この記事は、YouTube動画「6月権利確定必ず押さえる厳選優待10銘柄」をもとに内容を整理・詳述したものです。
結論:6月は株主優待の狙い目!飲食・小売・配当と優待のダブル利回りに注目
6月は、年間を通じても特に株主優待が充実する月のひとつです。4月・5月に比べて対象銘柄が増え、かつ魅力的な内容のものが多く、配当と優待のダブル利回りを狙うには絶好のタイミングとなります。
今回はその中から、特に注目すべき10銘柄をピックアップ。外食・日用品・サービスなど、初心者でも分かりやすいジャンルを中心にご紹介します。
1. 日本マクドナルドホールディングス(2702)
- 株価:約6,000円前後(過去は7,000円水準)
- 優待内容:年2回、お食事券(6セット分)
- 配当利回り:約1%
- 優待価値:年12,000円相当 → 優待利回り 約2%
- 総合利回り:約3%
マクドナルドは1年以上の継続保有が優待条件。長期投資前提で持つべき鉄板銘柄であり、食事券の使い勝手・金額面でも非常に高い評価を受けています。
2. フジオフードグループ本社(2752)
- 優待内容:年2回お食事券(3,000円×2)
- 優待利回り:約4.86%
- 配当利回り:0.24%
- 総合利回り:5%以上
- 優待トピック:お得な「福袋」も購入可
串屋物語や大衆食堂などの飲食店を運営。株主優待は高利回りかつ使い勝手も良好。福袋購入特典など、優待の楽しみ方も広がります。
3. スカイラークホールディングス(3197)
- 株価:3,000円超(過去は1,300円台)
- 優待内容:年2回お食事券(100株で2,000円×2)
- 配当利回り:約0.6%
- 優待利回り:約1.3%
- 総合利回り:約2%
現在の株価は高めですが、業績・ブランド力ともに安定。1,000株保有で年34,000円相当の優待も。資金力がある人におすすめ。
4. 物語コーポレーション(3097)
- 株価:約3,690円
- 優待内容:焼肉キング・丸源ラーメンなどで使える食事券(年7,000円相当)
- 配当利回り:約1%
- 優待利回り:約1.9%
- 総合利回り:約3%
決算内容も良好で、増配傾向。焼肉キングなど人気店舗で使えるため、使い道に困りません。自己資本比率も高く財務も安定。
5. ジョイフル本田(3191)
- 株価:約2,000円
- 優待内容:商品券または特産品カタログ(年3,000円~・長期保有で増額)
- 配当利回り:約3.2%
- 優待利回り:高水準
- 総合利回り:非常に魅力的
ホームセンター系ではトップクラスの高利回り。優待券は有効期限なしというのも注目ポイント。
6. QBネットホールディングス(6571)
- 株価:約1,000円
- 優待内容:ヘアカット無料券(年最大3枚)
- 配当利回り:約3%
- 優待利回り:2.5%程度(1,000円×年2枚換算)
- 総合利回り:約6%
1000円カットのQBハウス運営。生活密着型業態で安定需要あり。初の優待導入により注目度も上昇中。
7. カルナバイオサイエンス(証券コード記載なし)
- 業種:広告配信・デジタルギフト
- 優待内容:AmazonやPayPay等に交換できる「デジコ」(年2,000~3,000円分)
- 配当利回り:約3.7%
- 総合利回り:約5%
現金同等のデジタルギフトがもらえる、非常に使い勝手の良い優待。注意点としては、企業が全額コストを負担している可能性があり、優待廃止リスクもある点は意識が必要。
8. 穴吹興産(8928)
- 株価:約2,100円
- 優待内容:カタログギフト3,000円分(年1回)
- 配当利回り:約2.8%
- 優待利回り:約1.4%
- 総合利回り:約4.2%
中国地方を中心とした不動産販売会社。10年以上減配なしの安定した配当実績が光ります。
9. フルキャストホールディングス(4848)
- 優待内容:ラーメン食事券2枚 or ラーメン4食セット(年2回)
- 配当利回り:約3.7%
- 優待利回り:2.5%程度
- 総合利回り:6%前後
人材派遣業だが、子会社がラーメン店「嵐月」を運営。継続保有で優待2倍になる点も大きな魅力。内容が手厚すぎて継続が懸念されるレベル。
10. コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス(2579)
- 株価:約2,500円
- 優待内容:自販機で使えるドリンクチケット(年2回、最大10枚)
- 配当利回り:約2.3%
- 優待利回り:最大で約0.7%
- 総合利回り:最大で3%程度
優待はドリンクチケットがアプリ連携で発行される現代的スタイル。継続保有で枚数が2倍になる点も魅力。
まとめ表:6月おすすめ優待銘柄一覧
銘柄名 | 優待内容 | 優待利回り | 配当利回り | 総合利回り |
---|---|---|---|---|
日本マクドナルド | 食事券(6食分×年2) | 約2% | 約1% | 約3% |
フジオフード | 食事券3,000円×2 | 約4.8% | 約0.2% | 約5% |
スカイラーク | 食事券2,000円×2 | 約1.3% | 約0.6% | 約2% |
物語コーポ | 食事券3,500円×2 | 約1.9% | 約1% | 約3% |
ジョイフル本田 | 商品券・特産品カタログ | 高め | 約3.2% | 高水準 |
QBネットHD | カット券×2(+継続特典) | 約2.5% | 約3% | 約6% |
カルナHD | デジタルギフト | 約1.5%~ | 約3.7% | 約5% |
穴吹興産 | カタログギフト3,000円 | 約1.4% | 約2.8% | 約4.2% |
フルキャストHD | ラーメン優待 | 約2.5% | 約3.7% | 約6% |
コカ・コーラBJ | 飲料チケット(5~10枚) | 約0.7% | 約2.3% | 約3% |
総評:優待と配当の“ダブル利回り”で堅実投資を目指そう
6月権利確定銘柄は、食事系・日用品系・生活密着型が多く、実利が大きいのが特徴です。
- 初心者にはマクドナルド・スカイラーク・物語コーポがおすすめ
- 利回り重視ならフジオフードやフルキャストHDが注目
- 割安銘柄や高配当株を組み合わせて分散投資を
これらを組み合わせて、リスクを抑えながら生活に役立つ優待を手に入れるのが6月投資戦略のポイントです。
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