本記事は、YouTube動画『【+68%爆上がり】2026年、ゴールドはまだ上がる?最新の見通しと新NISAで買えるおすすめゴールドファンドを徹底解説!』の内容を基に構成しています。
結論 2026年のゴールドは上がる可能性が高いが 短期の下落も想定して積み立てが現実的
動画の結論を先にまとめると、2025年にゴールドが約68%も上がった後でも、2026年は上昇または横ばいのシナリオが多く、確率的には上向きと考えられる一方で、金利上昇や景気再加熱のシナリオでは下落もあり得るため、一括より積み立てでコツコツ買う方が納得感が高い、という整理でした。
さらに新NISAでゴールドに投資する具体策として、低コストで人気が集まっているゴールド投資信託としてSBI・iShares ゴールドファンド通称サクっと純金が紹介され、為替ヘッジありなしの選び分けが重要だと説明されています。
2025年の金価格は異常な強さだった だからこそ2026年が気になる
動画の出発点は、2025年のゴールド相場が歴史的な年だったという振り返りです。
1年間で約68%上昇し、S&P500の約18%、日経平均の約26%と比べても突出していたと語られています
。1年でここまで上がると、視聴者としては2026年も上がるのか、今から買うと高値掴みではないか、どの投資信託を選べばよいのかが気になってくる。
そこで動画では、感覚ではなくデータで判断するという方針のもと、専門機関のレポートや大手金融機関の予測、日本の見解も踏まえながら見通しを整理し、後半で新NISAで買える具体的な商品まで落とし込んでいます。
2025年のゴールドは何が起きたのか 1年で+68% 最高値更新が50回超という異常な上昇
動画では、2025年のゴールドを一言で言えば歴史的な右肩上がりだったと表現しています。
年初に約2600ドルだった金は、10月に市場最高値となる4381ドルを記録し、年間上昇率は約68%に到達したという説明です。
さらに、11月までに最高値更新が50回以上とされ、体感としてはほぼ毎週のように最高値更新のニュースが流れる状況だったと振り返られています。
国内の円建て金価格についても触れられ、1gあたり約2万4000円という水準、田中貴金属の店頭価格で1月6日時点の過去最高が2万4491円という数字が示され、円安の影響も重なって円建てゴールドが高値になっていることが強調されます。
なぜ2025年はここまで上がったのか 5つの要因を押さえると2026が見えやすい
動画では、2025年の上昇要因を5つに整理しています。ここを理解すると、2026年の見通しの読み方が分かりやすくなるという立て付けです。
まず1つ目は地政学リスクです。戦争や国際的対立で経済が不安定化する局面では、株や債券への不安が強まり、安全資産としてのゴールドに資金が集まりやすい。有事の金という性格が2025年の上昇を支えたと説明されます。
2つ目は中央銀行による大量購入です。
動画ではこれが最重要級の要因の1つとして語られます。
2022年以降、世界各国の中央銀行が猛烈に金を買い増しし、3年連続で年間1000t超の購入が続いている。これは世界の年間生産量の約3割に相当すると説明され、それだけの需要が継続すれば価格が上がりやすいのは自然だという流れです。
背景として、ロシアの海外ドル資産凍結を受けてドル以外の外貨準備として金が選ばれやすくなったこと、中国が米ドル依存を下げるために金を積極的に買っている見方、中国人民銀行が2025年11月も購入を増やし11ヶ月連続で準備高が増加しているという話が出てきます。動画の語りでは、特に中国やロシアの動きが中長期の下支えになり得るというニュアンスが強めです。
3つ目はマネーサプライの増加です。2000年以降、世界のマネーサプライが約4.5倍、年平均で約7%ずつ増えているという説明があり、コロナショック以降の大規模緩和でお金が急増したことが強調されます。
お金の量が増えるほど通貨の価値は相対的に薄まり、人工的に増やせない金の希少性が相対的に強く見える。この考え方が資金流入を促したという整理です。
