※本記事はYouTube動画「権利目前も暴落で大注目!オススメ高配当銘柄」を基に執筆しています。
結論:暴落局面はチャンス!インペックスを筆頭に高配当原油株に妙味あり
6月の権利確定直前、原油関連株が突如として下落。この一時的な急落により、配当利回りが上昇し、魅力的な投資タイミングが到来しています。
特に注目すべきは「インペックス(1605)」。原油価格の下落により7%近い急落を見せましたが、配当利回りは4.5%超、自己資本比率は65%、時価総額2.5兆円と、安定性も抜群。今回はこのような割安感のある高配当銘柄を中心に、注目株5選を紹介します。
インペックス(1605)|配当利回り4.5%、今が絶好の買い場
- 事業内容:原油・天然ガスを中心としたエネルギー資源開発
- 直近株価:2,000円を割る水準まで下落(最大7%下落)
- 配当情報:年間配当90円(6月権利は45円)
- 配当利回り:約4.5%
- その他特徴:
- 類似配当政策あり
- 国が大株主で安心感あり
- 自己資本比率:65%
- 株主優待:400株以上でグレードアップ
インペックスは戦争や原油高騰の恩恵を受け、年初来高値を更新してきた銘柄。しかし、イスラエルとイランの停戦報道により原油価格が下落、それに連動して株価も大きく下落しました。この下落により一気に配当利回りが上昇し、長期保有を前提にした投資家には好機です。
石油資源開発(1662)|5分割後で買いやすくなった資源株
- 事業内容:国内外での石油・天然ガス開発
- 直近株価:6%近い下落
- 配当利回り:4%以上
- 特徴:
- 株価は直近安値圏
- 株式5分割で購入ハードルが低下
- 今期業績はやや厳しめの予想
- 減配リスクもあり注意が必要
インペックスをすでに多く保有している投資家にとって、ポートフォリオの分散先として検討したい銘柄です。配当利回りは一定水準を維持していますが、決算内容次第では注意が必要です。
コスモエネルギーホールディングス(5021)|配当利回り5.3%の高配当株
- 事業内容:石油元売・再エネなど多角的に展開
- 配当利回り:5.3%
- 株価推移:当日で4〜5%の下落
- 特徴:
- 配当性向:50%前後
- 長期的に見ても割安感あり
- 株価はやや高めだが、10株単位での保有も可能
テレビCMなどでもよく目にするおなじみの企業。資金に余裕があれば主力株として、少額であれば単元未満株での分散投資もおすすめです。
ENEOSホールディングス(5020)|業界最大手、堅実な増配基調
- 配当利回り:4%前後
- 直近株価:小幅な下落
- 特徴:
- 国内最大手のエネルギー企業
- 増配傾向あり
- 割安感と配当のバランスに優れる
安定した配当と業績の堅調さが魅力。大きな値動きはないものの、保有安心感と手厚い配当で長期投資に向いています。
出光興産(5019)|株価は手頃、配当利回り4%以上
- 株価:約870円
- 配当利回り:4%超
- 特徴:
- 株価は長期的に見ても割安圏
- 自己資本率はやや低く、配当性向も高め
- 株主優待あり(500株以上)
株価が安く、少額投資が可能な点が魅力。ただし、優待取得には500株必要なため、優待目当てならハードルはやや高めです。
その他注目銘柄と話題
動画後半では、高配当ではないものの話題となった銘柄として以下が挙げられていました:
- アドバンスクリエイト:カタログ優待が人気だが、業績悪化で株価下落中
- マクロミル(Macromill):ボラティリティ高く投機的性格が強い
- ラストワンマイル:話題の“1株優待”騒動で株主が激増→後日併合へ
これらの銘柄は高配当株というよりは、話題性・ネタ株的な側面が強いため、リスクを取れる方限定で検討してもよいかもしれません。
投資のヒント:暴落局面での買い方と心構え
- 暴落はチャンスだが、焦らないこと
- 分散投資と長期視点を意識する
- 高配当=安心とは限らない(業績・配当性向を確認)
- 権利確定日後の“権利落ち”でさらに安くなる可能性あり
特に今回紹介された原油関連株は、原油価格や地政学リスクに左右されやすい業種です。したがって、一時的な下落は必ずしも悪材料ではなく、むしろ利回りが高まるチャンスと捉えることもできます。
まとめ
銘柄名 | 配当利回り | 特徴 |
---|---|---|
インペックス | 約4.5% | 国策銘柄・類似配当方針・優待あり |
石油資源開発 | 約4% | 5分割で買いやすく・業績やや不安 |
コスモHD | 約5.3% | 高配当・割安感あり・CMでおなじみ |
ENEOS | 約4% | 国内最大手・増配基調・安定性抜群 |
出光興産 | 約4% | 株価安め・優待は500株〜 |
暴落局面でも慌てず冷静に判断し、財務・配当性向・長期的なビジネスモデルを吟味して投資判断することが重要です。とくに6月権利確定銘柄は、残りわずか数日で配当を狙えるタイミングでもあり、今からでも検討の価値があります。
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