※この記事はYouTube動画「2億円貯まると起こる変化」をもとに、資産形成の実体験に基づいた内容を初心者でも理解しやすい形でまとめたものです。
目次
結論:2億円あれば「増やす」から「守る」へ。人生の優先順位も大きく変わる
資産1億円までは「働いて貯める」が中心ですが、2億円に到達すると資産が勝手に増える仕組みができ、生活にも心理にも大きな余裕が生まれます。
このステージでは「どう守るか」「どう使うか」「時間をどう使うか」という考え方が中心になります。
ナスビさんのプロフィール
- 投資歴18年
- 総資産3億円(2025年時点)
- 株式・不動産投資家/YouTube・書籍出版・投資コミュニティ運営者
2億円貯まると起こる8つの変化
1. 不労所得が強力すぎる
2億円を「株60%、債券20%、現金20%」で運用した場合:
項目 | 年利期待リターン | 金額換算 |
---|---|---|
全体平均 | 5〜7% | 1000万〜1400万円/年 |
安全ライン(4%) | 4% | 約800万円/年(月66万円) |
配当や不動産収入により、生活費を賄いながら資産が減らないどころか増えていく構造ができ上がります。
2. 資産増加のスピードが爆速になる
- 0→5000万円:9年
- 5000万円→1億円:4年
- 1億円→2億円:4年
- 2億円→3億円:たったの2〜3年!
これは複利の力と元本の大きさによる資産加速の効果です。
3. 守りの投資に重きを置くようになる
- 資産が大きくなると、「半分になる」リスクが怖くなる
- 高リターンよりも安定的な資産維持を優先
守りの資産として挙げられたもの:
- 土地(駐車場・古い中古物件):利回り2〜20%
- 債券:利回り3〜4%、株と逆相関
- 金・現金:暴落時のクッション
債券と株の組み合わせは、リーマンショック級の暴落にも耐性を持つ構成とされています。
4. 資産をまだ増やしたい気持ちは消えない
不動産と配当金で年間1200万円の収入がある状態でも、「まだ資産を増やしたい」という欲求は消えないそうです。
- 例:株の配当を使わず再投資
- ETFの株価上昇分も資産増加につながる
5. 借金(レバレッジ)を使わなくなる
かつては「ローンを活用して資産を拡大」していたが、2億円の資産ができたことで借金せずとも資産が十分に回る状態に。
- ローンの管理や手間が面倒
- リスクよりも自由時間と心の平穏を重視するフェーズへ
6. 生活費をようやく上げられるようになる
- 1億円の時は月25万円の生活費(3%取り崩し)
- 2億円になってようやく月50万円の生活費が実現
心理的には「減らしたくない」気持ちが強く、資産形成期からの倹約マインドが根強く残るとのこと。
7. お金より時間に価値を感じるようになる
- 割引を待ったり下道を走る生活から、
- 「お金で時間を買う」思考へ変化
例:
- 都市高速で時短
- コンビニATMやネットバンキング活用
- 健康投資(時間を買い、寿命も延ばす)
「お金は無限、時間は有限」という考え方が身につくタイミングです。
8. 健康への投資が自然になる
- サプリメント
- 食事へのこだわり
- 良質な睡眠のためのマットレス
- 肌ケア用品など
健康=長く使える時間資産という認識になり、自然とお金をかけるようになるそうです。
補足:使うべきか、増やすべきかの葛藤
- 「もっと早くお金を使っても良かった」
- 「若い時にこそ使うべきだった」
- でも「資産形成があったから今がある」
この葛藤は誰もが直面するテーマであり、“今を犠牲にするか将来を犠牲にするか”のバランスが鍵だと語っています。
まとめ:2億円で手に入るのは「自由」「安心」そして「考え方の変化」
項目 | 内容 |
---|---|
不労所得 | 年1000万円以上も可能 |
投資戦略 | 守り重視(不動産・債券・金) |
心理の変化 | 増やす欲求 → 守り・時間重視 |
ライフスタイル | 生活費増加、時間を買う思考へ |
健康意識 | 投資の対象に |
自由な人生に向けた第一歩は「3000万円」から
動画内では「3000万円貯まれば登りエスカレーターに乗れる」とも語られていました。
このあたりから資産が自然に増え始め、時間や生活に余裕が出てくるとのこと。
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