本記事は、YouTube動画「株価がどうなるか分からない今だからこそ新NISA以外で投資するべきか!分散投資先にコレを選べば資産が10年間で4倍のケースも…」を基に、初心者にも分かりやすく内容をまとめたものです。
結論:新NISAだけに頼らず、少額でも暗号資産を分散先に組み込むべき
現在のように株式市場が不安定な局面では、従来の株式投資や新NISA一本ではなく、リスクを抑えつつリターンを狙える「分散投資」が重要です。
そしてその中でも、暗号資産(仮想通貨)をポートフォリオに少量組み込むことが、大きな可能性を秘めています。
なぜ分散投資が重要なのか?
広義と狭義の分散投資の違い
- 広義の分散投資:S&P500と全世界株式を両方持つなど、異なる株式指数に投資する方法。
- 実際にはすべて株式なので、下落時は一緒に下がるリスクがある。
- 狭義の分散投資:株式、債券、ゴールド、REIT、暗号資産など異なる資産クラスを組み合わせる方法。
- ある資産が下がっても、別の資産が上がる可能性があるためリスク分散に有効。
分散投資の目的
- 資産を減らさず安定運用したい
- 精神的に安心できる投資をしたい
- リターンを上げつつも、大きなリスクは取りたくない
株式だけではダメなのか?
株式(S&P500や全世界株式)は長期的に見ると年平均7〜10%のリターンを誇り、過去にはITバブルやリーマンショック、コロナショックを乗り越えてきました。
しかし、一時的には50〜80%下落することもあるため、心の余裕や運用の安定性を重視する人には補完的な資産も必要です。
注目される暗号資産:その魅力と実績
ビットコインの実績(2015年〜2025年)
- 2015年5月13日:1BTC = 28,931円
- 2025年5月11日:1BTC = 15,141,335円
- 10年間で523倍に成長
わずか1万円の投資が523万円になっていた計算です。
これは株式やゴールドではまず見られない成長率であり、資産の一部としての魅力が浮き彫りになっています。
他資産との比較
資産種類 | リターン特性 | ボラティリティ | 分散効果 |
---|---|---|---|
株式 | 中〜高 | 中〜高 | 中 |
債券 | 低〜中 | 低 | 高 |
ゴールド | 中 | 中 | 中 |
暗号資産 | 非常に高い | 非常に高い | 非常に高い |
株式と連動しない暗号資産
暗号資産は、景気・金利・企業業績といった株式に影響する要因と異なり、テクノロジーや制度の進化、金融システムの変革に連動します。このため、株式と全く異なる値動きをするのが特徴です。
どんなポートフォリオを組めばいい?
例①:安定重視型(攻めと守りを50:50に)
資産 | 割合 |
---|---|
株式 | 30% |
REIT | 15% |
債券 | 30% |
ゴールド | 20% |
暗号資産 | 5% |
→ 分散効果を最大限に生かし、リスクを抑えた中で少しの成長期待を含む構成です。
例②:リターン重視型(攻めを強化)
資産 | 割合 |
---|---|
株式 | 60% |
暗号資産 | 15% |
債券 | 10% |
ゴールド | 10% |
REITなど | 5% |
→ リスクは上がるが、資産拡大を目指す人向けのポートフォリオです。
もし暗号資産を0.5%だけ入れたら?
仮に1000万円のうちわずか5万円(0.5%)を暗号資産に投じたとします。
- 995万円 → 年利5%で運用 → 10年後:1620万円
- 5万円 → 523倍に成長 → 10年後:2615万円
- 合計:4235万円
これはあくまで過去の成績をもとにした計算であり将来を保証するものではありませんが、たった0.5%の投資でこれだけ差が出る可能性があるという事実は無視できません。
暗号資産投資を始めるには?少額からの積立も可能
暗号資産に興味を持った人に向けて、紹介されていたのが「コインチェック」というアプリです。
- 国内最大級のダウンロード実績(6年連続No.1)
- 最低投資額:500円からOK
- 対応通貨数:30種類以上
- 「コインチェック積立」で毎月定額投資が可能(例:月1000円〜)
短期的な投機ではなく、中長期で資産を育てる手段として積立暗号資産投資は有力な選択肢になり得ます。
まとめ:分散投資の新時代、暗号資産をうまく取り入れよう
- 株式市場が読めない今だからこそ、投資の選択肢を広げる必要があります。
- 暗号資産は、他資産と値動きが異なるため、リスクを抑えつつリターン向上を狙える手段になり得ます。
- ポートフォリオに「ほんの少しだけ」暗号資産を加えることで、資産全体のパフォーマンスが変わる可能性があります。
- 暗号資産に対して抵抗がある方も、まずは小さく始めることから検討してみてはいかがでしょうか。
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