本記事は、YouTube動画『【新情報】今後やばいことが起こります。資産運用で失敗する人が投資している超危険な5銘柄を徹底解説【NISA 銘柄 おすすめ】』の内容を基に構成しています。
日本株はここ数年、非常に強い動きを見せてきました。新NISAの開始も追い風となり、これまで投資に縁がなかった人まで個別株に興味を持つようになっています。実際、インデックス投資で利益が出てくると、「次は個別株でもう少し大きく狙ってみたい」と考える人は少なくありません。
しかし、相場が強い時ほど注意が必要です。上昇ムードの中では、どの銘柄も魅力的に見えやすくなります。高配当だから安心、有名企業だから安全、優待があるから得、話題になっているから将来性がある。このような理由で投資判断をしてしまうと、気づかないうちに“地雷銘柄”をつかんでしまうことがあります。
今回の動画では、そうした失敗を避けるために、「今は買ってはいけない局面にある銘柄」と「すでに交代サイクルに入りつつある銘柄」という2つの観点から、注意すべき日本株が解説されていました。名前を聞けば誰もが知っている企業も多く、初心者ほど飛びつきやすい内容だった点が非常に印象的です。
この記事では、動画の流れに沿いながら、その考え方と具体的な銘柄について、初心者にも分かるよう丁寧に整理していきます。
なぜ強い相場でも買ってはいけない銘柄があるのか
動画の冒頭では、日本株全体がまだ高値圏を維持している一方で、中東情勢の悪化、とくにイラン情勢への警戒が強まり、日経平均が5万4000円前後まで下落したことが話題にされていました。
一見すると、こうした下落は「押し目買いのチャンス」に見えます。実際、相場全体が長期では上昇基調なら、短期的な下げは買い場になることもあります。しかし、動画では「そんな時こそ1番危険だ」と強調されています。
その理由として挙げられていたのが、買ってはいけない銘柄には大きく分けて2つの特徴があるという点です。
1つ目は「今は買ってはいけない局面」にある銘柄
これは企業そのものが悪いというより、今のタイミングで手を出すべきではないという考え方です。動画では例として、大災害直後の保険会社が挙げられていました。保険会社は普段は安定企業に見えても、災害直後は保険金支払いの増加が見込まれ、短期的に業績が悪化する可能性があります。
つまり、どれだけ有名で一見安心に見える会社でも、局面次第では避けるべき時期があるということです。
2つ目は「交代サイクル」に入っている銘柄
こちらはより本質的な話として語られていました。企業には成長期、成熟期、停滞期といった波があり、株価もそれに合わせて動きます。どれだけ大企業でも、ある時期を境に株価が伸び悩み、横ばい、あるいは下落局面に入ることがあります。
動画では、時価総額3000億円以上の大企業や日経225採用銘柄であっても、5年に1度程度は調整局面に入るケースが多く、中には元の株価に戻るまで10年かかる例もあると説明されていました。
ここで重要なのは、「大企業だから安心」「有名企業だから長期で持てば大丈夫」という単純な考え方が通用しないという点です。むしろ、多くの人が“安心だ”と思っている時ほど、その銘柄はピークに近い可能性があります。
動画が示した投資判断の軸とは何か
今回の動画全体を通じて一貫していたのは、「感情ではなく数字と流れで判断する」という考え方です。
たとえば、初心者は次のような理由で株を選びがちです。
・高配当だから安全そう
・株主優待が魅力的
・有名企業だから潰れなさそう
・最近よく名前を聞くから伸びそう
・業績が最高益だから今後も安心そう
どれも一見もっともらしく聞こえますが、動画ではこれらの判断軸だけでは不十分だとされていました。なぜなら、株価は“現在”ではなく“未来”を織り込んで動くからです。
今の利益が絶好調でも、その先の減速が見えれば株価は下がります。逆に、業績が悪い時でも、その先の改善期待が高ければ株価は上がります。ここを理解せずに投資すると、数字の見た目だけで高値づかみしてしまう恐れがあります。
危険銘柄1:ヤマハ発動機 配当方針が短期間で揺れた銘柄には注意
最初に取り上げられたのは、ヤマハ発動機でした。高配当で株主優待もあり、個人投資家から非常に人気の高い銘柄です。だからこそ、今回の話は初心者にとって特に参考になる内容でした。
動画で問題視されていたのは、短期間で配当方針を大きく変えた点です。
2月2日に業績の大幅な下方修正と配当15円減額を発表し、それによって株価は約10%下落しました。配当目当てで保有していた投資家にとっては大きなショックであり、この時点で売却した人も少なくなかったと考えられます。
