※本記事は、YouTube動画「【史上最高値更新】日経平均株価はこれから大きく上昇か」の内容をもとに、初心者にも分かりやすくまとめたものです。
目次
結論:長期停滞を抜けた日経平均は、10〜15年続く大相場の可能性大
日経平均株価がついに市場最高値を更新しました。
過去34年以上続いた長期停滞を突破したことで、今後5年〜15年程度の長期上昇トレンドが期待されます。
歴史的に見ても、長いレンジを上抜けた後には大幅上昇が続く傾向があります。
1. 今回のブレイクアウトの背景
4万円ライン突破の重要性
- 2023年までの長期レンジ上限は約4万2000円
- 7月に一度上抜け、その後の調整でも3万円前半までしか下がらず反発
- 今回、このラインを明確に突破 → レジサポ転換により、今後は4万円台前半が下値の支えになりやすい
相場格言「新高値には黙ってつけ」
- 新高値を更新した銘柄や指数は、その後も上昇トレンドを継続する可能性が高い
- もちろん下落リスクはゼロではないが、長期停滞抜け後は需給が急激に買い優勢になりやすい
2. 長期停滞抜け後の上昇事例(S&P500から学ぶ)
過去150年のS&P500では、長期レンジ突破後に10年以上の上昇が何度も発生しています。
停滞期間 | 突破後の上昇年数 | 株価倍率 |
---|---|---|
1930〜1954年(24年) | 14年 | 約3.8倍 |
1968〜1980年(12年) | 20年 | 約12.8倍 |
2000〜2013年(13年) | 12年継続中 | 約4.1倍 |
日経平均も34年以上停滞していたため、米国株以上の上昇エネルギーを持っている可能性があります。
3. 今後のターゲット価格
- 停滞レンジの値幅:約3万3000円
→ 第一目標:7万3000円 - 米国株の事例通り「3倍上昇」を想定すると、15年で12万円超も視野
- 年率リターン別の予測
- 10%成長:16万9000円
- 7.5%成長:10万円
- 6.3%成長:10万円(必要最低ライン)
- 5%成長:8万4000円
4. 株価上昇を後押しする3つの要因
- インフレ
- 物価上昇=売上増加→利益増→株価上昇
- インフレ2倍で企業利益も2倍になりやすい
- 賃上げ
- 所得増 → 消費増 → 企業業績拡大
- 円安
- 海外売上比率の高い企業の円換算利益が増加
5. 投資戦略のポイント
- 国内内需株は人口減少の影響で伸びにくい
- おすすめは海外売上比率の高い企業
- 個別株が難しい場合は
- 日経平均連動型ETF
- TOPIX連動型ETF
などの日本株インデックス投資が有効
まとめ
日経平均株価は、史上最高値更新に加え、34年続いた停滞を突破。
このブレイクアウトは10年以上続く大相場の始まりかもしれません。
インデックス投資や海外売上比率の高い企業への分散投資で、この長期上昇トレンドに乗るチャンスを逃さないことが重要です。
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