4つ目はモメンタム効果です。上がっているものは上がり続けやすいという投資行動が、2023年以降の上昇トレンドを加速させたという説明で、ワールドゴールドカウンシルの分析として2025年の上昇要因の約9%がモメンタムとされています。
5つ目はインフレヘッジ需要です。物価上昇が続く局面では現金の実質価値が目減りしやすく、資産防衛として金に注目が集まりやすい。過去データでもインフレ局面で金が上がる傾向があるとして、2025年はこの要因も重なったとまとめられます。
2026年の見通し WGCの4つのシナリオを読むと 方向性が整理できる
ここからが動画の本題で、ワールドゴールドカウンシルが2025年12月に出したゴールドアウトルック2026の内容として、2026年の金価格を4つのシナリオで整理しています。世界経済がどう動くかで金の値動きが変わるという設計で、初心者にも分かりやすく解説するという流れです。
1つ目はマクロコンセンサスです。
世界経済が年2.7%から2.8%程度で成長し、インフレもおおむね横ばい、米国の利下げも限定的という安定シナリオで、FRBは2026年に0.5%程度利下げ、長期金利は概ね横ばい、ドルはやや上昇という前提が語られます。
この場合、金価格はプラスマイナス5%程度という見立てで、大きく上がりも下がりもしない。
ただし動画では、中央銀行の購入継続や地政学リスクの根強さを理由に、WGCとしては完全な現状維持よりもう少し上振れの可能性を見ているようだ、と補足されます。
2つ目は浅い景気後退です。
AI期待の剥落でハイテク株が下落し、利益率低下や雇用悪化が進むという想定で、FRBは予想以上の利下げに動く可能性がある。政策金利が約0.95%低下、10年債利回りも0.3%から0.4%程度下がるという説明が出てきます。
この場合、金価格は+5%から+15%が見込まれる。金利が下がると利息のつかない金を持つ理由が増え、さらに景気不安で安全資産需要も高まるというロジックが説明されます。
3つ目は負の連鎖です。
最悪ケースとして、米中の緊張激化、地域紛争の長期化、新たな金融危機などで世界経済が大きく落ち込むイメージが示されます。
2008年や2020年のようなショック級の事態が起きると、資金が安全資産に殺到しやすく、金価格は+15%から+30%の上昇があり得るとされています。危機時に金が買われるのは歴史的にも確認できるという説明でした。
4つ目はリフレーション復活です。
景気再加熱を伴うインフレ圧力の復活で、トランプ政権の政策が予想以上に成長を促進し、雇用と消費が増える一方でインフレも再燃する。
インフレ抑制のためFRBが利下げ停止どころか利上げに転じる可能性があり、この場合は金価格が-5%から-20%下落し得るというシナリオです。
過去の急激な利上げ局面で金が一時的に弱くなることがあったという説明も添えられ、金投資家が注意すべきリスクシナリオとして位置づけられています。
動画のまとめ方としては、4つのうち3つは上昇または横ばいで、下落は1つだけ。もちろん未来は断定できないが、確率的には上昇の可能性が高いと見られる、という結論に繋がります。
大手金融機関の予測はどうか 強気が多いが 慎重派もいる
WGC以外の予測として、ゴールドマン・サックスが2026年末を約4900ドルと予測し、現在水準から約12%上昇を見込むという話が紹介されます。
JPモルガンはさらに強気で2026年の平均価格を5050ドル台と説明されています。
日本の専門家側では、日本貴金属マーケット協会が高値5000ドル付近、底値3700ドルという見通し、楽天証券も高値5200ドル、年末5000ドルという予測が紹介され、5000ドル前後がコンセンサスになりつつある印象だと語られます。
一方で慎重な見方として、シティグループが2026年後半までに2500ドルから2700ドルまで下落する可能性を指摘しているとも述べられます。
動画の整理では、上昇継続が優勢に見えるが、短期的には下落局面もあり得るので、投資法としては積み立てが合うという結論が改めて確認されます。
