この記事は、YouTube動画「日米関税合意でトヨタ、マツダ、みずほなどが爆上げ!勝利ナンピン」を基に執筆しています。
目次
結論:関税リスクの後退が日本株を強烈に押し上げた!
・日米間で交渉されていた自動車関税が25%から15%に緩和される見込み
・この発表を受けて日経平均は前日比+1396円上昇、過去最高の4万22円に接近
・トヨタ+14%、マツダはストップ高、みずほ+5%超など関連株が爆発的に上昇
・下落時にナンピン(追加買い)していた投資家にとっては「勝利の日」となった
株価を押し上げた背景:関税リスクの後退と政局の不透明感
今回の株価上昇には以下のような要因が絡んでいます。
1. 関税リスクの後退
- トランプ前政権時に話題となった自動車関税25%の導入リスク
- 今回の交渉で15%にとどまる見通しが報じられた
- 特に輸出依存度が高い企業(マツダ、トヨタなど)にポジティブサプライズ
2. 政局の混乱と市場の解釈
- 一時「石破首相が退陣する」との報道が流れ混乱
- 夕方には否定されたが、市場は「石破降板」前提でポジティブに解釈
- 「次期首相に高市氏や小泉氏が浮上→金融緩和+経済重視政策を期待」との声も
銘柄別:爆上げ銘柄とその背景
銘柄名 | 上昇率 | 背景とコメント |
---|---|---|
トヨタ | +14% | 高配当(約4%)水準で買われ、関税不安の後退が追い風に |
マツダ | ストップ高 | 輸出依存度が高く、最も恩恵を受けるとされる |
ホンダ | +11% | 下落局面でナンピンした人が報われた銘柄 |
スバル | +16% | 売却後の急騰に「悔しい」との声も。分散の重要性が浮き彫りに |
ヤマハ発動機 | 非公開 | 1,000円前後で仕込んだ投資家に大きな含み益 |
アイシン | 非公開 | 自動車部品メーカーとして恩恵大。暴落時に買って成功 |
住友林業 | +10% | 米国の住宅関連株高の影響を受けて連れ高 |
小松製作所 | 非公開(過去最高更新) | 2000円台からの長期保有で倍以上に |
みずほFG | +5%以上 | メガバンク全体が上昇、利上げ期待+政権交代期待で評価上昇 |
三菱UFJ・三井住友 | +5%前後 | 同様の文脈で上昇、含み益が拡大中 |
三菱商事 | +3.6% | ナンピンで保有株数を増やした投資家に朗報 |
INPEX(インペックス) | 微増 | 原油高などを背景に回復基調 |
爆上げ局面で投資家が考えるべきこと
1. 「評価されるべきは勇気ある買い行動」
- 下落時のナンピンが功を奏した
- 株価の動きは「結果論」であり、未来を読めたわけではない
- 評価すべきは「恐怖の中で動いた自分の勇気」
2. 長期視点を持ち続ける
- 利益確定の誘惑が爆上げ局面では強くなる
- 目的を見失うと、次の暴落時に「握力(保有する力)」がなくなる
- 最初に描いた投資期間・目標に立ち返ることが大切
3. 売却の判断基準を明確に
- 「予定していた売却価格に達した」「目的を果たした」場合は迷わず売却
- 逆に、長期保有目的なら利確に惑わされず持ち続ける
高値局面でも買える株を探す視点
- 全体が上がっているように見えても割安な銘柄は残っている
- 例:ライオンはこの日も年初来安値を更新していた
- 常に市場全体をチェックし「どんな局面でも淡々と買える力」を養うべき
浮かれず感謝を忘れない姿勢
投資家として大切なのは「調子の良いときにこそ慎重に、感謝の気持ちを忘れないこと」。
- 好調だからと高級車を買うのはNG
- トランプショック時、レクサス何台分も含み益が消えた経験あり
- 投資成績は「運」の要素も大きい
- 家族や周囲の支えがあることを忘れず、驕らずに謙虚な姿勢を持つべき
まとめ:関税合意で始まった“勝利のナンピン”
今回の爆上げ相場は、単なる「ラッキー」ではなく、下落時に勇気を持って行動できた投資家にとっての「報酬」でした。
投資家が学ぶべき教訓 | 内容 |
---|---|
恐怖の中で動ける人が勝つ | 落ちるナイフでも拾う勇気 |
結果論に溺れない | 株価の動きは予測できないと割り切る |
目的と期間を忘れない | 利益が出ても、当初の計画を崩さない |
高値でも良い株はある | 全体が上がっていても必ず買える銘柄は存在 |
調子に乗らない | 投資家としての姿勢が大切 |
今回のような急騰局面こそ、投資家の「メンタルと戦略」が試される場面です。次の相場の波に乗るためにも、今こそ冷静に、長期の視点を持って資産形成に取り組みましょう。
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