※この記事は、YouTube動画「米国株、これから2年が絶好の仕込みどき!」をもとに作成しています。
目次
まず結論
現在の米国株下落局面は、長期インデックス投資家にとって「絶好の仕込み時期」です。
- 今は「怖い」と感じる相場でも、2〜3年後には「あのとき買っておけば…」となる可能性大
- 一度に全力投資するのは危険だが、分散して淡々と仕込むべき
- 大統領選サイクルや過去データからも、今後2年が勝負の期間と予想
詳細まとめ
1. 下落相場に対する人々の心理
- 2024年は「株が高すぎて買えない」と言っていた人が多かった
- 2025年に入り、株価が下がったら「もうダメだ」と悲観する人が急増
- 本来、長期投資家は下落相場こそ最大のチャンスなのに、恐怖に支配されてしまう
過去も、暴落局面で「買わなかったことを後悔」した投資家は数多くいました。
2. 米国株はいつまで下落が続くのか?
- 現在のS&P500は一時最大−18.9%下落
- 過去の約20%下落局面のデータでは、回復に「半年〜7年」かかった
- 特にリーマンショック級だと回復に6年近く要したケースも
【過去暴落・回復データ例】
ショック | 最大下落率 | 回復にかかった期間 |
---|---|---|
コロナショック | −34% | 5ヶ月 |
米中貿易戦争 | −20% | 7ヶ月 |
リーマンショック | −57% | 70ヶ月(約6年) |
ITバブル崩壊 | −49% | 86ヶ月(約7年) |
ポイントは、下落期間の2〜5倍の時間が回復にかかるということ。
短期反発に騙されず、長期戦を覚悟するべきです。
3. トランプ政権サイクルに学ぶ
- 第一次トランプ政権では、法人減税とインフラ投資で株価爆上げ
- その後、貿易戦争とFRB利上げで株価急落(S&P500年−6.2%)
- しかし、利下げ政策転換で翌年S&P500年+28.9%の爆上げ
つまり、荒れる→政策転換→上昇というサイクルがありました。
現在もトランプ氏は関税強化→その後に法人税減税を仕掛ける可能性が高いとされ、
「今は乱高下の最中だが、後に大きなチャンスが訪れる」と読むべきです。
4. 大統領選サイクルから見る株価の傾向
1960年以降のデータによると、
- 大統領選の1年目・2年目はパフォーマンスが低い(プラス8%、プラス1%)
- 3年目・4年目はパフォーマンスが高い(プラス16%、プラス5%)
つまり、今は「仕込みのタイミング」にあたり、
2026年、2027年に向けて株価が大きく盛り上がる可能性があると考えられます。
5. 下落相場での投資4パターン(戦略)
【下落相場での戦い方】
投資戦略 | 内容 |
---|---|
① 何もせず積立継続 | 毎月同じ金額でコツコツ積立 |
② 暴落時に追加投資 | 下落が一定条件(例:VIX40超え)になったら追加購入 |
③ 積立金額を増やす | 下落局面で積立額自体を増やす |
④ 年始一括投資を継続 | 例年通りNISA枠を一括投入、下落でもぶれない |
特におすすめは、「積立+下落時追加投資」です。
ただし、無理な一括投資や生活費の投資は絶対NG。暴落資金は事前に用意しておきましょう。
6. 後悔最小化理論とは?
Amazon創業者ジェフ・ベゾスが提唱した 「80歳になったとき、最も後悔しない選択をする」という思考法。
短期的な恐怖や誘惑ではなく、「将来の自分が後悔しないか」を軸に判断する。
これを資産運用に活かすことで、暴落時にパニック売りせず冷静に行動できるようになります。
まとめ
- 今の下落相場は「絶好の仕込み時期」である
- 無理な一括投資ではなく、積立+下落時追加が王道戦略
- 2025〜2026年以降、大統領選サイクルも追い風になる可能性あり
- 恐怖に負けず、後悔最小化理論で行動することが成功の鍵
「怖い」と感じる今こそ、長期投資家にとってはチャンスの時。
未来の自分を後悔させないために、冷静に、着実に仕込んでいきましょう!
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