※本記事は、YouTube動画「日経平均株価48000円!株価トレンドが見た今後の株価は?ズボラ株投資」をもとに執筆しています。
結論:日経平均は依然として上昇トレンド内。トレンドの勢いが続く限り、48,000円も現実的な水準
現在、日経平均は平行チャネル内の中間地点に位置しており、上限に向けて上昇する可能性は十分に残されています。過去の長期トレンドや海外投資家の買い行動もその流れを裏付けており、チャート上はポジティブなシグナルが継続中です。
平行チャネルとは何か?いまの日経平均の動き
動画ではまず、日経平均株価の長期的なトレンドを解説。ポイントは「平行チャネル」というチャートパターンです。
平行チャネルとは?
- 株価が上下に引かれた平行線の中で推移する状態のこと
- 現在、日経平均はチャネルの中間付近
- 下限から上限に向かう動きの途中である可能性が高い
つまり、チャートの形状だけを見るとまだ「上昇の余地」があるという判断になります。
トレンドが崩れるのはどんなときか?
では、この上昇トレンドはいつ崩れるのでしょうか?
過去のトレンド崩壊の例:バブル崩壊(1990年)
日本株の長い歴史の中で、明確にトレンドが崩れたのは1990年のバブル崩壊時のみ。2013年のアベノミクス以降は、基本的に右肩上がりのチャートを描いています。
崩れる前のチャートパターンの特徴
- 株価がチャネルの上限に届かなくなってくる
- 徐々に中心線を超えなくなる
- その後、チャネル下限を割り込む
このような**「勢いの喪失」→「支持線割れ」**のパターンが繰り返されています。
現時点では、まだ中心線を上回っており、崩れる兆候は見られないとのこと。
海外投資家の動きが示すもの
動画では、海外投資家の買い行動とチャネルの位置関係にも注目しています。
過去の海外投資家の買いタイミング
- 2020年:チャネル下限にタッチしたあとに買いが集中
- 2023年1月:再びチャネル下限からの反発時に買い
つまり、海外勢はチャネルの下限を“買い場”と判断している可能性が高いということです。
2024〜2025年の動き
今回も、チャネル加減からの反発局面で海外投資家が買いに入っているとされており、これは過去と同じパターンです。
海外視点で見る日本株:MSCIジャパン指数のテクニカル分析
海外投資家が日本株を買う際の参考指数となるのが「MSCIジャパンインデックス」。そのチャートも注目ポイントです。
- 2024年4月ごろ、上限ラインをブレイク
- 一度押し目(リターンムーブ)を作った後、現在再び上昇の兆し
- 今はサポートライン上で反発の攻防戦中
ここを維持できれば、海外からも「日本株は買いだ」と認識される可能性が高いとの見立てです。
長期視点で見た日経平均の可能性:48,000円は現実か?
日経平均のチャネル上限を考慮すると、今後の上値余地はかなり大きいと考えられます。
過去10年以上のトレンドを整理
年代 | 出来事 | 株価トレンド |
---|---|---|
2013年 | アベノミクス開始、異次元緩和 | 上昇トレンド開始 |
2020年 | コロナショック後、急角度で回復 | トレンド加速 |
2023〜2025年 | 海外投資家の買い増し | 強い上昇圧力 |
このトレンドが継続すれば、日経平均が48,000円に到達しても不思議ではありません。
現時点での投資判断と注意点
ポジティブな要素
- チャート的にはトレンド継続中
- 海外投資家の買いが入っている
- インデックスチャートもブレイク後の押し目形成中
リスク要因
- チャネルの中心線で停滞し始めると、勢い失速の兆し
- サポートラインを割り込むと下落トレンドに転換する可能性も
まとめ:今はまだトレンド内。勢いが継続する限り、上を狙える展開
- 日経平均は依然として平行チャネルの中間地点
- 上昇トレンドが崩れる兆しはまだ見られない
- 海外投資家の買い行動も加勢
- MSCIチャートでは反発の攻防線に位置
- 今後数ヶ月で48,000円も視野に入る
とはいえ、トレンドの終焉サイン(上限に届かなくなる・加減割れ)には注意が必要。中期的には押し目買いの好機とも考えられるタイミングです。
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