この記事は、YouTube動画「2025年、たった6銘柄で”月15万円”いけます」今仕込めば大化けする日本の永久保有株はコレ!」の内容をもとに作成しています。
結論:ノルウェー政府ファンド(GPFG)が買っている日本株は“未来の宝”
世界最大級の年金ファンド「ノルウェー政府年金基金(GPFG)」が今、日本株に注目し4兆円以上の資金を投入しています。本記事では、GPFGが実際に保有、あるいは新規買い付けを始めた「将来有望な日本株6銘柄」を解説します。
この6銘柄は「成長性」「配当利回り」「世界的シェア」という観点から選定されており、すべて長期保有にふさわしい企業ばかり。2025年時点で仕込んでおけば、月15万円の不労所得を目指すことも夢ではありません。
GPFGとは何か?なぜ注目されているのか?
世界最大級の年金運用ファンド
- 正式名称:ノルウェー政府年金基金(Government Pension Fund Global=GPFG)
- 運用資産:約1.8兆ドル(日本円換算で約280兆円)
- 原資:北海油田の石油・天然ガス収入
- 運用ポートフォリオ:株式70%以上、債券・不動産などが残り
- 日本株投資額:約4兆円以上
GPFGは「長期的・安定的な成長が見込める企業」にじわじわと資金を投入するスタイルを取っており、その動きは他の機関投資家にも影響を与えます。
成長株・割安株編:今まさに買われ始めた2銘柄
1. 有沢製作所(コード:5208)
- 時価総額:約800億円
- PER:14.7倍
- PBR:0.97倍
- 配当利回り:6.21%
- 特徴:
- スマホやテレビ、航空機向けの電子材料を製造
- 一時的に業績悪化も、2025年3月期に大幅回復見込み
- GPFGが2023年から再び買い始め、保有比率は1%程度
- 株主還元方針:配当性向80%またはDOE 6%を採用
「底打ち→回復→GPFG買い増し」という好循環が期待され、今がまさに“仕込みどき”。
2. エー・アンド・デイ(A&D、コード:7745)
- 時価総額:約600億円
- PER:8.3倍
- PBR:1.26倍
- 配当利回り:2.55%
- 特徴:
- 計測機器メーカー。近年は半導体検査装置が急成長
- 2023年よりGPFGが買い付けを開始、2024年に保有比率を大幅増
- 配当方針も安定志向で、過去50年間で減配なし
医療から半導体へと成長軸を変え、割安感が強い中小型株。長期投資には最適な選択肢です。
配当安定・高シェア株編:GPFGがすでに保有している4銘柄
3. GSユアサ(コード:6674)
- 時価総額:約2,500億円
- 配当利回り:約2.5%
- 特徴:
- トヨタ車の約9割に搭載されるバッテリーを製造
- 自動車用で世界2位、バイク用で世界1位のシェア
- EV向け電池もHondaと合弁で展開
- GPFGは約60億円分を保有し第6位株主
世界的なバッテリーメーカーであり、脱炭素社会の中で今後も安定した成長が期待できます。
4. KHネオケム(コード:4189)
- 時価総額:約950億円
- PER:9.1倍
- PBR:1.31倍
- 配当利回り:4.13%
- 特徴:
- エアコン冷媒油原料で日本唯一の製造企業
- 世界シェア1位の製品も保有
- 2025年2月に6.7%の自社株買いと増配を発表
- GPFGは約14億円分を保有し第10位株主
見た目は地味でも、実は“業界トップ”というニッチな強さを持つ企業です。
5. チャーム・ケア(コード:6062)
- 時価総額:約650億円
- PER:8.4倍
- PBR:2.05倍
- 配当利回り:2.78%
- 特徴:
- 都市部中心に高齢者介護施設を展開
- GPFGは2020年から長期保有し続けている
- 入居率95%超の施設を多数運営
- 安定配当で10年近く増配傾向
高齢化社会の進展に乗る成長株で、長期投資に向いています。
6. 日精エー・エス・ビー機械(コード:6284)
- 時価総額:約920億円
- PER:14.3倍
- PBR:1.64倍
- 配当利回り:2.64%
- 特徴:
- ペットボトル成形機と金型で世界トップシェア
- 顧客は世界130カ国、海外売上比率90%
- ストック型収益モデル(金型の継続販売)
- GPFGは約39億円分を保有し第3位株主
プラスチック容器の需要が拡大する新興国(特にインド)に強く、長期的に有望です。
注意点:GPFGの売却タイミングにも要警戒
GPFGの投資は「長期・分散・スローペース」である一方、一度売却を始めると株価が大きく下がる事例もあります(例:ベクター社)。そのため、保有比率の変化には常に注目する必要があります。
まとめ:日本人投資家こそGPFGの“後乗り戦略”を活用せよ
GPFGの投資先は「成長」「割安」「配当安定」「世界シェア」といった視点で選ばれています。つまり、機関投資家の目利き力を個人投資家も利用できるということです。
以下が今回紹介された6銘柄:
種類 | 企業名 | 特徴・注目点 |
---|---|---|
成長・割安株 | 有沢製作所 | 電子材料、配当利回り6%、底打ち回復中 |
成長・割安株 | エー・アンド・デイ | 医療+半導体検査機器、PER8.3、減配なし実績 |
高配当株 | GSユアサ | バッテリー世界2位、トヨタ納入、配当増加傾向 |
高配当株 | KHネオケム | 化学素材、世界シェア1位、増配・自社株買い実施 |
高配当株 | チャーム・ケア | 高齢者ホーム、長期成長、入居率95%以上 |
高配当株 | 日精エー・エス・ビー機械 | ペットボトル成形機世界トップ、インド展開、ストック型収益 |
これらの企業は、まさに「2025年に仕込むべき“永久保有株”」としてふさわしい内容となっています。
GPFGの投資先に“便乗する”という視点は、プロの投資家が実践する王道戦略です。
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