ところが、そのわずか2週間後の2月13日、本決算発表で今期最終利益が大幅増益見通しとなり、配当も15円戻す内容が示されました。結果として、株価も約7%上昇し、ほぼ元の水準に戻ったという流れです。
なぜこの動きが危険なのか
表面的には、「減配が戻ってよかった」と見えるかもしれません。しかし、動画ではここに強い問題意識が示されていました。
高配当銘柄において最も大切なのは、配当利回りの高さそのものではなく、配当方針への信頼です。株主は、会社がある程度安定した判断のもとで利益還元を続けてくれることを期待して投資しています。ところが、それが2週間という短い期間でひっくり返ると、「この会社の発表は信用していいのか」という疑念が生まれます。
実際、減配発表時に売却してしまった投資家からすれば、その後すぐに増配へ戻されたのでは納得しにくいでしょう。動画でも、配当利回りが4.53%に戻ったとしても、「また減配するのでは」「優待も変わるのでは」と疑われるようになったこと自体が大きなマイナスだと指摘されていました。
どう判断すべきか
動画では、ヤマハ発動機に今すぐ飛びつくのではなく、少なくとも四半期決算を確認しながら、配当方針が1年程度はぶれないことを見極めるべきだとされていました。加えて、下方修正が出なくなり、業績予想が安定していることも確認材料として重要です。
つまり、この銘柄に必要なのは「買う勇気」ではなく「持たない勇気」だというわけです。
危険銘柄2:NTT 高配当ディフェンシブ株でも利益が減り始めたら要注意
次に挙げられたのがNTTです。NTTといえば、新NISAの成長投資枠でも話題になりやすく、高配当かつディフェンシブ銘柄の代表格として見られています。初心者の間でも、「とりあえずNTTなら安心」と考える人は多いでしょう。
しかし、動画ではその“安心感”こそが危険だと指摘されていました。
2月5日に発表された第3四半期決算では、今期最終利益が4%減益へ下方修正され、最終利益は1兆円を割り込み、1株利益もピーク時の15.1円から11.9円へ低下見込みとなっていました。
原因は通信事業の構造的な弱さ
動画の説明では、NTTの問題は単なる一時的な不振ではなく、通信事業そのものの構造的な弱さにあります。ドコモを中心とする通信分野では、売上単価の下落、MNP競争の激化、販促費の増加、端末購入プログラムの悪化などが重なり、利益を圧迫しているとされていました。
加えて、人件費や設備費の上昇も逆風です。通信という業界自体がすでに成熟産業であり、大きな成長余地を見込みにくくなっていることが背景にあります。
一方で、NTTデータやデータセンター分野への期待もありますが、動画ではそこにも慎重な見方が示されていました。成長分野ではあるものの、利益の大半はデータセンター売却による一時利益であり、本業ベースの力強い成長とは言い切れないという整理です。
高配当でも安心とは限らない
NTTの利回りは3.7%程度で、一見すると十分魅力的に見えます。ただ、動画では配当性向が45%まで上昇しており、2010年以来続いてきた増配が止まる可能性もあると警戒していました。
つまり、配当株としての魅力はあるものの、「高配当だから安全」と機械的に判断するのは危険だということです。
NTTは完全にダメなのか
ここは動画でもバランスよく語られていました。NTTは景気後退局面で下落幅を抑えやすいディフェンシブ株であり、ポートフォリオのクッションとして持つ意味はあるとされています。高値づかみリスクも、過去20年の調整幅を考えるとある程度は低下しているとの見方でした。
ただし、爆発的な成長は期待しにくいため、「成長株として買う」のではなく、「守りの銘柄として長期で分割投資する」くらいの認識が必要だと読み取れます。
危険銘柄3:壱番屋 株主優待だけで買うと失敗しやすい典型例
3つ目は壱番屋でした。ココイチのカレーで知られ、株主優待銘柄としても人気です。外食系の優待は実生活で使いやすいため、初心者が最も飛びつきやすい分野の1つです。
動画では、まさにこの“優待の魅力”こそが落とし穴だとされていました。
優待が魅力でも企業成長が止まれば意味がない
壱番屋は2026年3月時点で100株約9万円前後とされ、年2回商品券がもらえる優待があります。優待投資家にとっては非常に分かりやすく魅力的です。
しかし、動画では値上げの影響でカレー1皿が1000円を超え、客足が鈍ってきたこと、さらに原材料費高騰で利益率が悪化していることが問題視されていました。その結果、株価もきれいな右肩下がりになっていると説明されています。
ここで強調されていたのは、「優待がもらえるかどうか」ではなく、「企業が今後も成長できるかどうか」を見なければならないという点です。
優待投資の落とし穴
