大暴落で日経平均一時4000円超安、地獄の急落局面で何を買ったのか 本気購入3銘柄と暴落時の向き合い方を解説

大暴落で日経平均一時4000円超安、地獄の急落局面で何を買ったのか 本気購入3銘柄と暴落時の向き合い方を解説

本記事は、YouTube動画『大暴落一時四千円超!地獄の阿鼻叫喚で本気購入銘柄(お金はすっからかん)』の内容を基に構成しています。

3月9日の日本株市場は、投資家にとって非常に厳しい1日となりました。

日経平均株価は一時4000円を超える下げ幅を記録し、5万1000円台まで急落しました。市場全体が大きな不安に包まれるなか、動画では、こうした局面で投稿者が実際に何を考え、どの銘柄を購入したのかが率直に語られています。

相場が大きく崩れると、多くの個人投資家は恐怖から身動きが取れなくなります。

しかし一方で、こうした全面安の局面を将来の仕込み場として見る投資家もいます。本記事では、今回の急落の背景、投稿者が実際に購入した3銘柄の考え方、さらに暴落局面で個人投資家がどう行動すべきかについて、初心者にも分かりやすいよう丁寧に整理していきます。

目次

3月9日の日本株市場で何が起きたのか

この日の最大の特徴は、日経平均株価が一時4000円を超える大幅安となったことです。

高値圏からの調整という言葉では片づけにくいほど急激な値下がりで、市場には強い緊張感が走りました。動画内でも、まさに阿鼻叫喚という表現が使われるほど、投資家心理は大きく揺さぶられていました。

背景として挙げられていたのは、米国とイランをめぐる地政学リスクの高まりです。

問題が長期化する可能性や、地上戦に発展する懸念まで報じられており、それが原油価格上昇への警戒を強めました。日本は資源の多くを海外に依存しているため、原油高は企業収益や消費活動に広く悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、日本株全体に売り圧力が強まりやすい状況だったと言えます。

さらに動画では、これに加えてハイテク関連の不安材料も重なったと説明されています。

特に、米オラクル関連のデータセンター拡張計画の取りやめといったニュースが、半導体やデータセンター需要に対する懸念につながり、市場心理を一段と悪化させました。

つまり今回は、地政学リスクと成長株への不安という2つの悪材料が重なった、いわばダブルパンチの下落だったわけです。

ただし、後場にかけてはやや買い戻しも入り、安値からは少し戻す動きも見られました。

この点について動画では、下ヒゲの長いチャートになっていたことにも触れられており、売り一辺倒ではなく、安値では買い向かう投資家もいたことがうかがえます。

投稿者自身も大きな含み益を失う厳しい展開だった

今回の動画で印象的なのは、単に相場解説をするだけでなく、投稿者自身もかなり大きなダメージを受けていることを率直に明かしている点です。

もともと積み上がっていた含み益から1000万円以上減少し、一時的には1200万~1300万円程度を失った場面もあったと語られています。

それでもなお、投稿者は買いを止めませんでした。

むしろ、こうした急落局面だからこそ買い向かったと説明しています。もちろん、これは簡単に真似できる行動ではありません。急落相場では、多くの人がさらに下がるのではないかと不安になり、買うどころか保有を続けるだけでも強い精神力が必要になります。

動画内では、こうした苦しい相場の感覚をドラゴンボールの戦闘シーンにたとえて説明しています。強力な一撃を何度放っても相手に効いていないように見える、そんな恐怖感の中で資金を投じていく感覚だったというわけです。この比喩からも、相場の下げがどれほど強烈だったかが伝わってきます。

ただ、投稿者はそれでも5年、10年という長い視点で見れば、自分の行動は報われる可能性が高いと考えています。

短期的に正解かどうかは1年後、2年後でなければ分からないが、長期で見れば今回のような局面で買うことに意味があるという考え方です。これは、短期の値動きではなく、長期の資産形成を重視する投資スタンスをよく表しています。

急落の中で実際に購入した3銘柄とは何か

今回の動画の中心となるのが、急落の最中に実際に購入した3銘柄の紹介です。投稿者はこの日、現金がほぼ尽きるほどの状況になりながらも、3つの銘柄を購入しています。

1銘柄目はテルマー湯ホールディングス

最初に挙げられたのがテルマー湯ホールディングスです。この銘柄については、業績面や景気敏感な材料というより、株主優待を強く評価して購入したことが語られています。

300株保有すると温泉施設のチケットのような優待が2枚もらえる内容で、投稿者はこの優待に大きな魅力を感じていました。1回の入館料を2000円台と考えると、2枚でおよそ5000円相当となり、投資金額が5万円台であることを考えると、優待利回りだけでもかなり高く見えるという考え方です。さらに配当もつくため、優待と配当を合わせた総合利回りの高さが魅力だったといえます。

値動きの面でも、この日は株価が170円台まで落ちる場面があり、タイミングとしても狙いやすかったようです。ここは明確に優待目的で買った銘柄として紹介されていました。

