この記事は、YouTube動画「急落で買い増し!ナンピン候補のオススメ高配当銘柄(優待も)」の内容をもとに構成しています。
高配当かつ株主優待も魅力的な銘柄を、今後の急落時に「ナンピン(買い増し)」したいという視点で厳選し、投資家目線で解説されています。
目次
結論:高配当+優待は下落時の“拾い場”になる
動画では、配当利回り3.9%〜5%以上の高配当株に加え、優待制度も整った銘柄を7社紹介。いずれも著者自身が保有しており、「今後下げたら買い増ししたい」としてリストアップされた実践的な内容です。
今が狙い目!ナンピン候補の高配当・優待銘柄7選
1. ヤマハ発動機(7272)
- 配当利回り:約4.6%
- 株主優待:カタログギフト(100株で1000円分、3年保有で倍増)
- 船舶・バイク分野で世界展開。
- 株価は右肩下がり中で割安感あり。
- 自己資本比率・業績水準も堅調で、長期投資向き。
2. AGC(5201)
- 配当利回り:約4.9%
- 6月権利確定:105円/年210円の中間配当
- 国内最大級のガラスメーカー。
- 株価は下落基調だが、黒字転換+財務安定(自己資本比率5割)。
- 今後の回復見込みもあり、6月権利取り狙いも可能。
3. 日清紡ホールディングス(3105)
- 配当利回り:約4%
- 減配なし歴:40年以上
- 株価は横ばい圏を維持しながらも安値圏。
- 減配しないという“鉄の配当ポリシー”が強み。
- 配当の安定性を最重要視するなら注目の1銘柄。
4. 積水ハウス(1928)
- 配当利回り:約4.7%
- 権利確定:7月(本決算は1月)
- 大手ハウスメーカー。決算失速で株価急落中(6.5%下落)。
- 増配傾向・財務基盤の安定が魅力。
- 今の水準で拾えれば配当+値上がりも狙える。
5. ツムラ(4540)
- 配当利回り:約4%
- 医薬品・漢方薬のリーディング企業
- 株価は大幅下落中。安値圏が続くが、業績は堅調。
- 政策リスクはあるものの、医療関連の下支え期待。
- 自己資本比率も高く、守りながら攻められる一手。
6. 近鉄グループホールディングス(9041)
- 総合利回り高(配当+優待)
- 優待内容:近鉄乗車券、ホテル・観光施設の割引
- インバウンド需要や鉄道利用回復が期待されるも、株価は低迷。
- 長期保有で優待拡充あり。
- 総合利回りを重視する投資家には特におすすめ。
7. ミルボン(4919)
- 配当利回り:3〜4%台+株主優待(自社製品)
- 株主優待は自社商品3000円相当(3年保有で6000円相当)。
- 美容業界で高シェアを誇る。
- 株価は下落中でナンピンの好機に。
- 業界特化型でブランド力に強み。
投資戦略:ナンピン買いで重要な3つの心得
- 「自分だけの価格基準」を持つこと
- 誰かの「○○円が買い時」ではなく、自分で決めた水準で動く。
- 急落にビビらないメンタル
- 他人の発言や市況に惑わされず、事前の戦略に従って買う。
- 単元未満株でも戦える
- AGCのように高価格株でも、少額から買い増して単元化できるのが強み。
投資家に朗報:配当+優待の合わせ技で「総合利回り」を狙え
以下のような視点で「利回り」を再評価することが重要です:
銘柄 | 配当利回り | 優待利回り(目安) | 合計利回り(参考) |
---|---|---|---|
ヤマハ発動機 | 4.6% | 約1.0% | 約5.6% |
AGC | 4.9% | なし | 4.9% |
日清紡HD | 4.0% | 安定性◎ | 4.0%安定 |
積水ハウス | 4.7% | なし | 4.7% |
ツムラ | 4.0% | 0.5〜1.0% | 最大5%近く |
近鉄GHD | 3.5%? | 優待3〜4%相当 | 合計6〜7%級 |
ミルボン | 3.5%? | 優待1〜2%相当 | 合計5〜6%級 |
まとめ:ナンピン候補は「準備」と「自信」が全て
- 「落ちてから考える」では遅い。自分の買いたい価格帯を事前に決めておく。
- ナンピンは怖い行動に見えるが、正しい戦略ならむしろ有利。
- 高配当+優待の銘柄なら、持ち続けるだけで年5〜6%のリターンも狙える。
短期の値動きに振り回されず、自分のルールで“落ちるナイフ”を掴みにいく。それが長期投資家の姿勢です。
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