※この記事は、YouTube動画「2番底が来るとか別に考えてません。常に●●をしておくことが大事。」の内容をもとに作成しています。
結論:「2番底」なんて当てられない。常に“死なないポジション”でいることが大事。
多くの投資初心者が「次に下がるのはいつか?」「ここが底か?」と考えますが、底値や暴落は誰にも読めません。動画内で語られていた通り、**大事なのは当てることではなく、外れた時に“致命傷を負わないよう備えておくこと”**です。
2番底を「予想する」ことの無意味さ
テスタさんは明言します。
- 「2番底が来るかどうかなんて、考えもしない」
- 「底値を当てにいくより、外れたときにすぐ損切りできるかの方が重要」
つまり、どれだけ考えても誰にも分からないから、そもそも予測に頼るべきではないということです。
投資の格言「頭と尻尾はくれてやれ」
相場の天井や底を狙って完璧な売買をしようとするよりも、「少し遅れて買って、少し早く売る」ぐらいが現実的で安全です。
含み損にどう向き合う?返済ギリギリまで持つのはNG
「シリコンバレー銀行の破綻で含み損を抱えているが、返済期限ギリギリまで持つべきか?」という質問に対し、テスタさんは明確に否定。
- 上がっても下がっても“ギリギリまで様子を見る”行動は正当化されない
- 「今それが“間違ったトレード”だと自覚しているなら、すぐに終わらせるべき」
この言葉はすべての含み損を抱えた投資家にとって大切な教訓になります。
毎日勝とうとするのは逆効果
「毎日ちょっとでもプラスにしたい」という気持ちは、かえって大きな損失を招く原因になります。
テスタさんのアドバイス:
- 毎日勝つよりも、「勝てる日は大きく勝ち、負ける日は小さく済ませる」ことを意識する
- マイナスを無理にプラスに持っていこうとすると冷静な判断ができず、取り返そうとして逆に大きく損するパターンに陥る
本当に暴落が来たらどうする?対応のリアル
テスタさんは、過去の暴落(例:コロナショック)では最大8億円の下落を受け入れた経験があります。
しかしそれも含めて「想定内」だったと語っています。
対応のポイント:
- 常に「死なないポジション」でいること
→ どんなに下がっても退場しない資金管理とポジション調整が必要 - 暴落の“理由”を見極める
→ 一時的な下落ならリバウンド狙い、長期的な悪材料ならポジションを削減 - 材料と関係ない銘柄でも、一度キャッシュポジションを高めるのが有効
本当に怖いのは「全部下がる」局面。だからこそ、一度現金化して様子を見る勇気が大切です。
ショック相場では“現金”が最強の武器
暴落時には、「悪い銘柄だけでなく、良い銘柄もすべて下がる」ことがあるため、
- いったん現金にして相場全体を見守る
- 状況を見て、恩恵を受けるセクターに資金を移す
このように、状況に応じて資産の配分を切り替える柔軟さが必要です。
相場の転換点に気づくには?
- 「これまで続いていたトレンドが突然止まる」
→ たとえば、アフターコロナ関連銘柄が一斉に下がった日 - トレンドの“流れ”が変わった瞬間を見逃さないように、常に相場を観察し続ける姿勢が重要
テスタさんも「やることがなくても、ぼーっと相場を見ている」理由はこのためです。
PTSの活用法について
- 材料が出た直後(15時以降)の価格動向を確認するためにPTS(私設取引所)を使う
- 実際の売買には板が薄いためあまり活用していない
あくまで「明日の相場のヒントを探る」程度に見るのが良いとのことです。
まとめ:「予想よりも準備」が勝つための最重要ポイント
投資の世界では、「底を当てる」「天井を読む」よりも、
“何が起きても耐えられる状態を常に保つ”ことの方が圧倒的に重要です。
テスタ流・暴落への備え方
- 天底は読まない
- 想定外の動きが来ても「死なないポジション」を常に持つ
- 含み損は潔く切る
- 毎日勝とうとしない
- 本当の暴落が来たら、一度現金にして冷静に再構築
- 相場の流れが変わった瞬間に気づけるよう、日々観察を怠らない
投資とは「生き残ること」が何より大切です。
あなたが次に取るべきアクションは、「今の自分のポジションで暴落が来たらどうなるか?」を今日、真剣に考えてみることかもしれません。
今後も相場と向き合いながら、着実に資産を増やしていきましょう。
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