この記事は、YouTube動画「優良高配当も減益決算で暴落!成金ナンピン」をもとに内容をまとめたものです。
6月5日時点での決算発表を受けて、人気の高配当株が暴落した理由と、それでも“買い”と判断された理由、さらに他の注目銘柄についても詳しく紹介します。
結論:暴落はチャンス!?配当利回りが高まった今こそ、成長余地のある銘柄を拾うタイミング
- 減益決算を受けて株価が急落した高配当株が複数登場。
- だが、配当利回りは4%以上の銘柄が多数。
- 業績悪化は一時的と見られるケースもあり、長期保有ならむしろ買い場になる可能性がある。
目次
注目の“成金ナンピン”銘柄7選とその理由
1. 積水ハウス(1928)
- 決算内容:2025年1Q決算で営業利益が前年同期比34%減。
- 株価変動:前日比−210円(−6.5%)下落、終値は3,035円。
- 配当利回り:4.7%(高水準)
- 注目ポイント:
- 株価は高値4,000円超から大きく調整済み。
- 自己資本比率も約40%と健全。
- 株主優待あり(1000株保有で5kgのお米)
- 過去最高益予想は据え置きで、配当性向も低め。
- 購入理由:一時的な業績悪化で過剰に売られていると判断し、インスピレーションで購入。
2. 住友林業
- 株価動向:分割後も株価は調整し、4.4%の配当利回りに。
- 魅力:
- 元々は買い増し候補だったが、積水ハウスに目が行って購入見送り。
- 長期で見れば堅実な業績。
3. 日本郵政
- 株価変動:−4.8%の急落。
- 要因:郵便事業の業績悪化懸念。
- 注目点:
- 金融関連(ゆうちょ・かんぽ)も強み。
- 利回り高く、一時的な下落と見なせば買い場の可能性あり。
4. 日本郵船(9101)
- 株価変動:−4.6%
- 特徴:
- 商船三井と比較して配当利回りが高め。
- 直近で下落しているが、高配当と時価総額のバランスから再評価の余地あり。
5. スバル(7270)
- 株価変動:−5%
- 背景:
- 米国の新車販売台数減少、関税問題、円高懸念など。
- 自動車セクター全体に逆風。
- 評価:
- 短期的には厳しいが、長期投資なら割安感がある。
6. マツダ(7261)
- 株価動向:900円を回復していたが、再度4.5%下落。
- ポイント:
- 明確な悪材料は出ていないが、セクター全体の不透明感で売られている。
- 長期保有を前提にすれば検討価値あり。
7. トヨタ自動車(7203)
- 株価変動:−2.7%、株価は2,650円。
- 影響要因:合併報道などによる不安定な相場環境。
- 強み:
- 株主優待付き。
- 長期保有者にとっては着実なリターンを見込める大型株。
その他の注目銘柄
エネオス(5020)
- 株価変動:−3%
- 配当利回り:4.4%
- 特徴:
- 原油価格の影響は受けるが、増配傾向もあり安定感あり。
- ENEOSは国内最大手。最近はENECHANGEに注目が集まっていたが、見直しの動きも。
キユーソー流通システム
- 株価下落:−2.5%
- 株主優待:1000円相当の自社商品(半年継続保有必要)
- 評価:
- 下落で割安感あり。3月と9月に権利取りのチャンス。
近鉄グループHD(9041)
- 株価動向:下げ止まらず、継続的に下落。
- 配当利回り:高め。
- 株主優待:交通・レジャー関連で人気。
- ポイント:
- 高値掴みで含み損中の人も多いが、今が仕込み時か。
補足:少額から投資可能なクラウドファンディングの紹介も
動画後半では、小口から始められる不動産・船舶投資型クラファン「小槌」や「マリンタイムバンク」が紹介されました。
- 満期1年・利回り4%などの商品
- 元本保証ではないが、これまで元本毀損はなし
- 登録だけでAmazonギフト券がもらえるキャンペーンあり
まとめ:下落相場は悲観ではなく“好機”と捉えよ
- 減益決算や米国経済懸念などで株価が下がっている銘柄が多いが、一時的な要因も多い。
- 今こそ高配当銘柄に注目し、長期投資の視点でコツコツ拾うチャンス。
- 配当+優待の組み合わせを活かせば、安定したリターンが見込める。
- 現金余力があるなら、少しずつ「成金ナンピン」も有効戦略。
今後も利回りや業績、優待制度など総合的にチェックしながら、自分の投資スタイルに合った銘柄を見極めていきましょう。
コメント