日経平均は2026年後半に5万円到達か?エミン×永濱が語る日本株・世界経済の行方

※本記事はYouTube動画「【日経平均の今後】エミンvs永濱/2026年後半には5万円に」の内容をもとに、初心者でも理解しやすい形でまとめています。


目次

結論

エミン氏は日経平均が2026年後半に5万円台へ突入する可能性を指摘。一方で永濱氏は同様の上昇シナリオを想定しつつも、5万円到達の確度には慎重な姿勢を示しました。


両者の見方の共通点は「短期的には調整局面がありつつも、2025年後半から上昇トレンドが再開する」という点です。


テクニカルから見た日経平均のステージ遷移

エミン氏は、日経平均を「2万円・3万円・4万円・5万円」という長期的な価格ステージで分析。

  • 過去のパターン
    • 前の抵抗線を突破すると、それがサポートに変わり次のステージへ。
    • 例:2万円ゾーン(1992〜2022年)→突破後3万円ゾーン→2023年に4万円ゾーン入り。
  • 現状
    • 4万2000円を一度超えたがサポートされず反落中。
    • 再び突破してサポートに変われば、5万円ステージ入りの可能性

企業業績とタイミング

  • 2026年3月期:増収1.2%・営業利益-2.9%(インフレ3%を考慮すれば実質減収)。
  • 2027年3月期:増収・増益見込み。
  • 株式市場は業績回復を先取りするため、2025年10〜12月頃から上昇を織り込み始めると予測。

世界情勢と日本株

  • トランプ政権復帰の場合、2025年11月の米中間選挙に向けて景気刺激策を打つ可能性が高く、世界株高につながる可能性。
  • ジェネレーショナルな大暴落(リーマン級)が起きなければ、日本株の5万円到達は十分可能。

国内政治と第3勢力の影響

  • 自民・立憲両党の得票減少を背景に、国民民主党や賛成党など新興勢力が台頭
  • 若い候補者がSNS(TikTok・Xなど)を駆使し、低コストで支持拡大。
  • これは「シルバー民主主義崩壊」の兆しとも言える。
  • 政策面では、財政緊縮から適度な財政出動への転換が期待される一方、やり過ぎればインフレ・日本売りリスクも。

ドイツ株の上昇と国際的背景

  • ドイツ株はトランプ当選以降約30%上昇
    • 財政拡大路線への転換
    • 欧州内でのドイツのリーダーシップ復活(軍事力強化・防衛産業拡大)
  • ドイツの変化は日本の政策にも影響を与える可能性あり。

ステーブルコインとマクロ経済

  • 米国はステーブルコイン発行者に国債保有を義務付ける法案を推進。
    → 米国債需要増による国債市場の安定化が狙い。
  • ただし、双子の赤字(財政赤字+経常赤字)の根本解決にはならない。
  • 日本ではステーブルコインが既に法制度化されているが、決済インフラの主流になる可能性は低く、補完的役割にとどまる見通し。

投資家への示唆

  1. 長期テクニカルの節目(4万2000円突破→サポート化)に注目。
  2. 企業業績の底入れ時期を意識(2025年後半〜2026年前半)。
  3. 国内外の財政・金融政策の方向性を見極める。
  4. 政治的変化(第3勢力台頭、SNS戦術)が経済政策に与える影響も軽視しない。

まとめ

  • 短期:日経平均は調整局面入りの可能性。
  • 中期(2025年後半〜2026年後半):企業業績回復・米景気刺激策・国内政治の変化が重なれば5万円到達の可能性。
  • 長期:世界経済・金融政策・技術革新(デジタル通貨など)が新たな成長要因に。
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