動画中では、1万円分の優待をもらうために20万円近い資金を投じ、肝心の株価が下がってしまえば意味が薄いという趣旨の話がありました。まさにその通りで、優待利回りだけに目が行くと、資産全体では損をするケースがあります。
また、近年は企業側が株主優待を廃止する流れも強まっています。クオカードやギフト券をやめる企業が増えている中、優待を前提に投資していると、その前提自体が崩れるリスクもあります。
壱番屋を見るうえでのポイント
動画では、買いのタイミングとして、値上げ後も客数が回復して売上が伸びること、原材料費が落ち着いて利益率の改善が数字で確認できることが条件とされていました。
つまり、現時点では「優待が欲しいから買う」という理由だけで入るべきではなく、業績の回復が明確になってからでも遅くないという整理です。
危険銘柄4:NEC 最高益でも株価が下がる時はある
4つ目として紹介されたのがNECです。ここは初心者にとって非常に重要な論点を含んでいます。なぜなら、「業績が良いのに株価が下がる」という、一見すると矛盾に見える現象が起きているからです。
NECは2025年1月から3月期に過去最高益を記録し、第3四半期累計でも利益が前年の約2倍に拡大、このままいけば通期最高益も見える状況だったと動画では説明されていました。
それにもかかわらず、決算後に株価は急落し、その後も安値を更新したという流れです。
なぜ最高益なのに売られるのか
答えはシンプルで、株価は将来を見るからです。
動画では、AIへの巨額投資が本当に回収できるのかという不安や、クラウド事業の成長率鈍化への懸念が背景にあると整理されていました。こうした動きは日本だけでなく、GoogleやAmazonのような海外テック企業にも見られているとして、世界的なテック株への見直しムードがNECにも波及しているという文脈で語られています。
つまり、今の数字がどれだけ良くても、市場が「ここがピークではないか」と感じれば株価は下がるのです。
最高益=安全ではない
動画では、「最高業績」「急落」「出来高を伴う下落」という3つが重なると、その後低迷するケースが多いと説明されていました。これは非常に示唆に富む話です。投資初心者はどうしても「最高益」という言葉に安心感を覚えがちですが、実際の相場ではそれが天井シグナルになることもあります。
NECはどう向き合うべきか
一方で、動画はNECを完全否定しているわけではありませんでした。長期保有で含み益が大きい人なら無理に売る必要はない、ただしこの1年ほどで買って含み損になっている人は、保有理由を見直すべきだというスタンスです。
また、テック企業は途中で大きく下がっても、その後長期で復活することもあります。実際、米国テックでも金利上昇局面で大きく崩れた後に反転した歴史があるため、安易に全否定するのではなく、ポジションを減らしながら大きく下げたところで買い増す準備をするなど、戦略を事前に決めておくことが重要だとされていました。
危険銘柄5:JT 高配当人気株でも構造的な逆風には注意
5つ目はJTでした。JTは高配当株の代表格であり、2025年には過去最高益を記録、配当利回りも4%以上、増配も決まっているということで、多くの個人投資家に人気があります。
それでも動画は、ここに慎重になるべき理由があると説明しています。
タバコ産業そのものが縮小傾向
JTの業績は、ロシアなど海外需要の伸び、関連企業の買収効果、加熱式たばこの成長などに支えられているとされていました。新デバイスの投入や海外展開強化もあり、表面上は非常に好調です。
しかし、世界全体で見ると、特に先進国では喫煙率が長期的に低下しています。つまり、産業構造としては縮小傾向にあるわけです。一部新興国では喫煙人口が維持されていても、長い目で見れば逆風は避けにくいという視点でした。
配当性向の高さも不安材料
動画で特に強調されていたのが、配当性向です。会社は70%を目安にしているものの、2024年には訴訟引当金の影響で営業利益が大きく減少し、配当性向が192.2%に跳ね上がったこともあると説明されていました。
利益以上に配当を出している状態は、長期的には続けにくいものです。一時的な要因とはいえ、「高配当だから安心」とは言えない根拠になります。
JTを見る際のポイント
動画では、JTがすぐに崩れると断定しているわけではありません。ただ、構造的に縮小産業であること、高値圏にあること、配当依存の人気銘柄であることから、交代サイクルの入り口に立っている可能性があると警戒していました。
買うタイミングとしては、配当性向が安定して70%前後に戻ること、加熱式たばこが先進国で本格的に成長して消費減少を補える数字が出ること、そして株価が大きく調整して利回りがさらに上昇した局面が候補とされています。
