※本記事は、2024年4月16日時点のYouTube動画「現在急落中で利回り大台超え!超高配当優待銘柄」の内容をもとに構成しています。
結論:日本郵船グループの銘柄に高配当&優待の魅力が集結中!
株価が急落したことで、配当利回りが7%を超えた超高配当銘柄が登場しました。その中でも特に注目されているのが、海運大手「商船三井(9104)」です。
- 株価下落により配当利回りが7.12%に上昇
- 株主優待も魅力的で、フェリー割引券やカタログギフトあり
- 現在の株価は4,778円(100株で約47万円必要)
特に配当+優待を合わせた総合利回りは8%以上と、長期保有には魅力的な水準です。
商船三井(9104)の基本情報と現在の状況
項目 | 内容 |
---|---|
銘柄名 | 商船三井(MOL) |
証券コード | 9104 |
株価(2024年4月16日) | 約4,778円 |
配当金(年間) | 340円(予想) |
配当利回り | 7.12% |
時価総額 | 約1.7兆円 |
株主優待 | クルーズ割引券・フェリー優待券、長期保有特典 |
海運大手である商船三井は、過去に「海運バブル」と呼ばれる時期に配当利回り10%超えを記録したこともありました。
現在は株価急落によって再び利回りが上昇中。市場全体が下落基調にある中で、高配当狙いの投資家には“買い場”として注目されています。
魅力的な株主優待制度の内容
商船三井の株主優待は、配当に加えて実用的で金銭価値も高い点が評価されています。
年2回の優待内容(100株以上保有)
- 日本丸クルーズ割引券(10%割引):年2回
- フェリーサービス共通クーポン券:5000円相当
- 300株以上×2年継続保有でカタログギフト
この中で特に人気なのが「フェリー共通クーポン券」で、実質5000円相当の価値があるとされています。
仮に100株47万円で購入して5000円の優待を受け取ると、優待利回りは約1%。配当と合わせて総合利回りは約8.1%に達します。
業績とリスク要因
商船三井の業績は、コロナ禍の輸送特需を経て、現在はやや落ち着きを見せていますが、インフレ環境下での需要や輸送コストの上昇により一定の収益性は維持されています。
主な懸念点
- 米国の関税政策(トランプ関税)による輸出減少リスク
- 海運市況の変動(景気悪化や地政学リスクの影響を受けやすい)
- バブルと呼ばれる時期の利益水準と現在を同列に見てはいけない
商船三井の株価は一時5500円を超えていたものの、現在は4700円台に下落。過去の天井と比較して慎重に判断する必要があるとの指摘もあります。
同時に注目の関連銘柄も紹介
動画では商船三井に加え、同じく利回り7%超の日本郵船(9101)にも言及されています。
日本郵船(9101)
- 株価も下落中
- 配当利回りが7%を突破
- クルーズ割引の株主優待あり
- 商船三井よりやや購入単価が低めで“手が出しやすい”
その他の高配当&金融関連銘柄(補足)
さらに以下のような高配当銘柄も紹介されています。
銘柄 | 特徴 | 配当利回り |
---|---|---|
三菱UFJ | メガバンクの王道 | 4%台に上昇中(今後の増配に期待) |
みずほFG | 落ち着いた株価推移 | 約4% |
三井住友FG | 割安感あり | 約4%台 |
地銀銘柄(静岡・福岡等) | 地域密着型で利上げメリット期待 | 4%超え |
金融株もインフレ・利上げ局面で注目されています。
配当+優待銘柄の「総合利回り」で見るべきポイント
動画後半では、以下のような株主優待が充実した銘柄も取り上げられています。
- ビックカメラ(3048):配当2.7%+優待で最大5,000円分
- 力の源ホールディングス(3561):配当+食事券で高利回り
- DMG森精機(6141):利回り約4.6%
これらは「優待+配当」の総合利回りが5~6%以上となる銘柄が多く、長期保有にも向いていると言えるでしょう。
まとめ:利回り7%超え+実用的な優待は狙い目!ただし過去のバブルとの比較は注意
商船三井のように、業績が安定していて優待も厚く、かつ高配当という銘柄は長期保有に適した投資先です。
ただし、バブル時と比較して判断するのではなく、現在の業績・政策・市況を踏まえて適正かどうかを見極めることが重要です。
投資判断のヒント
- 今の価格水準(4700円台)は“拾い場”かもしれない
- 優待+配当で8%以上の利回りは見逃せない水準
- 日本郵船・金融株・優待株も合わせてチェックを
株式投資は自己判断が原則です。利回りの高さに目を奪われすぎず、リスクも理解した上で検討しましょう。
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