※本記事は、YouTube動画「【保存版】2025年後半に新NISAでやる事10選を総まとめ!セキュリティ対策や二番底の暴落対策も徹底しよう」の内容をもとに作成しています。
はじめに:2025年後半に新NISAで何をすべきか?
2025年も後半に入り、「新NISAをどう活用すればいいのか?」という疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。
本記事では、初心者の方でも分かりやすいように、新NISAで2025年後半にやっておくべきことを10個にまとめて詳しく解説します。
結論:新NISAでやるべき10の行動リスト
- 不正アクセス対策の再確認
- 2番底の暴落に備えた心構えと積立の継続
- 金融機関の変更を10月までに検討
- クレカ積立の還元率をチェック
- 余裕資金があれば非課税枠の活用検討
- 暴落時に備えたスポット投資用資金の準備
- 2026年の戦略を今から立てる
- 成長投資枠で配当を得るかの検討
- 将来の運用シミュレーションを行う
- 出口戦略(売却時期)をざっくり考える
1. 不正アクセス対策は今でも必須!
2025年も不正アクセス被害は依然として発生しており、楽天証券やSBI証券では以下のような対策が取られています。
- 楽天証券:ログイン時に4種類の絵文字を選ぶセキュリティ
- SBI証券:デバイス認証、FIDOスマホ認証(メールアドレス登録や専用アプリが必要)
セキュリティはどんなに小さなミスでも大きな損失に繋がるため、設定状況の確認を怠らないようにしましょう。
2. トランプショックなどに備える「心構え」が重要
トランプ氏の政策などで2025年前半には米国株が20%以上も下落。再び「二番底」が来る可能性も。
- 筆者は月30万円をSBI証券でEマキシスリム米国株式に積立。
- 暴落時も「安く買えてラッキー」と前向きに。
- 現在は運用18か月で元本540万円に対し含み益は約4%(約23万円)。
ポイントは「感情に左右されず、長期で続けること」です。
3. 金融機関の変更は9月30日までに!
もし現在使っている証券会社が不便だったり、ポイント還元が低い場合は変更を検討しましょう。
- 変更期限:9月30日まで(非課税枠未使用の場合)
- 非課税枠を使用済みの場合:10月以降に手続き
手続きの流れ:
- 旧金融機関で「勘定廃止通知書」を取得
- 新金融機関で新NISA口座の開設手続き
銀行系の対面金融機関でも低コスト商品が増えており、選択肢の幅が広がっています。
4. クレカ積立の還元率を見直そう
積立額に対するポイント還元はバカになりません。
証券会社 | カード | 年間利用額 | 還元率 |
---|---|---|---|
SBI証券 | 三井住友カードNL | 10万以上 | 0.75% |
楽天証券 | 楽天カード | 無条件 | 0.5% |
マネックス証券 | マネックスカード | 月5万円まで | 1.1% |
例:SBI証券 × ゴールドカードで月10万積立 → 750ポイント/月(年9,000ポイント相当)
5. 非課税枠は余裕資金で有効活用
- 年間非課税枠:360万円
- 生涯投資枠:1,800万円
例えば、まだ投資額が年200万円なら、余剰資金があるなら増額して非課税枠を活用するのも一案です。ただし無理は禁物。
6. 暴落時に備えたスポット投資戦略
スポット投資は「感情に左右されないルール作り」が重要。
例:直近ピークから10%下落ごとに資金を1/4ずつ投資することで最大40%の下落に対応可能。
- 自身の資産配分例:貯金50%:投資50%
7. 来年(2026年)の戦略を今から考えておく
- 積立額の変更
- 金融機関の見直し
- 銘柄変更の要否
- ボーナス投資の有無
- 家族との共有ルール
年末にバタバタしないためにも、今のうちに戦略を立てておくのが吉です。
8. 配当をもらう?もらわない?
- インデックス(オルカン、S&P500):分配金なし=値上がり重視
- 高配当ETF・ファンド(楽天SCHD、SBI SCHD):分配金あり=投資のモチベ維持
配当再投資する場合、非課税枠の扱いに注意が必要です。
9. 将来の資産シミュレーションをしておこう
【年利5%、年間40万円積立の例】
運用年数 | 元本 | 利益 | 合計 |
---|---|---|---|
20年 | 800万 | 558万 | 1,358万 |
30年 | 1,200万 | 1,558万 | 2,758万 |
非課税なら約300万円以上の節税に。
10. 出口戦略(売却計画)を今のうちから考える
一括売却はNG。コツコツ取り崩すことが最善策です。
【例:月3万円積立 × 15年 → 65歳から毎月5万円取り崩す】
- 運用なし:13年で枯渇(78歳)
- 運用あり(年利5%):21年維持(86歳)
非課税で受け取れる5万円×12ヶ月×21年=1,260万円のリターンに。
まとめ
2025年後半に新NISAでやるべき10選
- セキュリティの再確認
- 暴落への備えと積立継続
- 金融機関の変更は9月30日までに
- クレカ積立の還元率チェック
- 非課税枠の活用検討
- 暴落時に備えた資金準備
- 2026年の戦略を立てる
- 配当戦略を見直す
- シミュレーションを行う
- 出口戦略を立てておく
新NISAは「長期・分散・積立」の基本に忠実に、でも柔軟に運用することが成功の鍵です。ぜひ本記事を参考に、あなたの資産形成を一歩進めてください。
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