2銘柄目は三井化学

次に購入したのが三井化学です。

動画では、前日から化学関連が下げる可能性を見て狙っていたと説明されています。今回の相場では、原油高や景気悪化懸念の影響もあって化学セクターが大きく売られました。その中で三井化学は割安感が出てきたと判断されたようです。

特に注目されていたのは、株式分割によって以前より買いやすくなっていた点です。加えて、PBR面での割安感や、配当利回りが3.7%程度まで上昇していたことも購入理由として挙げられていました。3月の権利取りも近く、配当を意識しながら買いやすい水準に入ってきたという見方です。

業績については、非常に好調というわけではないものの、超大手の化学企業として配当姿勢に一定の安心感があると受け止められていました。

急落によって株価が大きく下がった一方で、配当と企業規模を考えると、長期で持つ前提なら十分検討に値するという判断だったのでしょう。

3銘柄目はIDOM

3銘柄目はIDOMです。中古車販売のガリバーで知られる企業ですが、こちらも動画では株主優待の魅力が強く意識されていました。

IDOMは株主優待の新設後に株価が大きく上昇したものの、その後の急落で1270円前後まで売られる場面があったと紹介されています。投稿者はここを安いと見て購入しました。配当利回りは2.9%程度で、さらに年2回のデジタルギフト優待が付く点が大きな魅力とされていました。

優待内容だけを見るとかなり利回りが高く、投稿者自身も利回りが高すぎるのではないかという感覚を持ちながら、それでも1年継続保有の条件があることをむしろプラスに考えていました。

継続保有条件がある優待は、短期での優待取りだけを狙う投資家を減らし、ある程度安定株主を増やす効果も期待されます。そのため、優待目当ての個人投資家にとっては魅力的に映りやすい銘柄です。

投稿者が注目していた銘柄群から見える相場の特徴

購入した3銘柄以外にも、動画ではいくつか注目銘柄が紹介されています。これらを見ると、今回の急落でどの分野が特に大きく売られていたのかが見えてきます。

日本航空は原油高懸念がありつつも権利取りも意識される銘柄

日本航空は、原油高が進むと燃料コスト増加が意識されやすい業種です。そのため、地政学リスクと原油高がテーマになった今回の相場では警戒されやすい銘柄でした。ただ、動画では思ったほどは下がらなかったという印象も語られています。

一方で、3月権利や配当、優待の魅力もあり、今後さらに下がるなら検討余地があるという見方が示されていました。航空株は景気や燃料価格の影響を受けやすい反面、インバウンドや旅行需要の回復局面では強さを見せることもあります。

そのため、短期的には不安があっても、中長期では注目する投資家が一定数いる銘柄です。

化学セクターは全面安の中で大きく売られた

動画で特に多く取り上げられていたのが化学セクターです。三菱ガス化学、三菱ケミカル、住友化学などが次々に紹介されており、いずれも大きな下げとなっていました。

こうした企業は景気敏感株の性格があり、景気後退懸念や原材料価格の上昇、世界経済の減速不安などが重なると売られやすくなります。ただ、その分だけ株価が大きく下がると配当利回りが上昇し、長期投資家にとっては魅力が出てくる場合があります。投稿者もこの点を重視しており、化学関連は厳しい局面にある一方で、買い場候補として強く注目している様子でした。

半導体・ハイテクは成長期待の反動で下落がきつい

半導体やハイテク関連も今回の急落で大きな影響を受けました。SUMCO、アドバンテスト、ソフトバンクグループ、キオクシアなど、相場をけん引してきた人気銘柄が軒並み下げたことが紹介されています。

これらの銘柄は、もともと期待先行で買われやすい側面があります。AI、データセンター、半導体需要といったテーマが盛り上がると急騰しやすい一方で、成長期待が少しでも揺らぐと大きく調整しやすいのが特徴です。投稿者自身はこうした銘柄を直接買うタイプではないとしつつも、相場全体の動きを把握するうえでは非常に重要な情報として見ていました。

金融株も例外なく下落した

三菱UFJ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループといった金融株も下落しており、投稿者の資産減少の一因になっていたようです。銀行株は金利上昇メリットが期待される局面では買われやすい一方、全面的なリスクオフ相場では一緒に売られやすい面もあります。

ただ、動画では三井住友フィナンシャルグループのように配当利回りが3%台を回復してきた銘柄もあり、ようやく投資妙味が出てきたのではないかという見方も示されていました。高配当株投資を重視する個人投資家にとっては、こうした水準変化は大きな注目点です。

ホンダの下げが限定的だったことにも注目

この日、投稿者が意外に感じたのがホンダの強さです。相場全体が大きく崩れるなかでも、ホンダは引け時点で0.5%程度の下落にとどまっており、相対的にかなり底堅い動きでした。

その理由として、投稿者は配当の厚さが下支えになっている可能性を指摘しています。

自動車株の中でもホンダは割安感や株主還元への期待から、一定の買い需要が入っているのではないかという見方です。暴落日に強い銘柄は、相場が落ち着いた後にも見直されやすいため、こうした観察は今後の銘柄選びにも役立ちます。

