結論:日本株の急落は“買いチャンス” 高配当10銘柄を押さえておこう
2025年4月、トランプ前大統領の関税発表による世界的な株安の中、日本株も大幅に下落しています。中には5%超の急落を見せた銘柄もあり、多くの投資家が含み損を抱える一方で、この暴落局面を「買い場」として活用する投資家も少なくありません。
本記事では、今のような不安定な相場でこそ注目したい「高配当10銘柄」を厳選して紹介します。配当利回り・業種・暴落幅などの具体データも紹介しながら、長期で安定したインカム収入を目指す戦略を解説します。
目次
なぜ今、高配当株なのか?
- 株価は下がっても配当は定期的に受け取れる
- 暴落相場であっても「精神的に耐えやすい」
- 長期で見れば配当だけで40%以上のリターンも可能(例:年4%×10年)
- 増配傾向の企業を選べば「実質利回りの上昇」も狙える
特に「自動車」「金融」「鉄鋼」など、景気敏感株が大きく下げており、一時的な悪材料を織り込んだ“割安高配当銘柄”が豊富に出現しています。
暴落で注目の高配当10銘柄(2025年4月時点)
銘柄名 | 証券コード | 配当利回り(目安) | コメント |
---|---|---|---|
三菱UFJフィナンシャル・グループ | 8306 | 約3.6% | 増配傾向、連続配当実績あり |
みずほフィナンシャル・グループ | – | 約4.0%超(PTS参考) | 主力銀行株、割安感強い |
MS&ADインシュアランス | 8725 | 約5.1% | 増配実績あり、内需に強み |
宮崎銀行 | – | 約3.9% | 地銀株、長期安値圏で注目 |
トヨタ自動車 | 7203 | 約3.7% | 権利確定後も株主優待あり |
トーヨータイヤ | 5105 | 約5.4% | 自動車関連、短期で大きく下落 |
積水ハウス | 1928 | 約4.6% | 不動産株、安定配当+増配傾向 |
日本製鉄 | – | 約5.4% | 鉄鋼大手、PER・PBRともに割安 |
ENEOSホールディングス | – | 約3.8% | エネルギー関連、反発余地あり |
三菱商事 | – | 約4.0%前後 | バフェット銘柄、大規模株主還元 |
※利回りは2025年4月時点での参考値です。最新情報は証券会社等でご確認ください。
注目銘柄の詳細解説(抜粋)
1. 三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)
- 利回り:約3.6%
- 特徴:連続増配中、メガバンクの代表格
- 株価が一時的に7%以上下落したが、業績・財務安定
- 利上げ減速により短期的に売られやすいが、中長期では買い場
2. トーヨータイヤ(5105)
- 利回り:約5.4%
- 直近2日で7.5%の大幅下落
- 自動車部品関連で関税の影響を受けやすいが、高配当+増配基調
3. 積水ハウス(1928)
- 利回り:約4.6%
- 権利確定月が1月・7月という珍しい構成
- 米国事業が好調で株主還元に積極的
4. 日本製鉄
- 利回り:約5.4%
- 大手鉄鋼メーカーでありながら大幅下落中
- 景気敏感株だが、大型インフラ需要が今後の追い風に
長期的な視点がカギ:インカム+増配で資産形成
例えば、年4%の配当を10年間もらい続けた場合:
- 累計配当収入:40%
- 加えて、増配が続けば実質利回りはさらに上昇
- 暴落時でも“売らずに持ち続ける勇気”が重要
投資で大きなリターンを得るには「暴落時に市場から逃げず、淡々と続ける」ことがポイントです。
補足:クラウドファンディング型投資(ファンズ)も紹介
動画では、「元本変動リスクの低い債券型商品」としてクラウドファンディング「ファンズ」も紹介されていました。
- 利回り:3〜5%
- 1円から投資可能
- 登録だけで1500円もらえるキャンペーン中
- 元本毀損ゼロ(過去実績)
高配当株と合わせて、分散投資の一環として検討してみるのも一つの選択肢です。
まとめ:今はまさに“高配当投資のチャンス”
- 株価急落=利回り上昇のチャンス
- 精神的に安定して長期保有しやすい
- 増配傾向の企業を選べば、時間が味方になる
焦って売るのではなく、「10年後に笑えるような銘柄」を今のうちに仕込んでおく。それが高配当株投資の本質です。
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