※本記事はYouTube動画「CISさんが勝率低いけど誰よりも勝てる理由!ここが違かった…」をもとに執筆しています。
結論:CISさんは勝率よりも「損小利大」と「判断の速さ」で勝ち続けている
株式投資やデイトレードにおいて「勝率が高い=稼げる」と思っている方は多いかもしれません。しかし、伝説の個人投資家・CISさんの勝率は3割前後。それでも数十億円規模の利益を上げ続けているのです。
本記事では、CISさんがなぜ勝率が低くても他の誰よりも勝てるのか、その理由を深掘りして解説していきます。
CISさんの勝率はわずか3割前後。それでも勝てる仕組み
まず驚くべきは、CISさんのトレード勝率が約30%前後という点です。
しかし、それでも大きく勝てるのは次のような特徴があるからです。
1. 損切りが異常に早い
- 含み損を抱えない
- 間違っていると判断したら即撤退
- 「一旦売って方向を確認してから入り直す」ことも多い
そのため「外してるように見える」ことが多いですが、実際には小さな損で済ませています。
2. エントリーし直し・ドテンが速い
- 再度ポジションを取り直すスピードが早い
- 思考の切り替えが極めて柔軟
- 「土転(どてん)」というより思考の移動が早いといえる
この判断のスピードこそが、損失を最小限に抑え、トレンドに乗る回数を増やしているのです。
勝率ではなく「リスクリワード」で勝つ
CISさんの手法は、典型的な「逆コツコツドカン」型です。
項目 | 特徴 |
---|---|
損失 | 小さい、かつ早い(コツコツ負ける) |
利益 | 大きい、トレンドに乗った時の爆発力(ドカンと勝つ) |
勝率 | 約30% |
トータル収支 | プラスで着地 |
一般的なトレーダーは「勝率」を追い求めがちですが、CISさんはトータルでいかに収益を残すかに主眼を置いています。
CISさんの特徴:リスク管理と相場観の精度
リスクは極力取らない
CISさんは「破産した」と自虐的に語ることもありますが、実際には非常に堅実なリスク管理を徹底しています。
- 大きなポジションを一発で取るようなことはしない
- 自信がない局面ではトレードを見送る
- 損失を抱える前に撤退
この慎重な姿勢が、長期にわたる安定的な利益につながっています。
相場観の鋭さ
動画内では「CISさんが先物で売った次の日に相場が上がった」とのエピソードも紹介されています。しかしその後にしっかり下げており、大局での相場観が極めて優れていることがうかがえます。
CISさんは“心が強い人”ではない?
テスタさんなど他の有名トレーダーと比較すると、「CISさんは心が強いから勝ててるわけじゃない」という印象を持つ人も多いようです。
しかし、実際はこうです。
- トレード中は感情を抑えて冷静に判断
- 普段はテンションが高くても、取引中は一切感情的にならない
- 怒ったり、物を投げたり、熱くなったりはしない
つまり「元々のメンタル」ではなく、長年の経験によって感情をコントロールできるようになったのです。
CISさんの人間関係と信頼のつながり
動画後半では、CISさんと深い関係にある「村やん」氏についても言及されています。
- ブログ時代から村やん氏はCISさんにとっての尊敬すべき先輩
- 村やん氏が困ったら、CISさんはいくらでも支援する用意がある
- 「自分が今、勝てているのは村やんさんのおかげ」と語る
このように、人間関係に対しても誠実であり、義理人情を重んじる姿勢が垣間見える内容でした。
まとめ:勝率3割でも勝てる理由はここにある
要素 | CISさんの強み |
---|---|
勝率 | 低い(約30%) |
損切り | 圧倒的に早い |
利確 | トレンドに乗った時に爆発的 |
判断 | 土転(思考の切り替え)が早い |
感情管理 | 長年の経験で冷静さを維持 |
リスク | 大きく取らない |
信念 | 相場観・方向性に自信を持つ |
人間性 | 仲間への義理を大切にする |
勝率が低いからといって負け組とは限らない。「損を小さく・利益を大きく」これが本物のプロトレーダーの手法なのです。
あなたがトレードで悩んでいるなら、勝率よりも“損切りの速さ”と“利益の伸ばし方”を見直すことが、勝ち組への第一歩かもしれません。
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