【新NISA対応】国内ETFを買う唯一の理由【投資信託 vs 国内ETF vs 米国ETF】

2024年4月4日

「初心者向け！ETFと投資信託の基本と選び方」

はじめに:

投資を始めたいけれど、「ETF」と「投資信託」の違いがよくわからない、そんな初心者の方向けに、これから分かりやすく両者の違いとそれぞれの魅力を解説した動画になります。

ETFとは何か:

ETF（Exchange-Traded Fund）は、株式のように証券取引所で売買される投資信託です。

例えば、「1557　SPDR® S&P 500® ETF（SPY）」や「1655　BRJ iShares S&P 500 ETF」といったS&P500に投資するETFが日本で人気です。

これらは、S&P500というアメリカの代表的な株価指数の動きに連動するように設計されています。

投資信託との違い:

通常の投資信託は、証券会社を通じて間接的に多様な資産に分散投資する仕組みです。

ETFはリアルタイムで価格が変動し、市場で直接売買が可能ですが、投資信託は日に1回、決められた時間に基づいて取引されます。

具体例を用いた説明:

例えば、S&P500に連動するETF「1557」に投資した場合、市場が開いている間に価格が変動し、そのタイミングで売買を行うことができます。

この柔軟性がETFの魅力の一つです。

一方で、投資信託は、例えば毎月一定額を積立投資することが可能で、これは定期的な資産形成に適しています。

なぜ「1557」と「1655」を選ぶのか:

1557と1655の国内ETFを選ぶ大きな理由は、日本の税制の優遇措置や取引の利便性にあります。

また、これらのETFは日本国内で容易に取引できるため、海外のETFと比較して手続きが簡単であるという利点があります。

日本のETFと米国のETFの違い

上場市場: 米国ETFは米国の証券取引所に上場しており、国内ETFは日本の証券取引所に上場しています。
税制: 米国ETFの配当には30%の源泉徴収があり、確定申告をすることで一部が還付される場合があります。国内ETFは、特定の条件下で外国税額控除を利用して手続きを簡単にすることができるものもあります。
通貨: 米国ETFはドル建てでの取引になり、為替リスクを考慮する必要があります。国内ETFは円建てで取引されるため、為替リスクは直接はありません。
取引時間: 米国の市場の開場時間は日本時間の夜間になるため、日中に活動する日本の投資家にとっては取引のタイミングが異なります。国内ETFは日本の証券取引所の開場時間内で取引されます。
取扱いの便利さ: 国内ETFは国内の証券会社を通じて簡単に取引できますが、米国ETFを取引するには外国株式取引サービスを提供している証券会社を利用する必要があります。
多様性: 米国の市場には、さまざまなセクターやテーマに特化したETFが豊富に存在します。国内市場にも多様なETFが増えていますが、その数や種類は米国市場に比べると限られています。
費用構造: 米国ETFは一般に信託報酬が低い傾向にありますが、取引手数料や為替手数料を考慮する必要があります。国内ETFの信託報酬は米国ETFに比べるとやや高いものの、取引手数料が無料である場合も多く、確定申告が不要な商品もあります。