つまり、今は「高配当だから飛びつく」場面ではなく、ニュースと決算を確認しながら構造改善を待つべきだという考え方です。
危険銘柄6:オリエンタルランド 業績が良くても下落トレンド中の逆張りは危険
続いて取り上げられたのがオリエンタルランドです。東京ディズニーリゾートを運営し、ブランド力は抜群です。多くの人にとって馴染みがあり、株主優待パスポートも人気が高いため、個人投資家がつい買いたくなる銘柄の代表格といえます。
しかし、動画ではこの銘柄も「業績が良いのに株価が下落トレンドに入っている銘柄」として注意が必要だと説明されていました。
ファンタジースプリングス効果があっても株価は弱い
2024年にファンタジースプリングスが開業し、客単価は上昇、第3四半期は売上、利益、キャッシュフローともに過去最高だったとされます。数字だけ見れば非常に好調です。
それでも株価はピーク時から半分以下に下落し、下落トレンドが続いているというのが現状だと動画では語られていました。
なぜ業績好調でも上がらないのか
その理由として、営業利益の伸びの大部分がホテル事業によるもので、テーマパーク本体の伸びではない点が挙げられていました。入園者数はほぼ横ばいで、物理的な収容人数にも限界があります。これまでの成長は、値上げや単価アップによって支えられてきましたが、今後は以前ほど大きな成長余地が見込みにくいという見方です。
また、PER40.6倍、PBR4.28倍と、日本株全体の中ではまだ割高感が残る水準であり、「成長株として買うには物足りない」という評価もありました。
優待目当ての投資はどうか
動画では、株主優待パスポート目当てで買うのは基本的になしとされていました。3年保有しても得られる優待価値は1万円少々であり、それだけを理由に高値圏の株を持つには弱いという考え方です。
ブランド力は確かに強いものの、ブランドと株価は別物です。オリエンタルランドが好きであることと、今の株価が投資妙味のある水準かどうかは切り分けて考える必要があります。
危険銘柄7:日本郵船 循環株の高配当に飛びつくのは危険
次に紹介されたのが日本郵船です。海運株はコロナ禍で物流混乱が起こった際、運賃上昇を背景に爆発的な利益を上げ、高配当株として一気に注目を集めました。
そのため、「高配当で割安に見えるから買いたい」と感じる人も多い銘柄ですが、動画では循環株の典型的な罠として取り上げられています。
海運株は景気と運賃に左右される
海運会社の利益は、運賃、燃料コスト、物流需給など外部環境に強く左右されます。良い時には利益が急増し、配当も大きく増えますが、逆に環境が悪化すると利益も配当も一気にしぼみます。
動画では、売上は比較的安定していても営業利益は下がってきており、配当利回り3.79%という見た目ほど安定していないことが説明されていました。前年の配当額はその半分程度であり、来期も減配予定とされています。
数字が良く見えても罠になる
PER11.5倍、PBR0.84倍という数字だけ見れば、かなり割安に見えます。しかし、循環株ではこうした指標が当てになりにくいことがあります。好況期の利益をもとにPERが低く見えているだけで、利益が縮小すれば一気に前提が崩れるからです。
動画では、直近5年で株価が約661%上昇したのもコロナ特需という特殊事情があったからであり、今はそのピークを過ぎて利益減少方向にあると整理していました。
循環株は“底”を狙うもの
日本郵船のような銘柄に関しては、高配当だから買うのではなく、海運賃指数が底打ちし、明確な上昇トレンドに転じた時を待つべきだというのが動画の主張でした。会社が来期以降の利益予想を上方修正してきた時なども、判断材料になるとされています。
つまり、循環株は「波の頂点」で飛びつくのではなく、「波の底」を待つべき銘柄なのです。
危険銘柄8:メタプラネット ブームだけで上がった株は特に慎重に
最後に紹介されたのがメタプラネットです。動画では、AIブームやテーマ株ブームに乗っただけの“元ナンバーワン株”の代表例として挙げられていました。
2025年にはビットコイン投資関連で大きく注目され、短期間で株価が約7倍に急騰したとされています。ビットコインを直接保有すると総合課税で税率が高くなる一方、関連株の売却益は約20%の分離課税で済むことから、注目が集まりやすかったという説明もありました。
ブーム株と本物の成長株の違い
動画で強く語られていたのは、ブーム株と本物の成長株の違いは、結局のところ「利益が継続的に伸びているかどうか」だという点です。
メタプラネットはもともと赤字企業であり、ビットコイン価格の上昇という外部要因に強く依存していました。そのビットコインが失速すると、バランスシートも悪化し、株価も低迷したと説明されていました。
