※本記事は、YouTube動画「決算で暴落!週明けに買う権利間近高配当」の内容をもとに、初心者にも分かりやすく解説しています。
目次
結論
決算発表をきっかけに株価が急落した銘柄の中には、配当利回りが高まり、株主優待も充実しているお買い得なケースがあります。特に9月の権利確定が間近に迫っている今、**「業績は厳しいが株価は割安、高配当・優待付き」**という条件がそろった銘柄は要チェックです。
本日の主役:マネックスグループ(証券コード8698)
株価と業績の現状
- 8月発表の第1四半期決算で最終利益15%減益。
- 株価は発表直後に約10%下落。
- 直近高値の1,200円から約700円まで大幅下落。
- 自己資本比率は金融関連としては悪くない水準。
配当と利回り
- 年間配当利回りは約4.3%。
- 直近で減配ではなく増配を実施しており、株主還元姿勢は維持。
株主優待の魅力
- マネックスポイント50ポイント(ほぼ現金同等)。
- 1株保有から優待対象。
- マネックス証券口座保有者限定で受取可能(SBI証券など他社口座保有分は対象外)。
投資妙味
- 700円前後と手が出しやすい株価水準。
- 権利確定は年2回。
- 少額でも優待利回りが高く、100株保有なら総合利回りはさらに向上。
週明け注目の高配当・割安銘柄
三菱ガス化学
- 第1四半期経常利益が23%減益。
- 株価下落で配当利回り4.1%。
- 安定性の高い「三菱」ブランド。
三菱ケミカルグループ
- 第1四半期最終利益が51%減益。
- 株価700円台、配当利回り約4%。
- 化学セクターで高配当を狙える銘柄。
イーダグループHD
- 決算はやや不調ながら10円増配。
- 配当利回り約**4.5%**と高水準。
- 調整局面での買い増し候補。
中外製薬
- 肥満治療薬の結果が悪く株価17.7%急落。
- 配当利回り約4.1%(記念配当含む)。
- 記念配当分を除くと減配の可能性あり。
ミラースHD
- 第1四半期で経常赤字転落。
- PTSで株価375円程度、配当利回り5.3%。
- 長期保有で高配当狙いも可能。
ユニ・チャーム
- 一時950円まで下落。
- 低位株で安定性が高く、再度急落時は買いチャンス。
ヤクルト本社
- 株価下落が続き、配当利回り約2.7%。
- 株主優待は1,500円相当の自社商品。
- 明治HDなど食品株全般も割安感が出てきている。
日経平均の見通し
- 直近高値は42,400円。
- 週明けにも最高値更新の可能性あり。
まとめ
決算発表で株価が急落すると、一時的に配当利回りや優待利回りが急上昇します。もちろん業績悪化のリスクはありますが、**「減配していない」「優待が魅力的」「株価が割安」**という条件がそろえば、権利確定前の投資妙味は十分にあります。
特にマネックスグループは、1株から優待対象・高配当・低株価という三拍子がそろい、短期でも長期でも検討に値する銘柄です。
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