
※本記事は、YouTube動画「300万を5年で1億円にした手法が意外過ぎる。『5年で1億貯める株式投資』」の内容を基に、初心者にも分かりやすく解説しています。
結論:誰でも再現可能な「新高値ブレイク投資」が資産形成の鍵
動画の主役である「けんご」さんは、元々はごく普通の会社員。しかし彼は、元手300万円をわずか5年で1億円超に育てたという驚きの実績を持ちます。しかも、途中で資金の追加投入なし。現在では3億円以上の資産を運用しています。
その秘密は、「新高値ブレイク投資」という戦略と、徹底した損切りルールの運用、そして生活の中で見つけた“気づき”を投資に活かす姿勢です。
日本で生きるには老後1億円が必要?
まず背景として、動画では日本で老後夫婦2人が困らずに暮らすには1億円が必要とも言われているという話からスタートします。
しかし、平均年収500万円で定年まで働いても、税金・物価上昇・年金の不安などから、到底1億円に届かない現実があります。だからこそ、今のうちから「給料以外の収入源=投資」が必要だと説いています。
【1】新高値ブレイク投資とは?
けんごさんが300万円→3000万円に増やした際に活用したのが「新高値ブレイク投資」。
■ 具体的な投資戦略
- 株価が過去の高値を超えた瞬間(=ブレイクアウト)で買う
- 上昇の勢いに乗って短期間で売る
- 株価が高値を更新する時は、その後に大きく伸びる傾向があるという市場の特徴を活用
■ 実例:ジーンズ(JINS)株
- 2009年末:1株39円まで下落(リーマンショック後)
- 2012年:ブルーライトカットメガネ発売→けんごさん即座に注目
- 実際に使ってみて効果を実感し、全資金を投入
- 信用取引も活用し、半年で資産は300万→760万
- 翌年には6000円台に到達し、資産は数千万に成長
「頭と尻尾はくれてやれ」という格言どおり、底や天井を狙わず「動き出した波の途中を取る」という現実的な手法です。
【2】投資に必要な損切りルール:「−8%で切る」
投資はうまくいくこともあれば、当然失敗もあります。だからこそ大切なのが損切りルールの徹底。
■ 多くの人の損切り目安
- −20%〜−30%で売る人が多いが、著者のけんごさんはこれを「甘い」と断言。
■ けんごさんのルール
- −8%で損切り
- 例えば、300万円を1銘柄に全投入し−8%になっても、損失は24万円で済む
- 残りの276万円で別銘柄に再挑戦
- 仮に4回連続失敗(−8%×4回)しても、5回目で2倍株をつかめば最終的に400万円以上に回復
実際、2023年には日本株全体3900社のうち128銘柄(約3.3%)が年初から2倍以上に成長。2〜3年スパンで見れば300銘柄以上が2倍化しており、十分チャンスは現実的に存在しています。
【3】2倍株は生活の中にある
けんごさんが人株を見つけたきっかけは、自分が実際に使って「いい」と思った商品。
例えば…
- 自宅や職場で頻繁に使っている製品やサービス
- 周囲の人が話題にしているブランド
- 店舗で人が並んでいる商品
こういった日常の気づきから企業の強みや成長性を分析することで、ぶれない投資判断ができるようになります。
例として、2024年にはサンリオ、アシックスといった誰もが知る企業も年初から数ヶ月で株価2倍を達成しています。
【4】株で失敗する人の5つの特徴
動画では、逆に「投資で失敗する人」の共通点もまとめられています。
■ 要注意な5つの特徴
- 自分を過信する
- 損切りしない
- 計画外のナンピン買いをする
- 大暴落に備えていない
- 自分で調べず、人の意見に依存する
特に怖いのがSNSの情報を鵜呑みにして投資すること。有名な投資家の推奨でも、彼らはあなたが買った後に売っている可能性があるという“出口戦略”の罠に気をつけなければなりません。
最後に:本当の敵は「自分自身」
動画は、自分の判断を過信しないこと、自分の中でルールを守ることの重要性を繰り返し説いています。
- 投資とは情報戦でありながら、最も手強いのは「自分の欲」
- 大事なのは「冷静さ」と「判断力」
動画の締めくくりでは、「勝った時こそ浮かれず、冷静に次の戦略を考えるべし」と語られています。
まとめ:資産を増やすために「戦略と習慣」が鍵
ポイント | 内容 |
---|---|
元手300万円→1億円達成 | 再現性のある手法で普通の会社員でも可能性あり |
新高値ブレイク投資 | 上昇トレンドに乗るシンプルかつ強力な戦略 |
−8%損切りルール | 小さく負けて大きく勝つための基本 |
2倍株は日常に潜んでいる | 身近な商品・企業からヒントを得る |
投資の敵は「自分」 | 感情ではなくルールと冷静さを大切に |
自分自身の投資ルールを作り、それを守る習慣をつけることで、私たちも「けさん」のように戦略的に資産を築くことができる可能性があるのです。ぜひ、あなたも今日から一歩を踏み出してみてください。
コメント