本記事は、YouTube動画『株価安値放置も増配で注目急浮上!安定累進配当銘柄』の内容を基に構成しています。
株式市場では、株価が大きく上昇している銘柄ばかりが注目されがちですが、実際には「株価が停滞しているのに配当が増えている銘柄」にこそ投資チャンスが隠れている場合があります。今回の動画では、株価が安値圏で推移しているにもかかわらず、増配によって投資魅力が高まった銘柄として「全国保証(7164)」が紹介されています。
さらに動画では、配当利回りや株主優待の観点から注目される複数の銘柄も取り上げられており、現在の相場環境の中でどのような銘柄に注目すべきかが解説されています。本記事では、その内容を初心者にも分かりやすく整理しながら詳しく解説していきます。
株価は低迷でも増配で注目「全国保証(7164)」とは
今回の動画で中心的に紹介されている銘柄は、住宅ローン保証を主力事業とする企業「全国保証」です。
証券コードは7164で、住宅関連金融サービスを中心に事業を展開している企業です。住宅ローンを利用する際、銀行は貸し倒れリスクを減らすために保証会社を利用しますが、その保証業務を担うのが全国保証です。
この企業の特徴は、何と言っても安定した配当政策にあります。
近年は累進配当政策を意識した配当成長を続けており、ここ10年ほどの期間を見ても増配が続いています。累進配当とは、業績が多少悪化しても配当を減らさず、基本的には配当を増やし続ける方針のことを指します。長期投資家にとっては非常に魅力的な配当政策です。
今回の決算では、
・今期の業績予想を約2%上方修正
・配当を5円増額
という発表がありました。
これにより配当利回りは約3.8%程度となり、日本株の中でも比較的高い利回り水準になっています。
全国保証の業績と財務は非常に堅実
全国保証が投資家から評価されている理由は、配当だけではありません。
業績面でも安定した成長を続けています。
今回の発表では、
・売上
・経常利益
ともに過去最高水準を更新する見込みとなっています。
さらに注目されるのが財務体質です。金融関連企業では自己資本比率が低い企業も多いのですが、全国保証の自己資本比率は約48%と非常に高い水準にあります。これは金融関連企業としてはかなり健全な財務状態と言えます。
つまり、
・業績が安定している
・財務が健全
・配当が成長している
という3つの要素がそろった銘柄なのです。
株価は停滞しているが配当利回りは上昇
一方で株価の動きを見ると、最近は上昇しているとは言い難く、いわゆる「安値放置状態」に近い状況になっています。
しかし株価が停滞しているということは、逆に言えば配当利回りが高まりやすいということでもあります。
また全国保証は株式分割も行っており、現在は以前よりも投資しやすい株価水準になっています。時価総額は約4000億円規模と中型株の中でも安定した企業規模を持っています。
最近は、
・オリックス
・三菱HCキャピタル
・みずほリース
といった高配当銘柄も人気ですが、それらと比較しても全国保証の配当利回りは十分魅力的な水準と言えるでしょう。
今後のポイントは次期の配当予想
ただし投資判断を考えるうえで、注意すべきポイントもあります。
それは次期の業績予想と配当予想です。
現在は今期の業績修正が出ていますが、本決算で来期の見通しがどう出るかによって株価の評価は変わってくる可能性があります。
多くの投資家は本決算を待ってから投資するかどうか判断する傾向があります。
しかし一方で、決算を待っている間に株価が上昇してしまい、結局買えなかったというケースも少なくありません。市場が不透明なときこそ、企業の実力を信じて仕込むという考え方もあります。
その他に注目された銘柄
動画では全国保証以外にも、いくつか注目銘柄が紹介されています。ここではそのポイントを簡単に整理します。
丸三証券
丸三証券は株主優待として「海苔の詰め合わせ(1000円相当)」が人気の銘柄です。
今回の発表では配当が10円増配され、年間配当予想は70円となりました。株価水準によっては配当利回りが7%近くになる可能性もあり、高配当株として注目されています。
ワールド
アパレル企業のワールドも株価下落により配当利回りが上昇しています。
現在の利回りは約3.7%程度となっており、さらに株式分割によって投資しやすい価格帯になりました。株主優待制度もあり、長期保有で優待額が増える仕組みになっています。
ヤーマン
美容機器メーカーのヤーマンも株価下落によって利回りが上昇している銘柄です。
株価は約660円程度まで下落していますが、株主優待は最大13000円相当になるため、優待利回りを含めると非常に高い水準になります。
ただし化粧品業界は現在やや厳しい状況にあるため、その点には注意が必要です。
自動車関連株
自動車関連銘柄も大きく下落しているものが多く、利回りが高くなっています。
例えば
・ホンダ(利回り約5%超)
・いすゞ
・スバル
などが紹介されていました。
世界的な景気動向や自動車市場の影響を受けやすいセクターではありますが、長期的には魅力的な水準に近づいている銘柄もあると言えます。
ラーメン関連銘柄
外食銘柄としては
・丸千代山岡家
・ギフトホールディングス
などのラーメン企業も紹介されていました。
これらの企業は業績が比較的好調で、優待制度もあるため個人投資家から人気の高い銘柄です。
相場は不安定だが準備が重要
動画の最後では、日経平均の値動きについても触れられていました。
最近の相場は、
・中東情勢
・原油価格
・世界情勢
などの影響で非常に不安定な状態が続いています。
ある日は大きく下げると思われた相場が反発したり、逆に上昇していた相場が急落したりと、短期的な予測が難しい局面になっています。
このような相場では、事前に買いたい銘柄を決めておくことが重要になります。
相場が急落したときに準備していないと、チャンスが来ても買うことができません。逆に準備しておけば、安値で仕込むことができる可能性があります。
まとめ
今回の動画では、株価が停滞しているにもかかわらず、増配によって投資魅力が高まっている銘柄として全国保証が紹介されていました。
全国保証は
・住宅ローン保証事業という安定ビジネス
・10年以上続く増配実績
・自己資本比率約48%という健全な財務
・配当利回り約3.8%
といった特徴を持つ銘柄です。
株価は現在停滞していますが、その分配当利回りが上昇しており、長期投資の観点では注目される可能性があります。
また動画では、丸三証券、ワールド、ヤーマン、自動車関連銘柄、外食銘柄など、株価下落によって利回りが高まっている銘柄も紹介されていました。
相場が不安定なときほど、優良企業を割安で仕込めるチャンスが訪れることがあります。今後の相場の動きを見ながら、配当や優待を重視した投資戦略を検討してみるのも一つの選択肢と言えるでしょう。


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