円増配
- 決算内容:前期比24%増益、12円増配
- 株価:6%上昇
- 配当利回り:4%近く
地銀の中でも増配と業績の両立ができている銘柄として評価され、高配当狙いの投資家に人気です。
10. その他:注目銘柄ピックアップ
- 田村製作所:反発期待の底値圏
- ミルボン:第1四半期で55%減益、年初来安値圏
- メニコン:決算後11%下落、優待目当てなら早期購入検討も
- ヤマハ発動機:決算翌日に下落、優待内容が魅力的
補足:不動産クラウドファンディング「小槌」とは?
動画では、不動産投資型クラウドファンディング「小槌」についても紹介されました。
- 想定利回り:年4%
- 元本既損:これまで0件
- 少額投資:1万円から可能
- Amazonギフト券キャンペーン:動画経由で登録すれば2000円分
元本保証はないものの、堅実な投資商品を探している人にとって現実的な代替投資先になり得ます。
まとめ:高配当+増配銘柄は長期投資に最適
銘柄名 | 配当利回り | 特徴 |
---|---|---|
日本化薬 | 約4.7% | 40年以上減配なし |
KDDI | 実質10.3% | 2期連続最高益・連続増配 |
三井住友FG | 実質11.5% | 増配&株価上昇で配当2桁超 |
三井住友トラスト | 高配当 | 2期連続最高益 |
三井松島HD | 高配当+自社株買い | PBR対策 |
協和キリン | 成長期待 | 営業利益2倍予想 |
今回の決算シーズンでは、暴落時の“即買い”が功を奏する場面が多く見られました。配当利回りと業績を見極め、賢いポートフォリオ構築に活用してみてください。
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