リーマンショック再来の可能性はあるのか?米クレジットカード債務急増と市場リスクを徹底解説

本記事は、YouTube動画『ガチでリーマンショックの再来かもしれない。』の内容を基に構成しています。

目次

本当にリーマンショック級の危機は来るのか

金融市場では定期的に「大暴落」の話題が浮上します。

しかし今回の動画では、単なる煽りではなく、いくつかの具体的なデータを根拠に「本当に危険水域に入っているのではないか」という問題提起がなされています。

結論から言えば、現時点でリーマンショック級の危機が確定しているわけではありません。しかし、米国のクレジットカード債務の急増や延滞率の上昇など、無視できない兆候が出始めていることも事実です。

では、何がそれほど問題なのでしょうか。順を追って見ていきます。

背景にあるのは米国クレジットカード債務の異常拡大

半数が「リボ払い」状態という現実

動画で最も強調されていたのが、アメリカのクレジットカード利用状況です。

最新調査によると、米国のクレジットカード保有者の約46%から50%、つまり約半数が毎月の請求額を全額支払わず、残高を翌月に繰り越しているとされています。こうした人々は「リボルバー」と呼ばれています。

つまり、最低支払額だけを払い、残りは利息付きで先送りしている状態です。

さらに深刻なのは規模です。

米国全体のクレジットカード債務残高は約1.2兆ドル、日本円換算で約180兆円に達し、過去最高水準を更新し続けています。

延滞者の平均債務額は約90万円から100万円とされ、平均値だけを見れば小さく感じるかもしれません。しかし問題は「半数近くが借金を繰り越している」という構造そのものにあります。

金利は20%から30%という高水準

日本ではリボ払いに対する警戒感が強く、金利もおおよそ15%前後です。しかし米国では20%から30%という非常に高い金利でも、最低支払いのみで済ませる人が多いという文化的背景があります。

アメリカではクレジットは「借金」よりも「信用力」と捉えられがちで、借入への心理的ハードルが比較的低いと言われています。

この状況はどこかで見た構図に似ています。

リーマンショックとの類似点

サブプライム問題との共通点

リーマンショックは2008年、米国の住宅市場悪化をきっかけに発生しました。信用力の低い層に住宅ローンを大量に貸し付けた「サブプライムローン」が焦げ付き、投資銀行リーマン・ブラザーズが破綻し、世界的金融危機へと波及しました。

今回の問題も、本質は「借金」です。

サブプライムローンが住宅市場だったのに対し、今回はクレジットカード債務という消費金融分野です。

延滞率のチャートを見ると、2025年に一度ピークアウトしたかのように見えたものの、再び上昇傾向にあります。

リーマンショックから約20年が経過し、人々の記憶が薄れた頃に再び過剰債務が膨らむという歴史の繰り返しが起きている可能性も否定できません。

もう一つの不安材料:太陽フレアと金融インフラ

動画ではもう一つ興味深い指摘がありました。それが「太陽黒点数の増加」です。

2025年から2026年にかけて太陽活動がピークを迎える可能性があり、大規模な太陽フレアが発生した場合、衛星やGPS、通信インフラに影響を与える可能性があるとされています。

現代金融はインターネットとコンピューター取引に大きく依存しています。仮想通貨取引などはその典型例です。

もちろん現時点で大規模な通信障害が発生しているわけではありません。しかし、金融システムが高度にデジタル化した現在において、インフラリスクが市場混乱の引き金になる可能性はゼロではありません。

市場環境と為替戦略の実例

動画後半では、実際のFX自動売買運用の状況も紹介されています。

昨年8月から約350万円を入金し、利益確定は約13万円から14万円。一方でドル急落の影響により含み損が約14万8000円発生している状況です。

トータルではスワップを含めるとほぼトントン、ややマイナス1万円程度という状況です。

戦略としては以下の考え方が示されています。

ドルが下がれば買う
低レバレッジで有効比率1000%近くを維持
暴落時は押し目買いに転換

特に米財務長官が「強いドルを支持する」と明言している点を踏まえ、中長期ではドル買い戦略が有効と判断しているようです。

追加解説:本当に危機は近いのか

ここで重要なのは、債務残高が増えていることと、すぐに金融危機が起きることはイコールではないという点です。

金融危機が発生するには以下の条件が重なる必要があります。

延滞率の急上昇
金融機関の自己資本不足
信用収縮の発生
消費と雇用の急減速

現在は延滞率上昇の兆しはあるものの、金融機関の資本規制はリーマンショック後に強化されており、当時よりも耐性は高まっています。

しかし、金利高止まりが続けば、クレジットカード延滞はさらに増加する可能性があります。消費大国アメリカで消費が失速すれば、世界経済への影響は避けられません。

まとめ:恐れるだけでなく備えることが重要

現時点でリーマンショック再来が確定しているわけではありません。しかし、米国のクレジットカード債務が約180兆円に達し、半数近くが繰り越し状態という現実は軽視できません。

歴史的に見れば、金融危機は「楽観が続いた後」に発生することが多いものです。

重要なのは、

過度なレバレッジを避ける
流動性を確保しておく
暴落時に備えた資金管理を行う

といった基本的なリスク管理です。

暴落は恐怖であると同時に、資産形成においては絶好のチャンスにもなり得ます。

不安材料を冷静に分析し、感情ではなく戦略で動くこと。それこそが次の局面を乗り切るための鍵となるでしょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次