この記事は「コレを自覚して改善できれば大幅に収支良くなります。ガチです。」という動画を基にまとめています。初心者でも分かりやすいように、具体例や数字を交えて解説していきます。
結論:負けを繰り返す原因は「行動パターン」にある
FXや株などのトレードで長期的に利益を残せない人には共通する行動があります。
それは手法を次々と変えること、唯一の正解を求めること、そしてルールを破って自己正当化することです。
これらを自覚して改善できれば、収支は大きく改善する可能性があります。
1. 手法を次々と乗り換える
多くのトレーダーがやりがちなのが「手法ジプシー」です。
- 5分足のMA手法で数日うまくいったが、連敗するとすぐにやめる
- その後、1時間足の三尊(ヘッドアンドショルダー)手法に変える
- さらにスキャルピングへ移行、またダメならスイングへ…
このように短期間で手法をコロコロ変えると「一貫したデータ」が残らず、結局何も得られません。
本来は半年から1年、もしくは100回以上のトレードサンプルを取って初めて「この手法は通用するのか」が分かります。
過去検証に加えてリアルトレードでの検証も必要で、数週間で判断するのはあまりにも早すぎます。
2. 必ず「1つの答え」を求める
相場は数学ではありません。数学の方程式のように唯一の答えがあるわけではなく、大衆心理で動く不確実な世界です。
例えばこんな場面があります:
- 高値を「ヒゲ」で抜けているが、実体では抜けていない
- ある人は「高値更新した」と判断し、別の人は「レジスタンスで抑えられた」と判断する
このように、どちらの見方も「正しい」といえます。
しかし「結局どっちが正解ですか?」と唯一の答えを求める姿勢は危険です。
損切りの位置も同じです。
- ネックラインの下に置くか
- 押し安値のさらに下に置くか
正解はありません。重要なのは「自分の資金管理とリスク許容度に合わせて一貫して運用できるか」です。
3. 自己正当化する
最も危険なのが「自己正当化」です。
例:
- ルール通りに損切りしなかったけど、結果戻ったからOK
- ルール通りに利確しなかったけど、結果伸びたからOK
これは結果論にすぎず、再現性がまったくありません。
たまたま助かることはあっても、長期的に続ければ大損につながります。
大切なのは「ルール通りにやること」。
もしルールに問題があるなら修正すればいいだけで、ルールを破ること自体に価値はありません。
改善のための具体的ステップ
- 手法を固定する
少なくとも半年間または100回のトレードで検証。短期で結論を出さない。 - 相場の多様性を受け入れる
「必ず正解がある」という思考を捨てる。相場は確率と心理の世界。 - ルールを守る習慣を作る
毎回ルール通りに実行したかどうかを記録する。結果論ではなく「プロセス評価」で振り返る。
まとめ
勝てないトレーダーが陥る行動は以下の3つです。
- 手法を次々と乗り換える
- 1つの正解を求める
- 自己正当化する
これらをやめて、データを集め、ルールを守り、確率的に有利な行動を積み重ねれば、安定した収支に近づけます。
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