本記事は、YouTube動画「【iFreeNEXT 日経連続増配株指数】日経平均株価よりTOPIXより守りに優れた日本株集団 守りのNISA投資信託」の内容を基に構成しています。
暴落相場でこそ真価を発揮する、日本株インデックスファンド「iFreeNEXT 日経連続増配株指数」の特徴やデータを丁寧にまとめました。守りを重視した投資信託を探している方、2025年のNISA戦略を見直したい方に必見の内容です。
目次
結論:攻めではなく「守り」が勝つ!
iFreeNEXT日経連続増配株は…
- 暴落に強く、ドローダウンが小さい
- 自己資本比率が高く、財務優良な企業群で構成
- 配当利回りと増配による長期安定リターンを狙える
- TOPIXや日経平均に比べても“下げ幅が半分”
- 「攻めないこと」が最大の攻めとなる、防御力特化型ファンド
そもそも「日経連続増配株指数」とは?
- 10年以上連続増配を続ける日本株70銘柄で構成
- 構成銘柄は年2回(6月・12月)定期見直し+臨時入替あり
- 運用:大和アセットマネジメント(日本初のNISA対応型)
指数構成の条件が厳格で、減配や上場廃止のリスクを軽減しています。
過去のパフォーマンス:TOPIXや日経平均と比較
指数 | 上昇局面の追随率 | 下落局面での抵抗力 | 年初来成績(例:2024年) |
---|---|---|---|
日経平均 | 100% | 100% | -3.0% |
TOPIX | 100% | 100% | -3.0% |
日経連続増配株指数 | 約80% | 約50% | -0.6%(2024年) |
- 過去の暴落時(例:2023年8月)にもTOPIXが-3%、日経連続増配は+0.3%
- 年単位の成績は派手ではないが、安定的な右肩上がり
なぜこれほど“下落に強い”のか?3つの理由
1. 自己資本比率が高い企業が中心
財務健全性が高く、借入依存が少ないため、信用不安が広がる局面でも耐えられる。
2. ディフェンシブセクター比率が高い
生活必需品・通信・医薬品といった業種が多く、不況時でも業績が落ちにくい。
3. 増配継続企業への信頼
投資家心理として、「この企業は減配しない」という信頼が資金流入を支える。
実例:YOC(元本利回り)9.83%の成長
- 仮に2010年に1万円投資していた場合、当初の配当は240円
- 2023年には年間配当983円(YOC 9.83%)
- 増配を続ける企業に長期投資すれば、利回りが跳ね上がる
海外ETFとの比較:連続増配は世界共通の“守りのサイン”
ETF名 | 増配年数 | 代表指数 | 下落耐性 | 利回り傾向 |
---|---|---|---|---|
日経連続増配株 | 10年以上 | 日本株 | ◎ | 中程度 |
VIG(米国) | 10年以上 | S&P500系 | ○ | 中程度 |
SDY | 20年以上 | 高配当 | ◎ | 高め |
NOBL | 25年以上 | 配当貴族 | ◎ | 中〜高 |
日本のiFreeNEXTは、米国のSDYやNOBLに匹敵する守備力があることがデータからも明らかです。
投資信託としての特徴
- 分配金あり・なしの2タイプあり
- 分配タイミング:4月・10月(銘柄構成の影響で変動あり)
- 2025年1月時点で一部減配があったが、構造上大幅減配のリスクは低い
注意点:唯一の弱点は「資金流入の少なさ」
- 優秀な指数だが、資産規模や知名度ではVOOやオルカンに劣る
- 今後さらに注目されれば“資金の壁”も解消される可能性大
10倍株の傾向と“連続増配企業”
動画後半では「10倍株」との関連性にも触れられています。
- 調査結果:連続増配を開始した企業のうち約4割が配当込みで株価10倍超え
- 例:花王、SPK、三菱HCキャピタル など
- 増配=将来の株価上昇の兆候と捉える視点も有効
バフェットの名言と守りの哲学
「投資の第一のルールは損をしないこと。第二のルールは第一のルールを忘れないこと」
- 大きく儲けるより「損しない」ことの方が重要
- 特に老後資金や生活資金と連動するNISA枠では“守り重視”が鉄則
まとめ:資産形成の基盤に「守りのNISAファンド」を
iFreeNEXT日経連続増配株指数は、成長性よりも安定性・防御力を最優先に設計された優秀な指数です。
こんな人におすすめ:
- 株価下落に耐えられる投信を探している人
- 配当重視・インカム重視の運用をしたい人
- 2025年新NISAで守りの投資信託を組み入れたい人
最後に
「攻める投資」から「守る投資」へ。
暴落にも慌てないポートフォリオを作りたいなら、
iFreeNEXT日経連続増配株指数は、今後の日本株投信の中でも注目すべき1本です。
NISA口座の“防御枠”として、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?
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