この記事は「FX、-2億円!やっと円高が来たどーーー」という動画を基に作成しています。FX初心者でも理解できるように、動画の内容を整理し、数字や背景を交えて詳しく解説します。
目次
結論:円高は来たが遅すぎた。損失は-2億円超えでポジション縮小へ
動画主は「夏の円高」を見込んでドル円売り(円買い)ポジションを大きく持っていました。しかし実際に円高が動き出したのは予想より遅く、その間に含み損が膨らみ続け、最終的に**-2億679万円**という巨額の損失に。
現在は損切りを入れつつポジションを縮小し、FX引退を視野に入れていると語っています。
今週の為替市場の動き
- ジャクソンホール会議(米国)
- パウエルFRB議長が「利下げスタンス」を示唆
- 米長期金利が下落 → ドル売り・円買い → 株価上昇
- FRBの利下げ観測
- 一部では「9月に1回だけ利下げで終了」との見方も
- そのため「利下げ期待による株高・ドル安」が長続きするかは不透明
- 日銀(上田総裁)の発言
- 賃金上昇圧力が続くと指摘、ややタカ派寄り
- 日本の長期金利は**1.615%(17年ぶりの高水準)**まで上昇
- ただし、利上げは年内1回が限度という見方も
インフレ指標と今後の注目イベント
- 米PPI(生産者物価指数)、PMI(製造業景況感)は予想以上に強い → インフレ再燃懸念
- 今週の重要指標:
- 月曜:新築住宅販売
- 火曜:消費者信頼感指数
- 木曜:GDP(改定値)
- 金曜:PCE(個人消費支出、FRBが最重視)
PCEが高止まりすれば、9月に利下げしても継続は難しい可能性があります。
投資家本人のトレード状況
- 含み損:1億5845万円
- 損切り:27万円
- 合計損失:-2億679万円
- 現在の戦略:
- 円高局面では売りポジションを解消
- マイナススワップ(円買いの金利負担)が重いため、買いポジションへ切り替え
- FXからの「引退」を表明し、ポジション縮小中
また、中国株の反発や米ハイテク株(特にNVIDIA決算)の影響で世界株高が続いているものの、個人的には「中国株が上がると天井が近い」と感じており、株式市場全体に警戒感を持っています。
今後の為替と投資の見通し
- 円高は一時的:日銀の利上げ余力が小さいため、長期的には再び円安基調になる可能性が高い
- 米ドルは不透明:インフレ再燃の兆しがあるため、利下げは限定的になる見通し
- 株式市場はバブル的上昇局面:利下げ期待で上昇しているが、指標次第で急落のリスクあり
まとめ
- 円高は来たが遅すぎ、巨額損失は避けられなかった
- 日銀が利上げしても1回が限界、円高の持続性には疑問
- 米国のPCEなどインフレ指標がカギ、利下げが続くかどうかは不透明
- 投資家本人は「ポジション縮小」と「引退」を口にし、守りを重視
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