暴落相場で大切なのは事前準備と現金余力

今回の動画の中で、銘柄紹介以上に重要なのが、暴落への向き合い方についての考え方です。投稿者は、なぜこの日に買えたのかという理由として、事前に銘柄選定をしていたことを挙げています。

相場が崩れている最中に、その場で何を買うか考えるのは簡単ではありません。

全面安のときは、どの銘柄も大きく下がっているため、何が本当に割安なのかが見えにくくなります。さらに、精神的にも冷静さを失いやすく、普段ならしない判断をしてしまう危険があります。だからこそ、あらかじめ候補銘柄を決め、どのくらい下がったら買うかを想定しておくことが大切だと語られています。

これは初心者にも非常に重要な考え方です。急落はいつ来るか分かりませんが、来た時に慌てないように準備しておくことは誰にでもできます。ウォッチリストを作る、希望買値を決める、資金配分を考えておくといった地味な準備が、暴落時には大きな差になります。

同時に、現金余力の大切さも強調されています。投稿者自身は今回かなり買い向かい、結果として現金がほぼ尽きてしまったと率直に反省しています。さらに下がった時に追加で買える余力を残しておくことの重要性を、身をもって感じたと述べています。

これは非常に現実的な教訓です。暴落時は安く見える銘柄がたくさん出てきますが、最初の下げで資金を使い切ると、その後さらに大きなチャンスが来ても動けなくなります。相場では底を正確に当てることは誰にもできません。だからこそ、何回かに分けて買う、資金を段階的に投入するという考え方が大切になります。

経験値があると暴落時の精神状態は大きく変わる

動画の後半では、暴落相場で精神的に比較的落ち着いていられた理由として、過去の経験が挙げられています。令和のブラックマンデーやトランプショックのような急落局面をすでに経験していたことで、今回の下げに対しても必要以上に動揺せずに済んだというわけです。

投資では、知識と同じくらい経験が重要だと言われます。特に暴落時は、頭で理解していることと、実際に資産が大きく減っている場面で平常心を保てるかどうかは別問題です。過去に急落を経験した人ほど、こういう日もあると受け止めやすくなります。

もちろん、これは最初からできることではありません。初心者のうちは、どうしても評価損や大きな下落に強い不安を感じやすいものです。ただ、その経験を積み重ねることで、徐々に相場との付き合い方が分かってくるというのは、多くの投資家に共通する流れでもあります。

今回の動画では、今日の下げだけを見ると確かに厳しいが、過去のもっと激しい局面と比べれば、まだ経験の範囲内だという感覚も語られていました。こうした視点は、相場の一時的な混乱を必要以上に恐れないためのヒントになります。

底を当てるのではなく平均値を取りに行くという考え方

最後に、動画全体を通して一貫しているのが、底値を完璧に当てようとしない投資姿勢です。投稿者は、相場の先行きも戦争の行方も誰にも読めない以上、凡人は平均値を取りに行くのが現実的だと語っています。

これは、いわゆる時間分散や段階的な買い下がりに近い発想です。大きく下がった日に少し買い、さらに下がったらまた買う。そうすることで、平均取得単価を調整しながら長期で上昇を待つ考え方です。短期売買で一発逆転を狙うのではなく、暴落局面も資産形成の一部として淡々と受け入れる姿勢が表れています。

初心者ほど、相場が荒れると今買っていいのか、それともまだ待つべきなのかと悩みがちです。しかし実際には、その答えを正確に知ることはできません。だからこそ、一度に全額を入れず、平均を取りに行くやり方の方が無理なく続けやすいとも言えます。

まとめ

今回の動画は、日経平均が一時4000円超下落するという歴史的な急落局面の中で、投稿者が実際にどのように考え、何を買い、どう相場と向き合ったのかをリアルに伝える内容でした。

購入した銘柄は、テルマー湯ホールディングス、三井化学、IDOMの3銘柄でしたが、その選定理由を見ると、単に値下がり率だけで飛びついたわけではなく、配当、優待、割安感、事前の準備といった複数の要素を踏まえて判断していたことが分かります。

また、今回の急落を通じて改めて浮き彫りになったのは、暴落時には事前準備、現金余力、経験値が非常に重要だということです。相場が崩れてから慌てるのではなく、普段から買いたい銘柄を整理し、どの水準なら買うかを考え、資金を残しておくことが、急変時の行動力につながります。

さらに、底を完璧に当てようとするのではなく、平均値を取りに行くという姿勢も、個人投資家にとっては非常に現実的な考え方です。今回のような急落は恐怖を伴いますが、見方を変えれば将来に向けた仕込みの機会にもなります。

相場の先を誰も正確には読めません。だからこそ、大切なのは自分なりのルールを持ち、感情に流されず、長い目で市場と付き合っていくことです。今回の動画は、その難しさと大切さを同時に教えてくれる内容だったと言えるでしょう。

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