S&P500とオルカンが安定の1位・2位、ゴールドやFANG+にも資金集中
目次
結論
2025年8月の楽天証券ランキングでは、定番のS&P500とオルカンが引き続きトップを独占しました。
短期的な値動きを狙うレバレッジ型や、分散投資の一環としてゴールド関連ファンドも人気を集めています。
初心者の方は「低コストで長期投資に向くインデックス型」、中上級者は「サテライト枠でFANG+やゴールド」といった組み合わせが王道といえます。
ランキング総合トップ10(2025年8月)
- eMAXIS Slim S&P500
- 基準価格:30,467円
- 信託報酬:0.0814%
- 純資産:8.1兆円
- 1年リターン:約+19.2%
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 基準価格:29,139円
- 信託報酬:0.05775%
- 純資産:7兆円
- 1年リターン:約+19%
- 楽天S&P500
- 楽天限定・ポイント還元あり(0.028%相当)
- eMAXIS Slimと同等のリターン
- 楽天全米株式インデックス(VTI)
- 信託報酬:0.162%
- 純資産:1.9兆円
- 1年リターン:約+18.9%
- 楽天オルカン
- 信託報酬:0.0561%(最安級)
- ポイント付与:0.017%相当
- iFree FANG+
- 米国巨大IT10社に均等投資
- 1年リターン:約+44%、3年+206%
- 値動きは大きいので注意が必要
- インベスコ 世界厳選株式オープン(毎月決算型)
- 信託報酬:1.903%(高め)
- 毎月分配金あり(150円前後)
- 高齢層に人気、NISA対象外
- 楽天日本株4.3倍ブル
- 日経平均の約4倍の値動き
- 短期売買向け、長期投資には不向き
- 楽天日本株3.8倍ベア
- 日経平均の約マイナス3.8倍の値動き
- 下落相場で利益が出る仕組み
- 楽天全世界株式インデックス(VT)
- 世界約9,000銘柄に分散
- 信託報酬:0.179%
- 1年リターン:約+18.7%
NISA口座ランキングの特徴
NISAでの買付金額ランキングは以下のようになりました。
1位:オルカン
2位:S&P500
3位:FANG+
6位:楽天SCHD(高配当株)
7位:楽天NASDAQ100
10位:三菱UFJ純金ファンド
NISAでは王道のオルカンとS&P500が特に強く、分散投資を重視する人が多いことが分かります。
ゴールド人気の背景
ニューヨーク金価格は2025年夏に再び高値圏に突入しました。ドル離れや中央銀行の買い支えが背景にあります。
- 三菱UFJ純金ファンド
- 基準価格:39,401円
- 信託報酬:0.99%
- 純資産:4,926億円
- 1年リターン:約+36%、3年+102%
他にも、ニッコーのゴールドファンドなど、より低コストで高パフォーマンスのものもあるため、比較して選ぶのがおすすめです。
まとめ
・長期積立は「S&P500」や「オルカン」が定番
・成長期待枠は「FANG+」や「NASDAQ100」
・分散・リスクヘッジには「ゴールド」
・短期売買ならレバレッジ型もありだが、長期投資には不向き
投資信託は目的に応じて「主力」と「サテライト」に分けることが大切です。コストやリターン、NISA適用の有無をしっかり確認したうえで、自分に合った投資プランを組み立てていきましょう。
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