本記事は、YouTube動画「日経先物エグい!怒りナンピン、初テンバガーも」の内容を基に構成しています。
日経先物が示した異常とも言える上昇
2月7日、日経平均先物が前営業日比で約2080円、率にして約3.8%という急騰を記録しました。
価格水準は5万6500円近辺に達し、過去を振り返っても極めて稀な上昇局面となっています。
動画では、この動きを「異次元」「全人未踏」と表現し、投資家心理に与えるインパクトの大きさが強調されていました。
なぜ日経先物はここまで上昇したのか
今回の急騰の背景として語られているのが、選挙結果を先取りする期待感です。
結果が市場にとって好材料になるとの見方が強まり、それが先物主導での買いにつながったと考えられます。過去10年を見ても、短期間でここまで急激な上昇を見せるケースは多くありません。
動画内では、筆者が投資を始めた頃の日経平均が1万円前後だったことにも触れられています。
そこから現在の水準まで考えると、長期で市場に居続けただけでも5倍から6倍の成長を享受できた計算になります。一方で、短期的には「上がりすぎて気持ち悪い」と感じる投資家がいるのも自然な反応と言えるでしょう。
怒りナンピンで買い増したNTT
こうした株高局面の一方で、動画では冴えない値動きを続ける銘柄としてNTTが紹介されました。NTTは決算発表で下方修正が出たことを受け、株価が軟調に推移しています。
それでも筆者は、この局面でNTTを153円で300株ナンピン買いしています。
NTTは150円から160円付近で長期間横ばいが続いており、大きな値動きはないものの、配当利回りは約3.5%と高水準です。連続増配銘柄としての評価もあり、短期のキャピタルゲインよりもインカムゲインを重視する投資戦略には適した銘柄と語られています。
現時点では含み損を抱えているものの、配当を含めたトータルリターンで見れば「負けていない」と考えられる点が強調されています。
成熟したインフラ企業でありながら、新技術開発による成長余地も残している点がNTTの特徴とされています。
初のテンバガー体験:IHIで得た教訓
動画の中で最も印象的なのが、筆者が初めてテンバガーを達成した銘柄としてIHIが紹介された点です。IHIは重工大手で、過去に不祥事をきっかけに株価が大きく下落した時期がありました。
筆者はその下落局面で、分割前価格に換算して389円という水準で購入しています。その後、株価は10倍に成長し、名実ともにテンバガーを達成しました。ただし、購入株数が少なかったため、利益額としては100万円前後にとどまった点を悔やんでいます。
この経験から得られた教訓として、大手企業であっても成長局面に入れば株価が数倍、場合によっては10倍になる可能性があること、そして有望と判断した銘柄は単元株で保有する重要性が語られています。
トヨタ自動車の決算と自動車株の二極化
続いて取り上げられたのがトヨタ自動車です。トヨタは今期最終利益を22%上方修正するなど、堅調な決算内容を発表しました。株価も高値圏をブレークしそうな動きを見せており、増配への期待も高まっています。
一方で、自動車業界全体を見ると、好調な企業と厳しい企業の二極化が進んでいます。トヨタが好調である一方、他メーカーでは苦戦が目立つケースもあり、「勝ち馬に乗る」重要性が改めて示されています。
仮想通貨・貴金属市場の荒い値動き
動画後半では、株式以外の資産クラスにも言及されています。ビットコインは高値から大きく下落し、一時1100万円台まで値を下げました。値動きの激しさからリスクの高い投資対象である一方、下落局面をチャンスと捉える投資家もいることが示唆されています。
また、銀や金といった貴金属も短期間で大きく上下しており、安全資産とされながらも、近年はボラティリティが高まっている点に注意が必要だと語られています。
個人投資家の買い動向と今後の決算注目銘柄
NISA口座を通じた個人投資家の買い動向としては、任天堂、NTT、三菱UFJ、ソフトバンクグループ、ソニーなど、下落局面で割安感の出た大型株が目立ちます。来週以降はJT、リクルート、楽天銀行、川崎重工業、オリックスなど、多くの注目決算が控えており、市場の反応が注目されます。
まとめ:急騰相場でも冷静な視点を持つ重要性
日経先物の異次元高騰は、投資家に高揚感と不安の両方をもたらしました。動画を通じて伝えられているのは、こうした局面でも感情に流されず、配当や企業価値を重視した投資を続ける姿勢の重要性です。
怒りナンピンという形であっても、長期視点で信じられる銘柄を積み上げること、そしてIHIのように将来の成長を見据えて早期に仕込むことが、大きなリターンにつながる可能性を示しています。歴史的な相場の瞬間に立ち会えること自体を一つの経験として受け止めつつ、冷静な判断を続けることが、今後の投資において重要だと言えるでしょう。


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