※本記事はYouTube動画「【資産もFIRE】退職後に4ヶ月連続で株下落したらこうなる【10ヶ月目】」をもとに執筆しています。
結論:FIRE達成後も資産の上下は続くが、継続投資こそ最強の対策
退職してFIRE生活を始めたとしても、4ヶ月連続の株価下落は心にこたえるものです。とはいえ、この動画の語り手は、ぶれずに「ジャスト・キープ・バイング(継続投資)」を続けることが最強の戦略であると実践的に示しています。
目次
今週前半のマーケットと為替の動向
- S&P500:週前半で−1.4%と下落。
- ドル円:−1.17%の円高が進行。
- 長期債ETF:微減
- ゴールド:急上昇
特にゴールドの上昇は、通貨安やリスク回避の動きに対応する形で顕著でした。
米国経済の注目ニュース:関税交渉とバフェット氏の引退
- 米中がスイスで貿易交渉開始。
- トランプ氏:関税は「自分が全て決める」と発言し、市場はやや弱気に反応。
- ウォーレン・バフェット氏がCEO退任。後任はグレッグ・アベル氏。
- バフェット氏は「貿易は武器ではない」とトランプ批判。
ISM非製造業指数とインフレの兆し
- 4月のISM非製造業景況感指数:市場予想を上回り、堅調。
- 仕入れ価格指数:2023年以来の高水準となる急上昇。インフレ再燃の懸念。
5月相場の季節性と大統領選サイクル
- 一般的に「セル・イン・メイ」といわれるように5月は軟調傾向。
- ただし、大統領選挙翌年の5月は比較的パフォーマンスが良好という過去データもあり。
投資家心理とセンチメント指標
- VIX(恐怖指数):24.8とやや高め。
- Fear & Greed Index:一気に「グリード(強気)」ゾーンへ。
市場は警戒感と楽観が混在した状態で、どちらにも振れやすい不安定な状況が続いています。
4ヶ月連続の資産減少、その実態
- 総資産:1億437万円
- 前月比:−417万円
- 含み益:6000万円を下回る
- 4ヶ月連続のマイナスは過去4年半で初めて
歴史的に見た「4ヶ月連続マイナス」の頻度
- 1971年からのS&P500(円建て)データで過去11回。
- 約5年に1度の頻度で起こる「よくあること」。
FIRE生活10ヶ月目の生活コストと副業収益
- 家族構成:4人家族
- 生活費:20万円台前半を目標
- 副業収入:個人事業で過去最高益を更新
- 投資資金:余剰資金181万円を即投資
- 現金管理:常に200万円をキープし、超過分は投資へ
法人での資産運用と目標
- 法人資産:1000万円以上を目指して運用強化中
- 車の購入や維持費も法人で賄いたい考え。
- 支出はほぼ役員報酬と社保のみで「ミニマム法人運営」
住宅ローン金利の上昇が家計に影響
- 金利上昇により、月々の返済が約7000円増。
- 総返済額の増加は約300万円と試算。
- 現状では1%台の低金利なので、繰上返済はせずに運用優先。
投資方針:ジャスト・キープ・バイングの継続
- 「高くても買う、安くても買う」=タイミングを読まない
- 長期では複利の力がモノを言う
- 投資成績を支えるのは「時間と一貫性」
今月の積立投資とスポット購入状況
- 定期積立:18.8万円
- 法人口座でNASDAQ100をスポット購入
- 合計:181万円を投資
FIRE生活の“本当の贅沢”
- 家族全員で夕食を食べられる時間
- 子どもと風呂に入ってその日を語らう時間
- お金では買えない“自由な時間の価値”を実感
健康への投資も拡大
- 健康診断にイカメラやPSA検査を追加予定
- 費用:約5〜6万円を自己負担
- FIRE後の生活だからこそ定期的な身体チェックも大切に
読書とインプット:プライム・リーディング活用術
- おすすめ無料本:
- 山崎元『お金の増やし方を教えてください』
- 高橋洋一『会計の基本』など
- Kindle Unlimitedなら改訂版や専門書も読み放題
- 資産運用と読書は切っても切り離せない関係
まとめ:ドローダウンは成長のチャンス、時間と共に増やす資産
- 417万円の資産減少にも関わらず、投資を止めない。
- **「タイミング」より「タイム」**が資産形成の鍵。
- FIREはゴールではなく人生の新たなステージ。
- 今後も「ジャスト・キープ・バイング」の精神で進むのみ。
このような実践的で現実的なFIRE生活の記録は、多くの投資家やFIRE志望者にとって、学びと勇気を与えてくれる貴重な内容です。
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