※本記事は、YouTube動画「9月権利必ず押さえる厳選優待10銘柄」の内容をもとに執筆しています。
目次
9月は優待銘柄の“第二のピーク月”
3月が株主優待の権利確定数で年間最多ですが、実は9月もそれに次ぐ“優待のピーク月”です。しかも、9月にしか権利が付かない銘柄や、9月の方が特典内容が豪華になる銘柄も多く存在します。
株価が高止まりしていても、今のうちに候補を研究し、急落時に素早く取得できるよう準備しておくのがポイントです。
1. オリエンタルランド(4661)
- 東京ディズニーランド・シー運営会社
- 通常は100株保有で3年以上の継続保有が条件だが、今年9月は特別にワンデーパスポート1枚がもらえる
- この権利を取っておけば、将来の3年継続優待への布石にもなる
- 配当利回り:約0.4%、優待込みで総合3%近く
- 株価は直近下落し、長期的には半値水準まで調整済み
2. 昭栄(3003)
- 高級ヘルメットメーカー(1個45万円超の製品も)
- 9月優待は自社割引クーポンまたはノベルティグッズ
- Tシャツ、マグボトル、バッグなど年ごとに変わる
- 優待価値は約2,000〜3,000円(利回り1.5%前後)
- 配当59円(期末一括)で利回り3.2%、総合4.7%程度
3. 稲畑産業(8098)
- 化学系商社
- 配当利回り:約3.8%(安定配当)
- 9月優待:クオカード500円(半年以上保有で1,000円、3年以上で2,000円)
- 長期保有で優待価値4倍、総合利回りは0.5%上乗せ可能
4. エクセディ(7278)
- 自動車用クラッチ世界大手
- EV化で将来不安視も、増配を繰り返し株価上昇
- 配当利回り:約5.8%
- 9月優待:カタログギフト3,000円相当(要1年継続)
- 総合利回り:約6.4%
5. 上新電機(8173)
- 家電量販チェーン
- 1株優待は廃止も、9月は**1万円分買物券(100株)**に変更
- 株価約2,000円台で優待利回り約5%、売却でも半値以上の価値
- 配当4.1%、総合利回り7%近く
6. VTホールディングス(7593)
- ホンダ・日産系ディーラー、中古車輸出
- 優待:車購入・車検・レンタカー割引(最大4万円相当、売却も可能)
- 配当利回り:約5.04%、単価も安く買いやすい
7. フォーバル(8275)
- 情報通信機器販売、ネット関連事業
- 優待:電子マネーと交換できるセレクトギフト(2,000円分)
- 優待利回り約1.3%、総合3.3%程度
- 株価はやや高めだが1500円前後で手が届きやすい
8. ヒロセ通商(7185)
- FX事業
- 優待:オリジナル商品1万円分(高利回りだが配当は1%程度)
- 株価は緩やかに調整中、優待狙いの長期保有向き
9. サイバーエージェント(4751)
- AbemaTVなど運営
- 優待:AbemaTV有料プラン無料クーポン(100株で3ヶ月、500株で1年分)
- 配当は9月期末一括
- ゲーム事業好調で株価上昇、権利月として覚えておきたい銘柄
10. 早稲田アカデミー(4718)
- 難関校志望向け学習塾
- 3月:クオカード1,000円(長期で2,000円)
- 9月:サービス券5,000円(長期で1万円)
- 首都圏外でも売却可能(8割程度で換金可)
- 長期で総合利回り約6%
まとめ
9月権利確定は、高配当+豪華優待の二重取りができる月です。今年限定の特典や長期保有条件のスタート月になる銘柄も多く、早めの準備が重要です。
株価が高い時は無理に買わず、調整局面で狙い撃ちするのが効率的です。
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