※この記事はYouTube動画「住んで儲かる!マンション専門家:沖有人さんと資産を増やす不動産戦略について語りました。デベロッパーの特色を理解して不動産株を買おう」の内容をもとに作成しています。
結論:住まい選びは「損をしない戦略」から始めよう。不動産のプロが語る、住んで資産を増やす最適な立地と、買うべき不動産株とは?
不動産は人生最大の買い物ともいわれますが、実は正しい知識と戦略があれば「住むだけで儲かる」ことも可能です。
本記事では、住宅コンサルタント沖有人さんと投資家端田慎太郎さんの対談内容から、不動産購入の成功事例、マンション選びのコツ、そして不動産株式投資における注目ポイントを分かりやすくまとめます。
目次
不動産で「儲ける」にはどうすればいいのか?
「10年でマンションを買い替えなさい」の真意
沖さんの代表的な戦略は「10年でマンションを買い替える」。これには以下の理由があります:
- 10年経っても値下がりしない立地を選ぶことで、資産価値を維持できる
- 含み益を確定して、次の投資資金に充てることができる
- 日本の不動産価格には「法則性」があるため、事前に予測が可能
端田さん自身も2012年に豊洲のマンションを購入し、約10年後には2.5倍で売却。LINEでのストックオプションより利益が出たと語っています。
都心のどこを狙えば儲かるのか?
沖さんによると、「都心に近い=資産性が高い」が基本です。
狙うべきエリアの目安(東京)
エリア | 駅例 | コメント |
---|---|---|
山手線内側 | 中目黒、武蔵小山、中野(ギリ) | 2駅以内が理想 |
都心3区 | 港区、中央区、千代田区 | オフィス・商業・住宅の中核地帯 |
特に「港区」は住宅の中心であり、ハイエンド賃貸マンションの6割以上が集中しています。
どのデベロッパーが強いのか?不動産株で儲けるには?
不動産会社の株を買う場合、「財務体質と供給力」がカギです。
メジャーセブン(大手7社)
- 三井不動産
- 三菱地所
- 住友不動産
- 野村不動産
- 東京建物
- 大京
- 東京建物不動産販売
ポイント:
- リーマンショック以前はメジャーセブンの新築供給シェアは約25%だったが、今では約45〜50%に拡大
- 資金調達力が強く、仕入れから販売までの持久力が高い
- 財務基盤が安定しており、株価下落リスクが小さい
住友不動産の強さは「相場を作る力」
沖さんが特に評価するのが「住友不動産」です。
住友不動産の特徴
- 値下げしない販売戦略:リーマンショック直後でも価格を維持し、8〜10年かけて販売完了
- 相場形成力:勝どきや月島などの大型物件が周辺の相場を引き上げる
- 中古価格も高止まり:新築購入者が「自分が買った価格以下では売らない」という行動が市場に影響
この結果、住友の大型プロジェクトが行われる地域はその後の相場が高騰する傾向があります。
不動産と株式投資の違いと共通点
株式投資家の視点:
- 「割安な銘柄を狙って伸びしろを取る」のがセオリー
- 大手不動産株はすでに高くてアップサイドがないと感じることも
沖さんの視点:
- 不動産は「いい物件が高くても買う」のが基本戦略
- 大手デベロッパーは倒産リスクが極めて低く、長期的に安定している
- 高級マンションが建設される地域は相場が自然と引き上がるため、立地と供給元(デベロッパー)を見極めれば勝てる
中古マンション市場の価格はどう決まる?
- 鑑定手法は「取引事例比較法」一本
- 新築価格が高騰すれば、中古相場も連動して上がる
- 一部の高価格事例が市場の基準価格を引き上げる
実需と投資のバランスを取る時代へ
- 「住宅ローン=35年返済」は思い込み
- 値上がりするマンションなら、10年以内に売却しても十分利益が出る
- 売却してキャッシュ化 → 再投資(物件 or 株)が戦略の基本
まとめ:住まいと不動産株は「戦略的に選ぶ」時代
不動産は感覚や経験則だけでなく、ビッグデータや法則性によってかなりの再現性を持って資産を増やすことが可能です。
特に以下の要素を意識することが重要です:
- 立地:都心3区を中心に2駅以内の距離
- 供給元:住友不動産のような「相場形成力」のあるデベロッパー
- 株式投資:メジャーセブンのような財務の強い不動産株は中長期で安定感あり
住んで儲かる時代は本当に到来しています。まずはどの街で、どの会社がマンションを建てているのかを調べてみることから始めてみましょう。
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