※本記事はYouTube動画「【保存版】2025年に新NISAを楽天証券でやる際の必須設定12選をまとめて解説!」をもとに執筆しています。
はじめに:新NISAを最大限お得に&安心して使うための初期設定ガイド
2024年から始まった新NISA制度。2025年も引き続き、多くの方が活用しています。中でも楽天証券は、ポイント還元やアプリの使いやすさから高い人気を誇りますが、初期設定をしっかりしないと損をすることも。
この記事では、新NISAを楽天証券で始めるにあたり、絶対にやっておくべき12の設定を丁寧に解説します。特にセキュリティ対策やポイント還元に関する設定は、今すぐやっておくべき重要事項です。
【結論】これだけは必ず設定すべき!12の初期設定一覧
番号 | 項目名 | 内容の概要 |
---|---|---|
① | セキュリティ対策 | 2段階認証や通知メールなど安全対策を万全に |
② | iSPEED/アイグローアプリの導入 | 資産管理・注文に便利な楽天公式アプリ |
③ | 楽天カードによるクレカ積立設定 | 最大1%のポイント還元が受けられる |
④ | 楽天キャッシュ積立 | 電子マネー積立でも0.5%還元が受けられる |
⑤ | 楽天プラスシリーズの銘柄を把握 | 保有額に応じて毎月ポイントがもらえるファンド |
⑥ | 楽天銀行とのマネーブリッジ連携 | 金利アップ&自動入出金(スイープ)が使える |
⑦ | 楽天銀行「ハッピープログラム」にエントリー | 楽天ポイントが増え、ATM手数料等も優遇 |
⑧ | ポイント投資で1ポイントだけ使う設定 | 楽天市場のSPU+0.5倍に必要 |
⑨ | リアルタイム入金の利用 | 楽天銀行以外からも即時入金できて便利 |
⑩ | 為替手数料無料のリアルタイム為替取引 | 米国株・ETF購入時に外貨決済がお得 |
⑪ | 国内株の売買手数料コースの変更 | 「0コース」にすることで単元未満株も無料に |
⑫ | 配当金の受取方法設定 | 株式比例配分方式にしないとNISAでも課税の恐れ |
1. セキュリティ対策は最優先
楽天証券では2025年からログイン時の追加認証が原則必須になりました。設定していないとログインできない可能性や、不正アクセス時の補償対象外になることも。
主な対策:
- メールアドレスの確認と最新化
- ログイン追加認証の設定(画像選択形式の2段階認証)
- ログイン通知メールの受信設定
- 取引パスワードや証番号の変更
設定手順:ログイン後「マイメニュー」→「セキュリティ設定」
2. 新アプリ「iSPEED/アイグロー」の導入
楽天証券の新アプリ「アイグロー(iSPEED)」は、資産の円グラフ表示や注文機能が使いやすく、NISAやiDeCoにも対応。iOS・Android両方で利用可能です。
3. クレジットカード積立で最大1%還元
楽天証券では楽天カードを使ったクレカ積立が可能。月5万円まで設定でき、カードの種類に応じてポイント還元率が変わります。
カード種別 | 年会費 | 還元率 | 年間ポイント(5万円積立) |
---|---|---|---|
楽天カード(ノーマル) | 無料 | 0.5% | 3,000ポイント |
楽天ゴールドカード | 2,200円 | 0.75% | 4,500ポイント(実質2,300) |
楽天プレミアムカード | 11,000円 | 1.0% | 6,000ポイント(実質▲5,000) |
初心者はまず年会費無料のノーマルカードが無難です。
4. 楽天キャッシュ積立も0.5%還元
楽天キャッシュを使った積立も月5万円まで0.5%還元。クレカ積立と併用すれば、合計15万円までの積立に対応。
オートチャージ設定も忘れずに:
- 残高が下回ると自動でチャージ
- 残高不足による積立失敗を防止
5. 銘柄は「楽天プラスシリーズ」がお得
楽天プラスシリーズは保有残高に応じて楽天ポイントがもらえる投信シリーズ。
例:
- 楽天S&P500…信託報酬:0.09372%、保有ポイント:年0.017%
- 楽天オルカン(日経225含む)…対象銘柄に多数対応
ポイント重視なら楽天プラスシリーズを選びましょう。
6. 楽天銀行との連携(マネーブリッジ)
マネーブリッジを設定すると、
- 楽天銀行の金利が最大年0.1〜0.28%に
- 証券口座と銀行口座の自動入出金(スイープ)が可能
申し込みは数分で完了します。
7. 楽天銀行の「ハッピープログラム」にエントリー
エントリーするだけでATM手数料や振込手数料の無料回数が増加し、取引に応じて楽天ポイントももらえます。
ランク | 条件 | ATM無料/月 | 振込無料/月 |
---|---|---|---|
VIP | 残高100万円以上 | 5回 | 3回 |
スーパーVIP | 残高300万円以上 | 7回 | 3回 |
8. ポイント投資で1ポイントだけ設定
月3万円以上の投資信託購入時に楽天ポイントを1ポイントだけ利用すれば、楽天市場のSPU(ポイント+0.5倍)が達成。
注意:
- 「楽天ポイントコース」を選択すること
- ポイントは1ポイントでもOK(残りは現金で可)
9. リアルタイム入金を使う
楽天銀行以外の銀行から楽天証券へ入金する場合、リアルタイム入金を使えば手数料無料&即反映。
主な対応銀行:
- 三菱UFJ、三井住友、ゆうちょ銀行
- PayPay銀行、住信SBIネット銀行など
10. 米国株購入時の為替手数料を無料にする
リアルタイム為替取引を利用すれば、**米ドル購入時の為替手数料(通常25銭×往復)**が無料に。
注意:
- 円貨決済は対象外(自動で為替されるが手数料がかかる)
11. 国内株の手数料コースを「0コース」に
「0コース」を選択すれば、単元未満株(ミニ株)でも売買手数料が無料になります。
設定確認方法:マイメニュー → 手数料コース → 0コースを選択
12. 配当金の受取方法は「株式比例配分方式」に
NISA口座で受け取った配当金でも、受取方法が「株式比例配分方式」でないと課税対象になる可能性があります。
確認方法:
マイメニュー → 国内株式 → 配当金受取方法 → 株式比例配分方式
まとめ:楽天証券の新NISAをフル活用するために今すぐ設定を!
新NISAの恩恵を最大限に受けるためには、初期設定を漏れなく行うことが必須です。特にポイント還元とセキュリティ対策の2本柱は絶対に外せません。
これから楽天証券で新NISAを始めようという方は、この記事をチェックリスト代わりに設定を済ませておきましょう。
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