つまり、事業そのものの競争力や安定した利益成長ではなく、テーマ性だけで買われていた面が強かったということです。
テーマだけで買う怖さ
ブーム株は、上がっている最中は非常に魅力的に見えます。証券会社のアナリストが取り上げ、SNSでも話題になり、「乗り遅れてはいけない」という心理が働きます。しかし、利益の裏付けが弱いまま急騰した株は、テーマが冷えると一気に崩れやすいのが特徴です。
動画では、三菱重工のように本当に業績が伴って長期成長する銘柄もある一方、ブームだけで終わる銘柄も多いと注意喚起していました。
判断基準は結局“業績”
メタプラネットについては、本業が安定して黒字化すること、ビットコイン価格に依存しない利益モデルを示すこと、財務体質が改善することが投資の前提条件だとされていました。
ここでもやはり、最後に頼れるのはテーマ性ではなく業績だという結論に戻ってきます。
今回の動画から読み取れる本当の教訓
この動画は一見すると「危険な5銘柄を紹介する動画」のように見えますが、本質は個別銘柄の批判ではありません。むしろ、どんな銘柄にも当てはまる投資判断の考え方を教える内容だったといえます。
その教訓を整理すると、次のようになります。
高配当だから安全とは限らない
高配当は確かに魅力ですが、その裏に減益、減配、構造不況、配当性向の上昇といった問題が隠れていることがあります。配当利回りの数字だけで判断するのは危険です。
優待があるから得とは限らない
優待は魅力ですが、株価下落で元本が大きく傷めば本末転倒です。優待はあくまで“おまけ”であり、企業の成長や利益が伴っているかを先に見る必要があります。
最高益だから今後も安心とは限らない
株価は未来を見ます。今が最高益でも、その先の鈍化が見えれば下がります。むしろ数字が最も良い時こそ、警戒すべき局面であることもあります。
有名企業だから安心とは限らない
NTT、オリエンタルランド、JTのように、誰もが知る有名企業であっても、交代サイクルに入れば長期低迷する可能性はあります。知名度と投資妙味は別です。
ブーム株は特に慎重に見るべき
話題性、SNS人気、テーマ性だけで上がった株は、業績の裏付けが弱いと一気に崩れます。勢いに乗るのではなく、利益と財務を見る姿勢が重要です。
追加解説 初心者が今後個別株で失敗しないための見方
動画の内容を踏まえると、個別株投資で失敗しないために初心者が特に意識したいのは、「今この銘柄はどの位置にいるのか」を考えることです。
上昇の初期なのか、すでにピーク付近なのか、調整入りしているのか、あるいは底打ちから回復しようとしているのか。この位置取りを考えずに、単に「良さそうだから」で買うと、相場全体が強い時ほど高値づかみしやすくなります。
また、焦らないことも大切です。動画の終盤でも、「相場は逃げない。待てる人間が最後に勝つ」と語られていました。これは非常に重要な視点です。多くの初心者は、今買わないと乗り遅れるのではないかと不安になります。しかし、数字が安定し、流れが変わり、材料がそろってから入っても遅くない局面は多くあります。
相場が強い時ほど、冷静な判断が求められます。勢いに乗る人ではなく、考えて動く人が長期的には勝ちやすいというメッセージは、非常に普遍的です。
まとめ
今回の動画では、日本株に今後もチャンスがある一方で、相場が強いからといって何を買ってもいいわけではないことが強調されていました。特に注意すべきなのは、「今は買ってはいけない局面」にある銘柄と、「交代サイクル」に入りつつある銘柄です。
動画内で取り上げられたヤマハ発動機、NTT、壱番屋、NEC、JT、オリエンタルランド、日本郵船、メタプラネットはいずれも、それぞれ異なる理由で注意が必要とされていました。高配当、優待、有名企業、最高益、テーマ株といった一見魅力的な要素が、かえって判断を鈍らせることがあるという点は、初心者ほど意識しておきたいところです。
投資で本当に大切なのは、人気や印象ではなく、数字と流れを見ることです。業績は安定しているか、利益は持続して伸びているか、配当方針は信頼できるか、業界自体に構造的な追い風があるか、そして今の株価はどの局面にあるのか。こうした視点を持てるようになると、相場の雰囲気に流されにくくなります。
日本株には今後10年で何度もチャンスが来るかもしれません。しかし、その中には必ず地雷も混ざっています。だからこそ、感情で飛びつくのではなく、冷静に見極める姿勢が必要です。今回の動画は、その基本姿勢を改めて思い出させてくれる内容だったといえるでしょう。


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