新NISAで買えるおすすめゴールドファンド サクっと純金が低コストで人気
後半は具体的な商品紹介で、新NISAの成長投資枠で買えるゴールド投資信託として、SBI・iShares ゴールドファンド通称サクっと純金が取り上げられます。
為替ヘッジありと為替ヘッジなしの2タイプがあり、どちらも新NISAで購入できるという説明です。SBI証券の積立ランキングでトップ10常連、販売金額ではファングプラスを超える人気という話も出てきます。
仕組みとしてはファミリーファンド方式で、集めた資金をマザーファンドに投資し、そのマザーファンドがブラックロック運用のiShares Physical Gold ETCに投資する流れが説明されます。
このETCはLBMA金価格への連動を目指し、金の現物を保有する。つまり投資家は金そのものを直接買うのではないが、金価格に連動する値動きを狙う設計だという理解になります。
最大の魅力として強調されるのが信託報酬の安さで、年率約0.1838%という数字が示されます。コスト差が長期で効く例として、100万円を10年運用した場合に信託報酬0.18%と0.44%では約2.6万円差が出る、元本が1000万円なら差はさらに広がり、期間が20年30年なら影響はもっと大きい、という説明がされています。
さらに純資産総額が2025年12月時点で2500億円を突破し、年初から約1500億円流入という数字も示され、支持の厚さが語られます。
為替ヘッジありなしはどう選ぶか 円安追い風か 円高リスクかで性格が変わる
為替ヘッジなしは円安で円建てリターンが上乗せされ、円高で押し下げられる。為替ヘッジありは為替変動の影響を小さくして、より金価格そのものに近いリターンを目指せるが、ヘッジコストがかかりリターンが押し下げられる可能性がある。この基本が説明された上で、現状はヘッジなしが人気だが、今後も円安が続くとは限らないため、為替見通しとリスク許容度で選ぶべきだと語られます。
動画では、トランプ大統領がドル高解消に言及してきたこと、日本が利上げ局面に入っていることから、日米金利差が縮小して円高に転じる可能性にも触れます。
だからヘッジありに一定の安心感はあるが、円安継続を予想する専門家もいるため、迷うなら両方を少しずつ持つのも分散としてあり、という提案で締めています。流行っているからで選ぶのではなく、自分の投資方針に合わせるべきだという注意喚起も入ります。
さらにコストを下げる選択肢 ETFという手もある
投資に慣れている人向けの補足として、投資信託よりETFの方がさらにコストを抑えられる場合があると触れられ、例として米国ETFのGLDMが経費率年0.1%という数字が紹介されます。
動画では詳細は別動画に譲りつつ、選択肢として提示されています。
まとめ 2026年は上向き優勢だが だからこそ積み立てと低コストが鍵になる
動画のまとめは明快です。2025年は約68%上昇という歴史的な年で、地政学リスク、中央銀行の購入、マネーサプライ増、モメンタム、インフレヘッジ需要の5つが複合的に作用した。
2026年についてはWGCの4シナリオのうち3つが上昇または横ばいで、下落は景気再加熱からの利上げという1シナリオに限られる。加えてゴールドマン・サックスは4900ドル、JPモルガンは5050ドル台など、5000ドル前後を見込む強気予測が多い一方、シティのような慎重派もいるため、短期の下落は前提に置くべき。だから一括ではなく積み立てで平均取得単価をならし、長期目線で続けるのが現実的だという結論です。
そして新NISAでの具体策として、低コストのSBI・iShares ゴールドファンド通称サクっと純金が候補になり、為替ヘッジありなしは為替見通しとリスク許容度で選ぶ。最終判断は自分の資産状況に合わせるべきで、短期の値動きに一喜一憂せず、長期でコツコツという姿勢が大事だと締めくくられていました。


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