本記事は、YouTube動画『明日決算注目も昨年来安値更新!ナンピン地獄始動も』の内容を基に構成しています。
決算シーズンが本格化する中で、株価が大きく下落しながらも注目を集める銘柄が増えています。
今回の動画では、明日決算を控えるオリエンタルランドを中心に、ナンピン戦略の考え方、決算を受けた個別株の動き、円高局面で影響を受ける業種などについて、株主優待投資家の視点から幅広く解説されています。本記事では、動画内容を整理しながら、初心者にも分かりやすく解説していきます。
決算前でも株価は昨年来安値を更新する厳しい相場環境
足元の日本株市場は、指数だけを見ると底堅く見える場面がある一方で、個別株、とくに高配当株やバリュー株を中心に大きな下落が目立つ展開となっています。
動画内でも触れられている通り、日経平均はプラスで引ける日があっても、多くの投資家が体感的には厳しい1週間を過ごしている状況です。
ここ数日で数百万円単位の含み益が消えたという話もあり、決算シーズン特有の値動きの荒さが改めて意識される局面となっています。その中で注目されているのが、明日決算を迎えるオリエンタルランドです。
オリエンタルランドは昨年来安値圏で明日決算を迎える
昨年来安値とは何か
オリエンタルランドは、直近で株価が大きく下落し、昨年来安値を更新しています。
昨年来安値とは、直近1年間と当年に入ってからの株価を含めた期間の中で、最も安い水準を指します。短期的な下落ではなく、比較的長い期間で見ても安値圏にあることを意味します。
動画内では、株価が一時2711円まで下落した点が紹介されており、長期チャートで見ても厳しい下落トレンドが続いていることが分かります。
高値からは半年程度で半値近くまで下落しており、多くの投資家が含み損を抱えている状況です。
決算前に買うべきか、決算後を待つべきか
オリエンタルランドは明日決算発表を控えており、決算前に仕込むか、決算を見てから判断するかは非常に悩ましい局面です。動画内でも強調されている通り、決算前後の株価の動きは誰にも正確に予想できません。
業績自体は極端に悪いわけではなく、進捗率もカレンダーベースで見れば大きな問題はないとされています。ただし、インバウンド需要が一時ほど効かなくなってきた点や、中国人観光客の動向など、不透明要因も存在しています。
良い決算であってもすでに織り込まれて株価が下がるケースや、数字は悪くなくても先行き見通しを嫌気されるケースもあり、決算は常に結果論になりがちです。そのため、慎重な姿勢が求められます。
オリエンタルランドの財務と株主優待の魅力
財務は非常に健全
オリエンタルランドの自己資本比率は約73%とされており、財務体質は鉄壁といえる水準です。短期的な業績のブレがあっても、企業としての安定感は高い点が評価されています。
配当利回りは約0.5%と高配当銘柄ではありませんが、そもそもインカム狙いの銘柄ではなく、株主優待を含めた総合的な魅力で判断される企業です。
株主優待は長期保有で価値が高まる
株主優待については、分割後も3年以上の継続保有でワンデーパスポートが1枚もらえる仕組みとなっています。ディズニーランドのチケット価格は上昇傾向にあり、現在でも9000円前後の価値があります。
将来的にチケット価格が1万円を超える可能性を考えると、優待利回りとしては約3%程度に相当する計算になります。頻繁にディズニーに行かない人にとっては、非常に魅力的な優待といえます。
ナンピン戦略を実践するソニーフィナンシャルグループ
ソニーフィナンシャルはナンピン前提の投資
動画後半では、ソニーフィナンシャルグループについても詳しく語られています。この銘柄は一時180円台まで上昇した後、150円前後まで下落しており、再び厳しい局面を迎えています。
動画内では、160円付近から100株ずつナンピンを行い、取得単価を下げてきた経緯が紹介されています。一気にまとめて買わず、下落に応じて少しずつ買い増す姿勢が強調されています。
配当利回りと決算スケジュール
ソニーフィナンシャルは3月決算企業で、現時点でも配当利回りは約2.3%程度とされています。仮に年間配当が倍になれば、利回りは4.6%程度になる可能性もあり、配当面での魅力もあります。
2月13日の決算発表が次の注目ポイントであり、業績や今後の見通しを慎重に見極める必要があります。
決算を受けて動いた注目銘柄の整理
明暗が分かれた決算銘柄
動画内では、複数の決算銘柄が紹介されています。アドバンテストはAI向け半導体需要の拡大を背景に、今期予想を約19%上方修正し、PTSで11%を超える上昇を見せました。一方で、伊藤園は費用増加や減損の影響で株価が約6.8%下落しています。
野村不動産は今期経常利益を約6%上方修正し、増配も発表しており、割安感と配当の両面で注目されています。松井証券も累計で36%の増益となっており、配当利回りは4%台が期待されています。
円高の影響を受ける自動車株
円高が進行し、ドル円は152円台まで円高が進みました。その影響を受け、自動車株は全体的に厳しい動きとなっています。本田技研工業、トヨタ自動車、マツダなどが軒並み下落しており、高配当であっても株価の下落リスクは無視できない状況です。
一方で、エスディなど一部の銘柄は業績修正や増配を発表しており、業界全体が一律に悪いわけではない点も示されています。
決算シーズンと株主優待投資の考え方
動画の終盤では、1月の権利確定についても触れられています。
1月は優待銘柄が少ない月ですが、それでも石井食品や積水ハウスなど、魅力的な優待が存在します。2月、3月に向けて株主優待シーズンが本格化するため、決算と合わせて中長期視点で銘柄を選別していく重要性が語られています。
まとめ
今回の動画では、明日決算を控えるオリエンタルランドを中心に、決算シーズンにおける個別株の動きやナンピン戦略の実例が紹介されました。株価が昨年来安値を更新していても、業績や財務、株主優待といった中長期的な視点で見れば、検討に値する銘柄も存在します。
一方で、決算前後の値動きは予測が難しく、円高などの外部要因も株価に大きな影響を与えます。無理に一括で買うのではなく、時間と資金を分散しながら慎重に向き合う姿勢が、決算シーズンを乗り切る上で重要だといえるでしょう。


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