本記事は、YouTube動画「【新NISA】次に来る激熱の投資はココ!プロの投資家たちが注目している投資先について徹底解説します!」の内容を基に、初心者にも分かりやすく解説しています。
結論:世界の常識を塗り替える企業に投資せよ
単に便利なサービスではなく、「なくては生活が成り立たない」レベルで社会に溶け込んだ企業が今、世界中のプロ投資家から注目されています。特に、以下の3つの特徴を持つ企業が今後大きく成長すると考えられます。
- 人口増加国での独占的インフラ提供
- 銀行口座を持たない人でも利用可能な金融インフラ
- 業界の構造を変える革新的テクノロジー
以下に、海外投資家が注目する5社と、日本人でも投資可能なETFを紹介します。
世界の注目企業5選
1. リライアンス・インダストリーズ(インド)
- 業種:生活インフラ全般(通信、電力、ネット通販、金融など)
- 規模感:インド版のソフトバンク+楽天+NHK+Amazon+銀行が一体化したような企業
- 人口背景:インドは世界1位の人口14億人+労働人口が2倍の「人口ボーナス」
- 出資者:GoogleやMetaが数千億円単位で出資
ポイント:14億人の生活を支えるインフラ企業で、インド経済の成長とともに爆伸びが期待される。
2. アディエン(オランダ)
- 業種:グローバル決済プラットフォーム
- 特徴:世界中の決済システムを1つのAPIで処理可能に
- 主要取引先:Netflix、Meta、Spotify、Uber、Booking.com
ポイント:世界各国のバラバラな決済システムを1本化できることで、グローバル企業にとって不可欠な存在。
3. メルカドリブレ(ブラジル)
- 業種:南米版Amazon+物流+決済アプリ
- 強み:独自決済アプリ「メルカドパゴ」により銀行口座を持たない人(13億人以上)もEC利用が可能
ポイント:南米で金融インフラが整っていない層へのアクセスに成功し、EC+物流+金融を一社で完結。
4. シー・リミテッド(シンガポール)
- 業種:東南アジア向けEC、ゲーム、金融
- サービス:
- EC:Shopee(東南アジア版Amazon)
- ゲーム:Garena(FreeFire)
- 決済:SeaMoney(銀行口座不要の送金・支払アプリ)
ポイント:東南アジアのデジタルインフラをすべて押さえる勢いで成長中。
5. ゼロ(ニュージーランド)
- 業種:クラウド会計ソフト(マネーフォワードのグローバル版)
- 特徴:
- 世界中の通貨・言語に対応
- 会計士・税理士がいなくても高度な財務管理が可能
ポイント:多国籍企業の経理・会計業務の効率化を推進し、既存の会計業界構造を変えつつある。
日本人が買える注目ETF3選
1. EPI(WisdomTree India Earnings Fund)
- 対象:インドの利益重視の400社で構成
- 比較対象:ニフティ50(インド時価総額トップ50)
- 特徴:企業の「人気」ではなく「収益性」を重視した構成
ポイント:新興国の中でも経済成長が顕著なインドの中堅・優良企業に広く投資できるETF。
2. EMQQ(The Emerging Markets Internet & Ecommerce ETF)
- 対象企業例:メルカドリブレ、シー・リミテッド、グラブ、カカオトーク、ジュミア
- 特徴:
- 新興国のネット&ECに特化
- 金融インフラ未整備地域の成長取り込みが狙える
注意点:コロナショック後に急騰した反動で現在は株価が大幅下落中。リスクとリターンが大きい。
3. IXN(iShares Global Tech ETF)
- 構成銘柄例:Microsoft、Apple、Visa、SAP、Salesforce、Oracleなど
- 特徴:デジタル社会の基盤インフラに投資
- 過去5年のリターン:S&P500を上回るパフォーマンス
ポイント:今日紹介したような「社会の基盤となる企業群」に米国中心で投資する手段として最適。
世界の当たり前を塗り替える投資先を選ぼう
動画の締めくくりでも触れられていた通り、「S&P500」や「全世界株式」だけを眺めていても投資の面白みは見えてきません。個別の企業がどんな問題を解決し、どんなインフラを担っているのかを知ることは、投資判断の納得感やグリップ力を高める上で非常に重要です。
特に次のような特徴を持つ企業に注目すべきです:
特徴 | 具体例企業 |
---|---|
生活に溶け込んだ存在 | リライアンス、メルカドリブレ |
人口増加国での展開 | シー・リミテッド、EPI、EMQQ |
インフラを一変させる技術 | アディエン、ゼロ、IXN |
まとめ:未来を変える企業を見つけて、ETFで投資する選択肢も
今回紹介された5つの企業のうち、日本人が個別に買えるのは2社(メルカドリブレとシー・リミテッド)だけ。ですが、ETFを使えば間接的に注目企業に投資することは可能です。
今後の資産形成を考えるうえで、成長性のある国や業界に注目し、分散された投資先であるETFを活用するのは有効な選択肢です。
自分のお金をどこに投じるべきか——それを考える上で、今日紹介された企業とETFは強力なヒントになるでしょう。
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