【S&P500積立検証】大暴落でも資産増!?25年分の実データでわかった長期投資の真実とは

2025年4月、トランプショックと呼ばれる世界的株安の中、「積み立て投資を続けて本当に大丈夫なのか?」という疑問を持つ人が急増しています。

今回紹介する動画では、PythonとAIを使って過去25年分のS&P500の積立データをガチで検証。その結果、ITバブル・リーマンショック・トランプショックという三大暴落を経ても、積み立て投資が圧倒的に強かったという事実が明らかになりました。


目次

結論:暴落の恐怖を超えた者だけが、大きな果実を手にする

  • 2000年ITバブル、2008年リーマン、2025年トランプショックなどの歴史的な暴落でも、S&P500積立投資は全期間プラス
  • 例えば、2000年から積立を始めた場合、25年間で+3161万円の利益という結果に。
  • 暴落は「チャンス」。むしろ積立にとってはバーゲンセール

では、具体的な数値でその強さを見ていきましょう。


検証データで見るS&P500積立の実力(暴落込み)

①2020年5月~2025年4月:トランプショック直撃世代

積立期間投資額最終評価額累計利益
2020年5月~2025年4月約300万円約351万円+51万円

※2025年1月時点では100万円以上の含み益があったが、トランプショックで半分近く吐き出し


②2015年5月~10年積立:成長相場と急落を経験

積立期間投資額最終評価額累計利益
2015年5月~2025年4月約600万円約969万円+369万円

※2025年1月時点では+1169万円あったため、200万円以上の資産が1ヶ月で消失


③2010年~2025年(15年間)

積立期間投資額最終評価額累計利益
2010年~2025年約900万円約1900万円+1000万円以上

※暴落後でも利益は大きく残り、投資継続の強さが証明された


④2005年~2025年(20年間)

積立期間投資額最終評価額累計利益
2005年~2025年約1200万円約3275万円+2075万円

※1月時点では+2698万円→約600万円以上減少したが、依然として大きな利益を確保。


⑤2000年~2025年(25年間)

積立期間投資額最終評価額累計利益
2000年~2025年約1500万円約4661万円+3161万円

※1月末の評価額は5000万円近く→暴落で850万円以上の減少があったものの、依然3,000万円超の含み益。


ドルコスト平均法の効果とは?

この動画で特に強調されたのが「ドルコスト平均法」の強さです。

  • 株価が高いとき → 少ししか買えない
  • 株価が安いとき → たくさん買える

つまり、暴落時はチャンス。安い価格で多くの口数を買えるため、長期的に見ると平均購入価格が下がり、利益が出やすくなるのです。


暴落は何度でも来る。だが、毎回回復している

動画では歴史的暴落と回復までの期間にも注目していました。

暴落期間下落率回復期間
ITバブル崩壊2000~2002年約50%約4年
リーマンショック2007~2009年約57%約5年
トランプショック2025年約20%(進行中)不明(想定2年以内)

どの暴落も、最終的には数年で株価は元に戻っているのが特徴です。


投資家に必要なのは「信じる力」と「継続力」

この動画の後半では、長期積立の成功には「メンタルの強さ」と「信じ抜く力」が欠かせないことが語られています。

  • 短期の損益に一喜一憂しない
  • 数十年という時間軸で見る
  • 積立をやめることが最大のリスク

投資家の不安を象徴的に描いた「トランプショックで資産が半減」「暴落で夜も眠れない」などのシーンもリアルで、多くの人が共感できる内容です。


新NISA時代における戦略

新NISAでは非課税枠が拡大し、積立額も大きくなる一方で、暴落時の下落幅もインパクトが大きくなります。

しかし、動画ではこう語られていました。

「下落幅が大きいということは、買い増せる口数が増えるということ。つまりチャンスも大きくなる


まとめ:積立投資は「未来の自分へのギフト」

  • 暴落は怖い。でも、回復はもっとすごい。
  • 途中でやめたら意味がない。続けた者が勝つ。
  • 未来は誰にもわからない。だからこそコツコツと信じて積むことが大事。

積立投資は人生そのもの。焦らず、驕らず、感情に振り回されずに続けること。それが資産形成の最も確実な方法です。

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