ビットコインは本当に1億円まで上がるのか?田端信太郎が語る“鉄板のロジック”とは

※本記事は、YouTube動画「ビットコインが1億円まで値上がる理由とは?メタプラに弱気な田端が、なぜビットコインには強気なのか、そもそも論から解説します。」を基に構成しています。


目次

結論:ビットコインは「上がる仕組み」があるから強気でいい

田端信太郎氏は、ビットコインの仕組み自体が希少性を生む構造になっているため、長期的に見れば価格は必ず上がると断言しています。

彼はメタプラネットのようなビットコイン保有企業には懐疑的ながらも、ビットコインそのものには極めて強気の姿勢を貫いています。その理由は非常にシンプルで、「希少なものは価値が上がる」「紙幣の価値が下がっている」からです。


ビットコインは発行上限がある“デジタル金”

まず基本の仕組みですが、ビットコインには次のような特徴があります。

項目内容
発行上限2100万枚(絶対にこれ以上増えない)
現在の発行済み枚数約1980万枚(2025年時点で95%以上)
最終発行完了予測約100年後(2140年頃)
半減期約4年ごとに新規発行量が半分になる
発行元特定の企業や政府ではない(非中央集権)

このように、ビットコインは供給量が数学的・構造的に制限されており、金のような「希少資産」としての側面が非常に強いのです。


ビットコインの価値が上がる理由は「需要と供給の歪み」

田端氏が指摘する最大のポイントは以下のロジックです。

  • 世界中の法定通貨(円・ドル・ユーロなど)は毎年大量に発行されて価値が下がっている
  • ビットコインは発行量が増えない(供給制限)
  • 通貨の価値が下がれば、相対的にビットコインの価格は上がる

つまり、「ビットコインが上がっている」というより「円やドルが下がっている」という見方です。

これはゴールド(金)や株、不動産価格の上昇とも共通するメカニズムです。


現在のビットコイン時価総額と金(ゴールド)の比較

資産時価総額
ゴールド(世界全体)約1500兆円
ビットコイン(2025年)約350〜400兆円

ビットコインはすでにゴールドの1/4〜1/5の時価総額まで成長しています。しかし、金のようにジュエリーや産業用途があるわけではなく、“デジタルの金塊”として持つことが主な価値です。

田端氏は、今後もゴールド並みのポジションにまで成長する可能性は十分あると見ています。


なぜ他の仮想通貨ではなくビットコインなのか?

ビットコインが他のアルトコイン(イーサリアムなど)と異なる点は次のとおりです。

  • 発行主体が存在しない(完全に分散型)
  • 発行上限が厳密に決まっている
  • 中央銀行や政府と独立している
  • ブランド力と信頼性が圧倒的に高い

イーサリアムなどは一部の企業や財団が発行量を増減させられる余地があるため、希少性ではビットコインに劣るという指摘がありました。


メタプラネットなど“ビットコイントレジャリー企業”との違い

田端氏は、ビットコインを直接持つことと、ビットコインを保有する企業の株(例:メタプラ)を買うことは本質的に違うと説明しています。

メタプラネットは「自社でビットコインをマイニングしているわけではない」ため、単に市場でビットコインを買って保有しているだけ。これはあなたが金属店で金を買うのと同じで、企業価値に直接上乗せされるかどうかは不透明だというのです。


1億円までのロードマップ:現実的なのか?

田端氏の見立てでは、今後次のようなシナリオがあり得るといいます。

  • 10年以内にビットコインが1億円に到達する可能性は十分ある
  • その頃にはタワーマンションの価格が5億〜10億円になっているかもしれない
  • お金の価値(法定通貨)が下がる中で、**“ビットコインの価値が変わらず、むしろ上がっているように見える”**だけ

投資スタンス:いつ買うべきか?

田端氏自身は「今すぐ全力で買えとは言わない」としながらも、次のように述べています。

  • 長期で見れば上がる可能性が極めて高い
  • だから資産の5〜10%程度なら“金と同じ感覚で”保有してもいい
  • 現物で買ってハードウェアウォレットに入れて10年間忘れるのが理想的

ただし、短期的には過熱感があるため、今のタイミングで一括投資するのはやや慎重派です。


税制について:分離課税は導入されるか?

2027年に向けて、仮想通貨の分離課税(株式と同様に20%程度の税率にする)が本格的に議論されているという話も出ています。

これは仮想通貨投資家にとって非常に大きな後押し要因となる可能性があります。


まとめ:ビットコインは“鉄板資産”になりつつある

  • ビットコインは供給量が限られているため、長期的には価格が上がる仕組みがある
  • 法定通貨の価値が下がる中で、相対的に価値が上がる
  • 今後ゴールド並みのポジションに近づいていく可能性は十分ある
  • 投資対象としては“金のデジタル版”と考えるべき
  • 短期では調整もあり得るが、10年スパンで見れば1億円も現実的

田端氏の言葉を借りれば、「退屈なくらいに鉄板のストーリー」であるビットコイン。あなたも長期の視点でポートフォリオの一部に加えてみる価値があるかもしれません。

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