本記事はYouTube動画「The Only 3 Investments You Need to Build Real Wealth」を基にしています。
インターネット上には「簡単に稼げる投資法」や「リスクゼロの副収入」といった情報があふれていますが、現実はそんなに甘くありません。
動画で紹介されているのは「経済が上がろうが、下がろうが、横ばいでも通用する」たった3種類の投資戦略です。
この3つを組み合わせることで、安定収入・資産成長・リスクヘッジを同時に実現できます。
目次
投資の3つの柱とは?
- 収入を生み出す投資(Income)
→ 家賃収入や配当金など、生活費をまかなうためのキャッシュフロー - 資産を成長させる投資(Growth)
→ 株式やスタートアップ投資など、長期的に資産価値を増やす - 資産を守る投資(Protection)
→ 金やビットコイン、海外資産など、不況やインフレから守る
1. 収入を生み出す投資(Income)
仕事の給料ではなく、「お金がお金を生む仕組み」を作る投資です。
具体例
- 配当株・ETF
- SCHD(米国高配当株ETF):利回り約4%
- NOBL(S&P500配当貴族):25年以上連続増配企業
- VYMI(国際高配当ETF):海外の高配当企業に分散投資
- 不動産投資
- 賃貸用物件を購入し、家賃収入でローンや維持費を賄う
- 成功の目安:キャッシュ・オン・キャッシュリターン7%以上
- 実物資産を持てる点、税制優遇が大きな魅力
- 現金(キャッシュ)を使った投資
- 高金利の普通預金(年利4%前後)
- CD(定期預金型。拘束はあるが利率は高め)
- 米国債・米国債ETF(SGOVなど):利回り4.5%前後、国債なので安全性が高い
ポイント
- 「不労所得」とは言っても、最初は必ず資金・時間・労力が必要
- 特に不動産は準備や管理が手間だが、安定収入源になり得る
2. 資産を成長させる投資(Growth)
資産を「増やす」ことに特化した投資です。配当は出ずとも企業の成長により株価上昇が狙えます。
具体例
- インデックス投資
- S&P500(VOO、SPY):米国の大型株500社に分散
- NASDAQ100(QQQ):主にテック系企業、成長性は高いが変動も大きい
- VUG(バンガード大型株グロースETF):成長企業に特化
- スタートアップ投資
- StartEngine、Republicなどクラウドファンディング型のプラットフォームを通じて小口投資可能
- リスク大(ほとんどの会社は失敗)が、当たりを引けば10倍以上のリターンも狙える
ポイント
- 成長株やスタートアップは「失敗が当たり前」
- 長期で米国経済全体に投資するインデックスが王道で安全度高め
3. 資産を守る投資(Protection)
景気後退、インフレ、金融危機に備えるための「防御資産」です。
具体例
- 金(Gold)
- インフレ時に価値が相対的に上がる傾向
- 配当や利息はないが「実物資産」として通貨のような役割
- ビットコイン(Bitcoin)
- 分散型のデジタル資産
- 値動きは激しく投機性が強いが、「ドルや法定通貨から独立した資産」として保有する人が増加
- 海外投資
- 新興国ETF(VWO、EEMなど):中国、ブラジル、台湾、南アフリカなど
- 米国が不況でも他国が成長する可能性に賭ける
ポイント
- ゴールドは「貯金の代替」、ビットコインは「投機+分散」、海外投資は「リスク分散」
- 米国経済一極集中リスクを減らせる
まとめ:この3つで不況でも強いポートフォリオに
- Income(収入資産) → 毎月のキャッシュフローを作る
- Growth(成長資産) → 長期で資産価値を高める
- Protection(守り資産) → 不況・インフレ・通貨下落から守る
資産形成の本質は「攻めと守りのバランス」。
短期的な景気の上下に振り回されず、この3つをバランスよく取り入れることが、真の富を築く王道です。
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