【2025年最新版】楽天証券も参入！有価証券担保ローン16社徹底比較と活用法

2025年7月13日

本記事は、YouTube動画「【超有料級】楽天証券も参入！全16種の有価証券担保ローンの条件/メリット/デメリット/活用事例/おすすめ先を徹底解説します」をもとに、有価証券担保ローンの仕組み、使える証券会社、メリット・デメリット、そして2026年に向けた業界の変化まで、初心者にもわかりやすく丁寧にまとめました。

結論：有価証券担保ローンは資産を手放さずに流動性を確保する有効な手段

有価証券担保ローンは、株式や債券などの保有資産を担保にお金を借りられる仕組みで、富裕層を中心に活用が広がっていましたが、最近では楽天証券の参入により一般層への裾野も広がっています。

資産を売却せずに資金調達が可能であり、再投資や生活資金、法人運用など多彩な活用ができる点が大きな魅力です。

有価証券担保ローンとは？仕組みを初心者向けに解説

自分が保有する株式・債券・投資信託などの有価証券を担保にして資金を借りるローン。
借入可能額は時価の**50〜80％**が一般的。
- 例：1000万円の株式 → 500〜800万円を借入可能。
金利は年1〜3％台。LTV（ローン・トゥ・バリュー）が重要。
- LTV50％：1億円分の担保に対し5000万円の借入。
**使用用途が自由（原則）**という点も魅力。

主要証券会社16社の条件比較一覧（抜粋）

証券会社	金利目安	最小借入額	最大LTV	特徴
野村PB（プライベート）	1.3～1.5％	5億円～	最大80％	超富裕層限定。最低10億円預け入れ必要
野村Webローン	1.9％	なし	50～60％	ネット完結で個人利用に最適
楽天証券（国内株）	1.875～3.875％	なし	60％	株式のみ。金額により金利が異なる
楽天証券（IFA経由）	70～75％	IFA限定	外債担保限定	法人利用も今後対応予定
UBS（三井住友信託提携）	競争力高（非公開）	3億円～	柔軟	スイスフラン建ローンも対応
マネックスPB	条件中程度	5000万円～	60％程度	郵送型でやや不便

※調査時点での非公式情報を含みます。詳細は各証券会社にご確認ください。

メリット：有価証券担保ローンが注目される理由

資産を売却せずに流動資金を確保
- 株や債券を保有し続けたまま、現金を手元に。
使用用途が原則自由
- 再投資、新築マンションの手付金、法人資金注入など多用途に対応。
売却できない資産も活用可能
- IPO株や自社株、ストックオプションなど。
再投資による利回り向上
- 例えば債券にレバレッジをかけ、利回り5％→7％へ。
外貨建てローンも可能（スイスフランなど）
- 金利が低い通貨で借りることでコストを圧縮。

デメリットとリスク

レバレッジによるリスク増大
- 相場下落時に大きな損失に繋がる可能性。
おいしょう（追加保証金）のリスク
- 担保評価額の下落でロスカットの可能性。
ローン金利の上昇
- 日銀の利上げによって借入コストが増える。
信用情報に記録される
- 不動産投資など他ローンへの影響も。
法人利用のハードルが高い
- 法人対応は限られており選択肢が少ない。

活用事例7選（一部抜粋）

活用目的	解説
債券2階建て運用	1億円で債券購入→その債券を担保に5000万円借入→再投資
インデックスファンド担保	株を売らずに流動性確保。暴落時のナンピン買いにも活用可
新築マンションの手付金	債券担保に資金調達し手付金支払いに利用
IPO株・自社株活用	売却不可の株を担保にキャッシュフロー創出
法人に貸し付けて経費処理	個人で借り法人に貸し付けることで税制優遇を活かす
スイスフラン建て借入	調達金利が低く、円よりも有利なレートが可能
米ドル建て借入	為替ヘッジをしつつ米ドル資産に投資（将来の選択肢）

どこを使うべきか？パターン別おすすめ証券会社

属性	おすすめ先	理由
超富裕層	野村PB	金利・条件ともに最良、ただし門戸は狭い
富裕層	UBS・楽天IFA	外債担保や外貨ローンが可能、法人利用への期待も
一般投資家	野村Webローン・楽天証券	ネット完結、低額から利用可能